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Papers, Please
「Papers, Please」
ふと、そんな声がどこからか聞こえた気がした。
寝坊した朝のように意識がはっきりしない。今、何時だ…?
「hum?…あー、あー。書類の提出をお願いします。」
だんだん頭がはっきりしてくる。
目を開くと、白いスーツのようなものを着た男がパソコンのようなものに向かい合いながら何か話していた。
書類?役場に何か提出しに来たところだったろうか?…しかし、何を?
「ぁ…ぅ…」
なぜか声が出なかった。そして体も思うように動かなかった。
おかしい。
異常なことが起きている。
しかし、そのときの自分にはそれに抗おうとする気力がなぜか沸かなかった。
・・・・・
「まだ残っている…みたいですね。」
残っている?何を…?
そう疑問に思うも、男は彼を無視した様子でどこかに連絡を取り始める。
しばらくすると、地面に突然穴が開き…彼はそのまま吸い込まれるようにして落ちていった。
見切り発車開始。プロローグは基本短めで進めていきたいなぁ。




