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架空戦国伝  作者: 佐村孫千(サムラ マゴセン)
第4章 家督相続編
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04.侵略計画

信常は、新兵器である爆弾の発明作業に取り掛かっていた。

村上家で採取可能であった素材が領内で代用可能な物が無いか日々研究を行っていた。


ある日、その素材に非常に近い物質が扇山城の隣国に位置する黒子城くろこじょうに存在するという噂を耳にし、訪れることとなった。


挿絵(By みてみん)

※黒丸が黒子城


黒子城くろこじょう

大名である鳥居景望とりい かげもちの居城。

城下周辺には広大な水田が広がっており、兵糧の生産量は全国一を誇る。

備えとして莫大な兵糧を城内に備蓄しており、不作などの対策は万全に取られていたという。


鳥居景望とりい かげもち

黒子城を居城とする大名。

代々所有している広大な水田を用いて兵糧を大量に栽培する。

不作などの年は備蓄した兵糧を領民達に惜しまず振る舞うなど名主であったとされる。

他国との干渉を嫌い、一切の同盟には応じない姿勢を徹底しており、脅威となる存在には戦争も辞さない構えを見せている。


その結果、村上家でしか採取されていなかった物質が黒子城の領内に存在していたことが判明した。

しかし鳥居家は他国との交渉を行う事を良しとしない大名家であり、交渉したところでまともには取り合ってくれないであろう。


祐村

「交渉の決裂は火を見るより明らか。では当家がその領地を奪うのみぞ。早々に白河殿と大月殿の兵を集めて戦の支度をするがよい。」


祐村は、黒子城を攻略すべく兵を集める準備に取り掛かった。

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