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私の守りたいもの…  作者: みみちゃん
すべての始まり
6/8

一時の幸せ。

それからしばらくして父の株を騙されとられるといったこともあったが一時の平凡な日々が始まった。

この株の話は私が悪かった。相手の言うことを鵜呑みにしてしまったから。

詳しい話をしたいけどこれは私の心の中に閉まっておきます…

この頃になると私の事業もそこそこ売り上げなど上がってきたため贅沢は無理だけど並の生活はできるようになりました。

父が一番気にしていたおばあちゃんも店に来るようになり本当に普通の生活だった。

父がいなかったとき私はおばあちゃんとよく会話をしました。

よくおばあちゃんは私に父は保証人にならなくてよかった。

すべては長男が悪いと言っていました。

ここでもフォローではないけどすべて長男が悪いかはわからないことです…

ただおばあちゃんはそう言っていました。

ただおばあちゃんは長男の家に住んでいたのでそれ以上のことは言わなかった。

それでも私のところに来るといつもニコニコ私にしゃべりかけていました。

父がいるときは父を二人で長話をしていました。

本当にどこにでもある普通の生活だった。


いつくらいか忘れたがある時期になるとおばあちゃんが来なくなった。


私も気にしていたが父はもっと気にしていたようだった。

おばあちゃんが毎週通っていた病院をよく見にいっていた。

それでもおばあちゃんに会うことはできなかったようだ。


あるとき父の妹から店に電話があった。

私が電話をとったのだが…

内容は…

おばあちゃんは老人ホームに入っていると。

話を聞けば老人ホームに入ってから数ヶ月たってからの連絡。

それもおばあちゃんが父の顔を見たいといったから。

妹というのもこのときは長男に雇ってもらっていたので父のことをよく思っていなかった。

それでも老人ホームに入ったならそれくらい教えてくれてもよかったのにな。

仲が悪い父が悪いといわれればそれまでかもしれませんが。

その話を父にしました。

もちろん場所なども伝えました。

父は黙っていました。

悲しそうな顔で黙っていました。


聞いた次の日に老人ホームに家族でいくことにしました。


あんなおばあちゃん見たくなかったな…

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