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架空戦国伝  作者: 佐村孫千(サムラ マゴセン)
第2章 群雄割拠編
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01.プロローグ

さて、設定もある程度整ったところでいよいよこれから始まる物語のプロローグを進めていきましょうかね。


この国で初めての武家政権である三浦幕府が開かれて数百年になる。

しかし、この物語の舞台である現在では各地の守護大名が相次いで独立し、内乱が勃発していた。

13代将軍である三浦祐晴は、そんな戦乱の時代に将軍として就任を済ませたばかりである。


とはいえ、将軍家である三浦家は完全に権威を無くしたわけではない。

各地の大名たちは最高権威の将軍家に逆らう事を皆が禁忌として考えていたからであろう。

しかし、祐晴が就任した頃からその権威も衰退を辿り、その領地を侵そうと周辺大名たちが考え出したからである。


それに対し、将軍守護職と呼ばれる役職を代々持っている白河家も将軍家を擁護する利点を感じなくなっており、隙あらば他の大名家のように将軍家の領地をぶん取ってしまおうと考えていた。

しかし、白河家は初代将軍代より長きに渡って従っていた事もあり、家臣団とくに重臣と呼ばれる身分の者からの反発は間違いなくあるだろう。

どちらを取ってもあまりにも危険が大き過ぎる選択肢で白河家も頭を悩ませているのが現状だ。


そして白河家と同盟関係にある志太家は、周囲の大名家から狙われている状態がここ数年続いており、戦になると同盟国である白河家から援軍を度々依頼しなければ滅亡しかねないほど貧弱な国力である。

志太家は白河家に依存している為、白河家にとって危険となる行動は志太家滅亡の道に直結していると言えよう。


ーー果たしてこの乱世を終わらせる事ができるのだろうか

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― 新着の感想 ―
[良い点] 織田信奈の野望が好きなので、この作品は自分に合っていました。この小説は架空の戦国武将モノなので展開が全く読めない所が素晴らしい。続きが気になります! [一言] 今後も頑張ってください。
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