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神殿にたどり着く。
そんなに大きな建物じゃない。
小さな教会といったところか。
門の前には、石像…
あれっ、これっ…
猫???
あらゆるところに猫の像がある…
入口の左右や屋根の上…
どういうこと…
もしかして、ここでは猫が神様ってこと?
とりあえず、だれかに話を聞きたい。
この世界がどんな世界か?
僕と猫たちが暮らしていけるのか…
ぼくは神殿の扉をあける…
木造のホール…
その中央にぼくの世界ではシスターって感じの服装の女性…
それと白い鎧の騎士…なぜか頭に猫みみのついた兜をかぶっている…
「何やつ!」
騎士は剣を抜いて、僕に近づく…
声や顔つきから女性騎士だってわかる…
かなりの美人だ。クールな雰囲気のアイドル級美少女…
それにとなりにいるシスター風の美少女…
この子もアイドル級…天使と言ってもよいかもしれない。
清楚でかわいい子だ…
ぼくは手を肩の上くらいにあげて敵意がないことを示す…
「あの、怪いものじゃないです。
この世界にとばされて…」
そのぼくのあしもとから、クロが前に出て騎士を見上げる…
「ニャー」
クロが鳴き声を上げる…
ぼくを守ってくれようとしているのか…
でも、クロの力じゃ騎士には勝てないだろう…
「あの、こっちのはぼくの猫…
黒いからクロです」
騎士の動きが止まる…
そして、剣をしまう騎士…
シスターもこっちに走ってくる…
そして、ふたりでクロの前にひざまづく…
「ニャニャー様、お待ちしていました」
驚く僕の足元で二人は床に頭をつけてクロにひれ伏した…




