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猫にひかれて異世界生活  作者: PYON48
第一部 猫に引かれて異世界へ

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68/939

50 エピローグ

「ところで、クロ。

 山賊団っていつ来るんだろう?」

「さあ、台風といっしょでそれたりするんじゃないの?」

「だったらいいのにね」


 ぼくたちは日常生活に戻る。

 ご飯をつくって、猫の世話をしてって生活だ。


 でも、ここは追い出されるんだろうな。


 まあ、教皇とかいうのも追いかけてこないし…


 ゆっくりと旅の準備でもしよう。


 猫たちがいっしょなら、楽しい暮らしになるだろう。


 シャールとニャーニャもついてくるって言って聞かない。

 それは僕についてきたいのではなく、猫たちにメロメロってことなんだけど…

 もう、ニャーニャは猫たちのモフモフの虜だ。

 猫たちも彼女たちにはなついている。


 それから、もうひとりのメンバー。

 猫忍のミニューさんだ。

 ニャーニャたちより少し年上…

 17歳とか言ってたけど、やっぱり子供だ。

 猫忍だけあって小さくて身が軽い。

 今はシロが全滅させた人たちの後始末に走ってくれている。

 賠償とか大丈夫かな。

 ミニューさんは大丈夫だって言ってくれたけど…

 まあ、この世界の先輩としてたよりになる人だ。


 クロやシロとも話はしてある。

 二匹ともぼくが決めればいいという。

 アヤトにまかせるよって。


 牛に引かれて善光寺参りか…

 お寺の近くに住む老婆が牛に布を取られ、取り戻すためについて行ったら善光寺に至って、信心に目覚めたって話だ。

 誰かについていったら、思いの他いいことが起きたときに使うことわざだ。


 ぼくの場合は猫に引かれて異世界生活ってとこだろうか。

 牛じゃなく、猫に引かれてるんだ、きっといいことしか起こらないはずだ。


 ここに来れたことを猫たちに感謝しよう。


 そう思いながら、膝の上の茶色を撫でる。

 ゴロゴロと喉を鳴らす茶色。

 そして…

『なでなで が LV9になった』って脳内アナウンス。

 嬉しいことにまたゴミスキルのレベルがあがったのだった。


                          第一部 了

 


第一部終わりました。うまくまとまったでしょうか?

第二部はなぜかだらだらとした恋愛小説になりそうです。

引き続き、猫に引かれて異世界生活をよろしくおねがいします。

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