新しい国 ≪ 独立国家サチ ≫の誕生
独立国家は、正式にサンブック政府から認められ、新しいスタートを切ったばかりだった。
山奥の広い土地では、若者たちが自分たちの手で国を作り直していた。
田んぼづくりとエネルギー作り
「ねえ、《クワロボ1号》、もっとここ掘って! 水がたまらないと米が育たないよ!」
そう言いながら、若者のマコト(17歳)は汗だくで田んぼの土を掘っていた。ロボットも一生懸命働き、ゆっくりと畦を作っていく。
隣ではユミ(16歳)が自作の小さな風車を調整していた。
「これで電気が生まれるはず! 夜もライトがつくようになるんだ」
彼女の目はキラキラしていて、周りの仲間たちもワクワクしながら手伝っていた。
新しい“学校”の始まり
サチは広場に集まったみんなに向かって言った。
「学校? そんなの“育ちたい人間”が自分で選べばいいと思うの」
その声に、みんなが笑いながら拍手をした。
カイトも続ける。
「ルールはたった一つだけ。“他人を傷つけないこと”。これさえ守れば、自由でいいんだ」
若者たちの反応
SNSやテレビはこの話題で持ちきりだった。
「さちの学校、自由すぎワロタw」
「自分で選ぶって最高じゃん!」
「いじめられないなら、私も行きたい」
「ルールがシンプルなのが逆にすごい!」
「でも、自由すぎて逆に難しそうw」
「こんな国、僕らも作りたい」
「クワロボたちも相変わらず愛嬌あるなw」
「“他人を傷つけない”って、なんだか当たり前だけど大事だよね」
サチは山の上の自分の家で、夕焼けを見ながらつぶやいた。
「完璧じゃない。でも、それでいいの。ここには“希望”があるから」
カイトが隣で小さく笑う。
「そうだね。問題はたくさんあるけど、それをみんなで解決していくんだ」
新しい国はまだまだこれから
そうして、独立国家の若者たちは、自分たちの手で未来を作り始めた。
笑い声が田んぼに響き、ロボットの動く音が山にこだまする。
まだまだ未完成だけど、確かな一歩。
これからどんな未来が待っているのか、誰にもわからない。
でも、彼らはみんな一緒に歩いていく。




