王の責任
力魔星
ベルゼブブからの任務で力魔星で情報収集をしている「コノ 月」彼女は力魔星もと副代表国コムラドーラーゼンとともに行動していた。
こんな状況で戦争するなんて、内乱状態をなんとかするためとはいえ王は何を考えているのでしょう、
もともとこの星はこんな貧しい星ではなかったのですよ、こうなってしまったのは私の責任でもあります、
それはあなたがこの星の副代表だった時のことですか?良ければ教えてください、
私の選択によりこの星は貧しくなった私があの時素直に諦めていればこんなことには、
あの時ああしていればそんな風に考えれるだけ素晴らしい君はもう同じ間違えを繰り返すことはないからね、私のマスターがそう言ってくれたのですラーゼンさんあなたの過去は私にはわかりませんでもあなたは悪い人ではないことはこの星で少しの間行動してわかりましたよ、では私はこれで戦争準備のため本国に帰国します、
お待ちをどうか魔帝殿にこの星をよろしくという旨をそれと私がかあなた様にした罪を反省し謝罪していると伝えてください、
コムラドーラーゼンは全てを心にしまい込んで罰を受けている人の声で言った、今まで多くの人のつらい声を聴いてきたのだろう、彼の犯したことは道徳的には正しいかもしれないでもそのせいで多くの人が苦しんだ彼はこれから一生背負いつづけなければいけない、それは上に立ち失敗したものの責務だ。
地球・魔幸国
お帰り月、どうだった力魔星はごはんとか美味しかった?
優、私は遊びに行ってたんじゃないですよ、でも力魔星はごはんとか美味しかった、
それを遊んできたというのです、まったくこれから戦争する星でよくそんな、
いいではないですか思、張り詰めるのはよくないですから、
優しいのねベルゼブブいつものあなたなら思と同じこと言うのに、
何を言っているのですかルシファー、下等な霊長どもならそうでしょうが同じ家族にそんなことさせませんよ、怠けすぎなあなたと違い
何ですってベルゼブブ私がいつ怠けているというのですか、
はい皆そこまで、月また長旅をさせてしまいすまない
いえご心配痛み入ります、今回の旅でよくわかりましたなぜ力魔星は強い星なのにあんなにもスラムがあるのかマスターのこともわかりました、
ちょっと待って月マスターのことっていったい、
これからマスターから説明があるので静かにしなさい愛、
心ありがとう、今回俺が月に力魔星の情報収集を任せたのはおれの私情だ、俺がこの星で作られたことに関係があると思っているからだ、ベルゼブブ
はいマスター、まず一つめにこの星から一番近尚且つ星力が高い星だからです、二つめに何故か力魔星は我が星を過剰に敵対視していたこと、三つめにこれが一番大きいのですがマスターは光魔星の研究により作られ使命を受けているこの研究に力魔星もかかわっている可能性が高いことが理由です、
ありがとうベルゼブブいま話したとおり俺はおそらく光魔星によって作られただからそれにかかわっている可能性があるなら力魔星の王から吐かせる必要があると思っている、だから俺は単身で乗り込み王を打つ、だから具体的な戦術は全てベルゼブブとトウジョウたちに任せる、心達はルシファーの指示のもと戦ってほしい、あとは各国がどう動くかだ、月力魔星はいつごろ宣戦布告してくるかわかるか?
はい、おそらく今日明日当たりには、
よし、宣戦布告がきたらすぐに地球連合会議を開くベルゼブブ任せた、俺は宣戦布告され次第力魔星に乗り込む、いいかくれぐれも油断するな相手は疲弊しているとはいえ、元は大星だよろしく頼むみんな。
はいお任せをマスター
さてこれからどうするかな、戦術とかわからないから諸々押し付けたけど
まぁ俺はとりあえず力魔星の王から情報を聞き出して殺し戦争終結に持ち込む、
この時の俺は浅はかな考えだった自分が何のために作られたのかもっと考えるべきだったそしていつか思い出す自分の本当の正体を、
地球連合会議
本日の議題は力魔星からの宣戦布告、もう一週間もすれば総攻撃が始まる我が連合国はいつでも動けます、各国現状を
待ってレイブン殿、議長はどうしたのだベルゼブブ殿、議長なしでは議論できんぞ、
魔帝は戦争準備が忙しく今回は主席なさらないそうです今回は戦争における作戦の立案実行について我々で考えるようにと言われております、
なるほどわかりました我が大帝国もいつでも動けるように待機しています、
我が法皇国も準備はできていますが戦争ということで民衆のが暴動を起こす勢いがあるのです、
我が公国も民衆の不安はあるが正当な理由により士気は高い、
我が魔幸国も大丈夫です、最後は連邦国ですが、トランペ殿どうですか
我が軍が前線に出る、ベルゼブブ殿は我が軍とともに前線で戦ってもらい、連合国は状況を見て援軍を、おそらく星に直接上陸してトップの首を落とすまで戦争は終わらないその間の防衛は法皇国、公国に任せる、そして持久戦にむけ帝国は待機しつつ民の保護、こんなところか魔幸国の考えは、
まぁおおむねそんなところです流石トランペ殿、星同士の戦争をよく知っている宇宙法によりますと、戦争終結は相手の代表国トップの首を取るまた戦争の継続不可能な状態にし降伏させる、あとは宇宙連の判断です、このことからトップの首を狙うのが一番被害が少ないよって我が軍と連邦国軍で力魔星上陸を狙うのが妥当です
いいだろうその作戦でなら我が軍も出す、
決まりですね、我が連合国はこの星に上陸したものを倒せばいいのですね了解です。
残りの細かな作戦は各国独自に動いて防衛するといった感じです、
まて、我が公国と法皇国が星の防衛だと力魔星の戦艦に太刀打ちできるとでも、まえの第一地力戦争の時より多少性能はいい戦艦や飛行船をそろえてはいるが流石に力魔星に通じるかわからない、まさか我が国と法皇国をつぶさせる気か、
ご安心を我が魔幸国が力魔星に対抗できる戦艦や飛行船をこの地球連合に寄付しますこれによりどの国でも貸し出しを許可します、自国で研究しても構いません公国と法皇国には今日中にとりあえず百機づつ送ります我が国の分はなくなりますが勝つためです、それに魔幸国には操縦できるものは限られておりますなので公国と法皇国に任せたいのです
良い了解したそれでいこうそれなら我が法皇国の暴動も抑えられる素晴らしいベルゼブブ殿
その条件なら断れないとわかってのことだろう俺は貴様が嫌いだベルゼブブ殿そして魔帝とかいうガキも嫌いだ、
それは俺も同じ意見だアングラウス殿貴様と初めて気が合ったよ、
このピりつく空気の中初めて連邦国の首脳と公国の首脳が本当の意味で気が合ったのだ、皮肉にもそれはかつての冷戦時代からは想像できなかった光景があった、人というものは共通の敵を倒すために団結するものだきっとこの関係はこの星がトップになるまで続くがそのごまた争うのだろうしかしそれまではこの星に生きる者同士で強く団結するだろう。
さて勝負だ力魔星