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猫にひかれて異世界生活  作者: PYON48
第一部 猫に引かれて異世界へ

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 神殿にたどり着く。

 そんなに大きな建物じゃない。

 小さな教会といったところか。


 門の前には、石像…

 あれっ、これっ…

 猫???


 あらゆるところに猫の像がある…

 入口の左右や屋根の上…

 どういうこと…


 もしかして、ここでは猫が神様ってこと?


 とりあえず、だれかに話を聞きたい。

 この世界がどんな世界か?

 僕と猫たちが暮らしていけるのか…


 ぼくは神殿の扉をあける…


 木造のホール…


 その中央にぼくの世界ではシスターって感じの服装の女性…

 それと白い鎧の騎士…なぜか頭に猫みみのついた兜をかぶっている…


「何やつ!」

 騎士は剣を抜いて、僕に近づく…

 声や顔つきから女性騎士だってわかる…

 かなりの美人だ。クールな雰囲気のアイドル級美少女…

 それにとなりにいるシスター風の美少女…

 この子もアイドル級…天使と言ってもよいかもしれない。

 清楚でかわいい子だ…

 ぼくは手を肩の上くらいにあげて敵意がないことを示す…


「あの、怪いものじゃないです。

 この世界にとばされて…」

 そのぼくのあしもとから、クロが前に出て騎士を見上げる…

「ニャー」

 クロが鳴き声を上げる…

 ぼくを守ってくれようとしているのか…

 でも、クロの力じゃ騎士には勝てないだろう…

「あの、こっちのはぼくの猫…

 黒いからクロです」


 騎士の動きが止まる…

 そして、剣をしまう騎士…

 シスターもこっちに走ってくる…


 そして、ふたりでクロの前にひざまづく…


「ニャニャー様、お待ちしていました」

 驚く僕の足元で二人は床に頭をつけてクロにひれ伏した…

 

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