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架空戦国伝  作者: 佐村孫千(サムラ マゴセン)
第5章 祐藤の野望編
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55.米村山の戦い(戦後処理)

米村山の戦いは志太軍の勝利に終わった。


・米村山の戦い結果

志太軍

羽村貞道→米村山城を攻略

口羽崇数→貞道と共に米村山城を攻略


村上軍

坂上元兵衛→天守にて自害

村上長継→村上城へ退却

杉康虎→志太軍に捕らえられた後に解放


この戦いにより村上島は、ほぼ志太家の領地となった

残すは村上長継の居城である村上城のみである。


挿絵(By みてみん)


だが、志太家による村上家攻略は目前にまで迫りつつある中で懸念されている点が存在していた。

先の戦で志太軍の本陣まで単騎で斬り込みに突入した杉康虎の存在だ。


祐藤

「残るは村上城のみであるが、村上軍には杉康虎が将として構えておる。あやつは侮れぬ男ゆえに一筋縄ではいかぬじゃろうな。」


祐藤は眉間にしわを寄せた顔つきで呟いた。

しかし、一時は捕らえていた康虎を解放させたことについては後悔した様子ではなかった。


祐藤

「儂はあの男ともう一度戦ってみたいと思って解放したのじゃ。次にあやつと会えるのが楽しみでな。」


康虎の主君を想う気持ちに祐藤は心を打たれていたようである。

過去の戦においてこれほど主君の忠誠を貫き通す武将がいたであろうか。

祐藤は康虎の心意気にただただ圧倒されるばかりであった。

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