表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
猫にひかれて異世界生活  作者: PYON48
第一部 猫に引かれて異世界へ
5/939

05

「アヤトの願いを叶えてやろうよ」

「うんうん…わたしたちを助けてくれたんだからね」

「猫の恩返しだね」


 僕のまわりで誰かが話している…


 夢????


 ぼくは目をあける…


「アヤトは僕たちと離れたくないし、僕たちもアヤトと離れたくない」

「うんうん…」

「僕たちも離れ離れになりたくない」

「うん…いっしょにいたい」


 まわりを6匹の猫に囲まれている。

 体がうごかない…金縛りってこんな感じ?

 意識ははっきりしているのに…


「アヤトはずっと僕たちをモフモフ、ナデナデしてたい…」

「アヤトはいまの仕事が好きじゃない…」

「そして、アヤトはかわいい嫁がほしい…」

「いまの生活に満足していない…」


「そうだね。じゃあ、あれしかないよね」

 クロが言うと、他の猫も全員うなづく…


 あれって???

 おい、何をするつもりだ!


「じゃあ、やるよ。

 みんな力を合わせて…」


 だから、なにをするんだ!

 声がでない…

 体もうごかない…


 猫たちを結ぶように青白い光りが走る…

 それは、魔法陣みたいな模様を書いていく…


『猫魔法!異世界!転送!』

 猫たちが声を合わせる…


 異世界転送だって???

 やめろーーーーー


 でも、僕たちは青白い光につつまれる…


 まわりからその光が消えたとき…

 景色は僕の部屋ではなく、僕と6匹は草原に転移していた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 〉『猫魔法!異世界!転送!』 爆笑!(^o^) 字面が最強www [一言] 初カキコ 今からボチボチ読ませて頂きます。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ