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私の守りたいもの…  作者: みみちゃん
すべての始まり
5/8

決別。

うる覚えだがたしか寒かったな~…

私は頭が悪いため家の近所で自営しております。

自営といってもみなさまが想像しているような自営ではございません。

かっこよく言うと自営。

世間一般でいうと二ートというものでしょうか…

一人で店でぼけーっと父の帰りを待っていた。

3時間くらいしてからかな~…

父が帰ってきた。

顔は真剣そのものだった。

帰ってくるなり母を呼び出し家族での話し合い。

まず最初に断っておきますが父がすべて正しいわけではございません。

もちろん父が悪い話もあると思います。

ただの結果論です。

これから会社を立て直すために借金をする。

それの保証人に父にもなれと言われたのです。

もしだめだったときその借金を払えるような額ではなかった。

それでも父は悩んだそうだ。

ただ…父の頭によぎったのは…

長男の性格だった。

たしかに今回の出来事で長男はがんばっていた。

だれの目から見てもがんばっていたと思う。

私もすごいと思っていた。

ただ父の目から見れば少し違ったようだ。

今まで散々いびられてきたことや性格など。

お金の面では長男にそっくりなところ…

ならないと思うが万が一を考えると…

私がいうのもなんだが父は本当に家族思いな人間なのだ。

自分の気持ちだけなら保証人になりたいと思ったらしい。

けど、家族のことを考えるととてもなれなったようで…

もちろん身内なら保証人になれよ!と言う方もおられると思います。

実際そうかもしれません。

ただ父は断った。

そうすると会社は辞めてもらうといわれたそうです。

そして父は会社を辞めた。

帰り際に次男に、おまえは身内の縁を切るんだな。と言われた。

父はそれならそれでいいと言った。

そして帰ってきてこのことをは私に教えてくれた。

これからは身内はいないものだと思えと。

ただ父にはおばあちゃんが健在だった。

そちらのほうだけ気にはなっていたようだが。その話はまたあとで。

その話をして父はこれから給料もなくなるから生活が苦しくなるかもしれないけど家族みんなでがんばろうと言った。

小さいながらも私が商売をしていたのでそちらをがんばろうと。

もちろん家族みんなでがんばろうと誓いあった。

お金のめんではしんどいことがたくさん出てくるかもしれないが家族みんな仲良く平凡な日々が来るものだと思っていた。

父も母も私も…

本当に保証人になんてならなくてよかった。

これからあるさまざまな出来事を考えると…


このときくらいから父は胃が痛いと言い出していた…



今回の話を読んで気分を悪くした方もおられると思います。

父が悪いと思った方もおられると思います。

もちろん私自身それが間違いのない選択だったとは思っておりません。

正直わからないです。

気分を害された方申し訳ございません。


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