07.志太家の外交
侍大将となった義藤は、外交政務にも携わることになった。
現在、志太家では外交政務は吉江貞勝が担当しており、今回は義藤が貞勝の補佐として配属された。
・吉江貞勝
志太家家臣。
志太家政務団長で内政、外交業務を担当している。
軍略以外では志太家で右に出る者はいないというほどの策略家であり、前回の将軍家による大月家討伐を辞めさせるように仕向けた実績がある。
義藤とは同郷という事もあってか関係は非常に良好である。
貞勝
「さて義藤殿、今日より外交政務に関係するようになったが今後の志太家はどのようにすれば良いかお主の考えを聞かせてはもらえぬか。」
外交政務に携わるようになった義藤に貞勝は早速質問した。
義藤
「現状では桐丘島の大月家の動きが気になります。村上家と繋がっている噂も聞きますゆえ、仮に村上家に従属されたとなれば当家にとっての脅威となりましょう。さすれば大月家が動く前に当家からも使者を派遣し、当家に加えて白河家とも同盟を三国間で結ぶのが良いかと思われます。出過ぎた事かも知れませぬが、祐村様にも一度検討頂きとうございます。」
義藤は志太家の現在置かれている状況をはっきりと理解しており、それでいて的確に同盟を組むなどの具体的な対応策を考えていた。志太家と大月家、白河家と大月家と三カ国間で同盟を組むことで村上家からはそう簡単に手出しはできぬであろう。
貞勝は義藤の意見に賛同し、早速祐村に提案を行ったところ採用となり、大月家との外交を開始することになった。





