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アニメ感想の部屋(2022年以前)

空前絶後の大豊作 2022年春アニメ感想

作者: fuuku

2022年春アニメが終わりましたね。

私はなろう系・異世界物のアニメが特に好きで、それを中心に楽しんでいました。

皆さんはいかがだったでしょうか?


本格レビュワーの方と比べると数は少ないですが、なろうエッセイをお借りし、いくつか紹介と感想を書かせて頂きます。(ネタバレはなるべく抑えます)

個人的な満足度という形で点数付けもします。私の中では50点いまいち、60点まあまあ、70点良作、80点名作って感じです。

個人的に作画よりストーリーが合うか重視する傾向があり、個人的満足度で評価すると同時に、作画やアニメの演出が良く、より多くの視聴者に薦められると思った作品はおススメ度と、2つの基準で評価する方式を取ります。

「乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です」

個人的満足度 80点 おススメ度 ☆4


乙女ゲームのクリアー特典が欲しい妹からゲームの攻略を押し付けられた主人公。課金も使って徹夜でクリアーするが、その疲れで転落死し、乙女ゲームに似た異世界へ下級貴族の庶子リオンとして転生する。ところがそのゲームが浮島あり、ロボあり、戦闘ありで高難易度、さらには女尊男卑の大変尖がったゲームだったため危機に陥るが、転生前に課金で手に入れていたロストアイテム、ルクシオンと出会うことで運命を変えていく。


今季は個人的に大豊作で見るアニメが多く、なかなか1つの作品を複数回視聴できなかったですが、この作品だけはテレビ視聴後、必ずニコ動やニコ生でツッコミ入れながら繰り返し見てました。とにかく面白いです。

主人公が特徴的で癖があるんですが性格の良さと悪さが同居して共感しやすいです。さらに無双クラスの強さなんですが、行動にツッコミを入れてくれるルクシオンの存在で非常にバランスが取れています。そしてサブキャラ達も1人1人に思惑があって魅力があり、生きている感があります。

それ程予算をかけてないのか作画が良くなかったのが惜しい所。この作品は内容が素晴らしいので作画が良くなれば無職転生に迫る話題作となったはず。個人的は作画はそこまで気にしないし楽しむ分には問題ないのですが、やはり話題になった方が最後までやってくれる可能性高そうですし。そう、この作品なろう版の原作も既読でしたが、最後の方もめちゃ面白いです。(久しぶりになろう版も見返しましたが熱い展開に涙してしまいました)

ぜひ2期を越えて最終章まで作ってほしい所。まずは本棚を空けて書籍版買って応援します。

あと原作者三嶋先生の作品の面白さが世に知れ渡ったと思うので、これを機にぜひ前作「セブンス」もコミカライズ、アニメ化としてほしい所です。(こちらは書籍全巻持ってます、設定上序盤の登場人物が多いためか日の目を見てませんが序盤を越えれば大変面白くなる作品です)



「RPG不動産」

個人的満足度 70点 おススメ度 ☆3.5


きららの漫画原作作品。田舎から都会に出てきた魔法使い風色琴音。RPG不動産というお店に就職し、仕事を通じて街の人々と交流を深めていく。

井上喜久子さんの娘のほの花さん初主演ということで見始めたんですが、なかなか面白かったです。まず主人公の琴音がセクシーで可愛い。そしてOPとEDがとても良く、世界観やキャラデザが柔らかく見ててほっこりします。

ストーリーとしてはお客のニーズに合わせた不動産を紹介するという流れなのでやや単調な印象もありますが、シリアスな展開もあり、ラストは怒涛の展開で締めてくれました。

不動産業のお仕事物ということもあってか、かわいいキャラが時々ビジネスライクなことを言うのも面白いですw

いっそお客さん騙して事故物件を押しつけるとか、ナニワ金融道並みにえぐくすればもっとすごい作品になるかも。いやきららアニメに何を求めてるんだ(笑)



「本好きの下剋上」(3期)

個人的満足度 75点 おススメ度 ☆4


現代社会で本が好きだった女性、本須麗乃。彼女は念願の図書館の就職が決まった日に亡くなり異世界の貧しい一家の娘マインに転生する。その世界はお金持ちでないと本は手が出せないため、庶民でも本が読める世界にしようと一念発起、病弱な体と戦いながらも様々な商売や技術を生み出していき、成り上がっていく。


基本的には淡々とマインが行動を起こしていく話なので戦闘シーンとか動きのある演出はそれほどないですが、飽きがくるかというとそうではなく、主人公マインの顔芸や暴走が毎回のようにあってそれに振り回される周囲がなごめて面白いです。

3期は10話と少ないながらもマインと家族の大きなターニングポイントを迎える所になっており、涙腺にくるものがありました。

長期シリーズなので今後どうなっていくのか楽しみにしています。



「骸骨騎士様、只今異世界にお出掛け中」

個人的満足度 70点 おススメ度 ☆4


オンラインゲームを遊んでいた主人公が、ふと目覚めたらゲームの中のアバターキャラ、アークとなっていた。骸骨の姿をしており、魔物と間違えられないよう普段は鎧に身を包みながら異世界を謳歌する。その中でダークエルフのアリアンと出会い、人族にさらわれたエルフ達の救出に手を貸していく。


この作品はストーリーとしてはそれほど奇抜でないと事前に聞いていたのであまり期待してなかったのですが、大変良かったです。

昨年放送された、月が導く異世界道中でも感じた異世界+時代劇要素をとことん昇華させた感といいますか。シンプルだけど中途半端にせず、作画も演出もとことん突き詰めているから面白いんだと思います。あと1話からセクシー要素が強いですが、1話で終わらず2話以降もほぼ毎回やってくれたのが大変良かったです、キャラデザも好みでしたし。

ただ最後の2話はセクシー要素は少なかったのはもったいなかったと思いました。話が単純なのでそれがないとどうしても飽きが来るんですよね。ともあれ丁寧で面白い作品としておススメできます。



「勇者、辞めます」

個人的満足度 65点 おススメ度 ☆3.5


魔王軍から人類を助けた勇者レオだったが、その強さから人々に恐れられ、居場所を失う。放浪の末、かつて自らが倒した魔王軍に行き、勇者を辞めて魔王軍に入ろうと採用面接を受けるのだった。


この作品の特徴の1つを言うと、ビジネス書を物語にしたというか、異世界お仕事物という感じです。レオと魔王達の交流の中で、魔法や特殊能力と言うよりは実際の現代ビジネスで活用されるテクニックが描かれます。なので地味ではありますが、なかなか勉強にはなって良かったです。

それだけ聞くと凡作みたいですが、決してそれだけでなくストーリーは入念に伏線が張り巡らせられており、後半どんでん返し的な急展開を見せてくれます。ぶっちゃけ序盤のストーリーなんてほぼダミーみたいなもんです。個人的にはそこまで乗れなかったので点数は高くしてませんが、続きは原作でという作品が多い中、起承転結が大変綺麗でした。人によっては名作と感じる人もいるのでは。ぜひ最後まで見て判断してほしい作品と思います。



「史上最強の大魔王、村人Aに転生する」

個人的満足度 65点 おススメ度 ☆3


かつて世界を支配した魔王ヴァルヴァトスはある事情から、村人の子供アードに転生する。そこでエルフの少女イリーナ、サキュバスの少女ジニーらと交流しつつ自身の強大な力と向き合いながら魔法学園で青春の日々を送ることになる。


よくある女の子の可愛さを楽しむタイプの異世界物。それを期待すれば安定して楽しめると思います。ヒロインとしてはアードに一途に自分を見てほしいイリーナと、ハーレムを許容するジニーということで差別化ができています。個人的にキャラデザはあまり刺さらなかったですが、ヒロイン同士がぶつかり合うなどそれぞれ芯があって魅力が出せていたストーリー展開でした。

異世界人が転生するというスタイルは魔王学院の不適合者や失格紋のアニメで既にありますが、後半転生前の異世界が舞台となる展開は独自性が出せてたと思います。

ただラスト2話はやや強引にたたんだ印象があります。でもそこまではしっかり面白かったし、女の子が可愛い作品を作ればいいやという守りに入らず、攻めに行ったことは評価できるかもしれません。

最後の命に関する決断は、勇者辞めますと表裏の関係になってるなと個人的に思いました。



「処刑少女の生きる道(バージンロード)

個人的満足度 80点 おススメ度 ☆4


日本から転生してきた異世界人。彼らはその能力でかつて世界を滅ぼしかけた、「迷い人」という存在であった。世界の危機を避けるため陰ながら迷い人を処刑する「処刑人」であるメノウは、日本人の少女アカリを処刑しようとするが、彼女のとある能力で失敗してしまう。アカリを処刑するため、彼女を討滅できる場所、ガルム大聖堂へ2人は旅立つのだった。


前クールで楽しんだ現実主義勇者のラジオMCを頑張ってた佳原さんが準主役声優をされてたのがきっかけで見始めました。ダン街以来のGA文庫大賞ということでシナリオに期待してましたが、序盤は正直同じガンガン系列の看板作品、某ナナしゃんの漫画と、リゼロを足して2で割ったような印象であまりオリジナル性を感じませんでした。和洋折衷の世界観は良かったんですけどね。

印象が変わったのは中盤。アカリの真実におお!!と思わせてくれました。メノウがアカリに情が移って処刑に悩むような作品と思ってましたが、事はそう単純ではなかったです。キャラ演出や戦闘演出についてもスタッフが慣れたのか中盤以降どんどん良くなった印象。日本語が入り混じる戦闘演出は独自性あって見ごたえありです。エンディングはこれからだ!的だったので2クールで見たかったですが無理やりまとめるよりは良いと思います。2期を期待ですし原作も買いたいと思いました。



「盾の勇者の成り上がり SEASON2」

個人的満足度 85点 おススメ度 ☆4


大学生、岩谷尚文は、世界に混沌をもたらす災い「波」と戦うため、剣・槍・弓・盾の四聖勇者の1人盾の勇者として異世界に召喚される。しかしとある事情から、仲間に裏切られ、国から迫害される状況に陥る。しかし持ち前の機転と、少女ラフタリアを始めとする新たな仲間達との出会いを機に、底辺から成り上がっていく。2期では新たな災厄「霊亀」との戦いが描かれる。


1期は初回スペシャル合わせると26話のボリュームで描かれ、満足度90点超えで今まで見てきた数々のアニメでも特に好きな作品、特にBGMや世界観が素晴らしいです。イベントや舞台版も行って楽しんでました。

書籍版も持っていてアニメはWeb版でなく書籍準拠ですが、2期はかなりテンポを速くしているためキャラによっては描写は浅かった印象。特に尚文以外の三勇者やエクレールが薄かったです。シナリオ面も成り上がりと言うテーマが1期で一区切りついたせいか、盛り上がりという意味では難しかったと思います。

とはいえ元の期待値が高いからそう見えるだけで、欠点があるのは他のアニメも同様。減点方式でなく加点方式で見ると、MMOゲーム的演出、かつてゲームのクランをまとめてた尚文の混成軍の指揮、幼少ラフタリアの復活といった見どころ満載。新キャラ絆やオストも書籍ではそこまで刺さらなかったのですがアニメでかなり好きになりました。OPEDはスレイヤーズ、シャナなど数々の名作ラノベ監督をされた渡部さんの演出でかっこよく、EDの後ろ姿とか何度も見返しました。(1期の水彩画演出のEDも大変良く他作品と差別化できる部分なのでいつか復活してほしい所です)

ラストバトルも良く涙出ましたし最終13話も各キャラの裏エピソード的な話が語られましたが2期が1つの作品としてまとまった感じになって大変良かった。三勇者の出番が少なかったのは中途半端に出すより2期で活躍するキャラ達の1つの映画・物語として2期は描かれていたのかなと思いました。なにより序盤のテンポが速く話が進んだおかげで決定済の3期ではあのキャラの登場やあのキャラの活躍が見れる!楽しみです。

アニメ外に目を向けても公式ラジオの生配信が大変楽しかったです(5月放送分で投稿を採用して頂きました)映画異世界かるてっとも盾勢うまく溶け込めていて面白かったですが放送時期が重なったことでその話題もできて良かった。ラフタリアとフィーロの声優さんがプライベートでも仲良い上MCも上手いので終始安定の面白さでした。

余談ですが空想科学読本の柳田先生のyoutubeメンバーシップに加入していまして、ラフタリアが10歳から18歳くらいの見た目に急成長するのにどれだけ食べるべきか質問したら回答頂きました。

恒温動物は食べた量の2%成長するので仮に10日で成長したとすると1日100キロ常人の77倍食べる必要があるそうです(^^;)お子様ランチでは無理なので異世界の魔物や動物の栄養価が高かったと見るのが妥当でしょうね(笑)



「魔法使い黎明期」

個人的満足度 60点 おススメ度 ☆3.5


魔法学校に通う生徒、セービルは過去の記憶を失っていた。彼に学長は反魔女派勢力が強い王国南部への特別実習を命じる。同行者として黎明の魔女ロー、秀才少女ホルト、獣落ちクドーといった個性強い面々が同行し、彼らは実習先である真実を知ることになる。


最も評価に困る作品。まず作画は独自性があって、世界観が良いです。登場人物の男女比も良い。主人公が記憶喪失で能動的に動くタイプではないので感情移入しにくかったですが、その分サブキャラの動きを楽しんでいました。世界を賭けて戦う話と言うより村を舞台にしたこじんまりなストーリーなのは欠点と捉えるべきか独自性と捉えるべきか。他の異世界物でよく見る既視感というものがこの作品には少なく独特の雰囲気を楽しめていたのでもっと高評価にするつもりでしたが、最終話は割とある展開だったので低めの評価とします。「ゼロから始める魔法の書」と繋がっているそうなので先にチェックしておけばより楽しめると思います。かつて見たキャラが成長して出てくるというのは嬉しいでしょうし。



ここまでが、小説家になろう連載作品や異世界ファンタジー系の作品で、この先はそれ以外のアニメを取り上げます。


「かぐや様は告らせたい」(3期)

個人的満足度 80点 おススメ度 ☆5


名門校、秀知院学園。その副会長、四宮かぐやと会長、白銀御行はお互いに想い合ってるものの、妙なプライドが邪魔してお互い告白することができていない。いつのまにか2人は告白を「負け」と捉え、いかにして相手を告白させるかの頭脳戦を繰り広げるようになっていた。


シリアスとギャグが混じった大人気ラブコメ作品の3期。こういった作品はマンネリ化するケースも多々ありますが、この作品は全然そんな心配なかったです。1話1話に多種多様のアニメならではの演出を取り入れており、最高のラブコメアニメを作ってやるというスタッフの気概を感じた作品でした。ストーリーとしてはそんなに進んでいませんがラストで1つの区切りを迎えられて良かったです。



「SPY×FAMILY」

個人的満足度 70点 おススメ度 ☆4


隣り合う西国オスタニアと東国ウェスタリスの間では仮初の平和が保たれていた。西国の凄腕スパイ、黄昏は東国の政治家、デズモンドに接触しようとする。デズモンドは人前にめったに姿を現さないため、彼の息子が通う名門イーデン校に娘を入学させることに。そこで孤児院出身の少女アーニャ、事務員ヨルと、形式上の家族を作り上げる。ところがアーニャは心が読める能力、ヨルは凄腕の殺し屋という秘密を抱えており、3人はそれぞれ秘密を隠し合う偽装家族として交流していく。


今季覇権クラスで話題になったコメディ作品。作画が凄かった上、演出もOPEDで表情を出す箇所と出さない箇所を使い分ける所とかセンスを感じます。登場人物もヨルさんとアーニャが大変キャラが立っていて魅力を感じました。ただシナリオ面で、コメディを越えてギャグになってるのはやや違和感。メイン3人以外の登場人物も今の所そこまで魅力を感じないですし。ただ、原作も大人気だそうですしまだ1クール目。10月からの2クール目に期待しつつ長い目で見ていきたいと思います。それぞれの秘密が明らかになった時何が起こるか注目したいです。アニメの主役は大体10代か20代前半までの年齢ですが、少子化で視聴者の年齢層が上がる中、今後こういった親子が主役のアニメが増えていってもいいかもしれません。



「トモダチゲーム」

個人的満足度 70点 おススメ度 ☆3.5


主人公、片桐友一は幼少時から母より「金より友達」と教えられてきた高校生。ある時、クラスメイトで集めていた修学旅行費が盗まれてしまう。その後仲の良いクラスメート4人と共に拉致され、「トモダチゲーム」というゲームに参加させられる。そこでクラスメート4人の中に、修学旅行費を盗んだ「裏切り者」がいる可能性と向き合うことになる。


ジャンルとしてはデスゲーム的な作品。こうした作品はゲームの内容に粗が出るとつまらなくなりますが、この作品はどちらかというとゲームの内容より登場人物の狂気が面白く、どちらかといえばギャグ風に楽しんでいく作品な気がします。

1話は演出がいまいちと感じ正直切ろうかなと思っていたのですが、2話から少し良くなり中盤第3ゲームに突入するあたりからどんどん面白くなってきました。そこまで奇抜な要素があるわけではなくB級テイストな作品ですが1クールに1つはこんな作品があると楽しいです。



「カッコウの許嫁」

個人的満足度 70点 おススメ度 ☆4


高校生、海野凪は、自分が「取り違え子」というのを知らされる。本当の両親との面会前に、これから許嫁と会うが気が進まないという女子高生、天野エリカと交流する。その後両親と面会するが、その席にエリカもいた。そう、エリカこそ凪と取り違えられた子であり、凪の許嫁であったのだ。さらに凪が思いを寄せる瀬川ヒロと、実妹と思ったら義妹だった海野幸も絡んできて、恋の四角関係物語が始まる。


キャラ1人1人に芯があってなかなか面白いですが、内容としては割とオーソドックスに作られたラブコメ作品なので、どっちかというとラブコメ初心者の方が刺さるかもしれません。家族の話を描くという意味では取り違え子というのはうまい題材だなと思いました。ストーリーとしては無難に続いていくのかなと思ってたら10話で衝撃展開におお!と思わせてくれました。連続2クールということで今後が楽しみです。



「デートアライブⅣ」

個人的満足度 85点 おススメ度 ☆4


謎の生命体「精霊」が出現し空間震という災害が発生するようになった世界。

高校生、五河士道は精霊と交渉し、世界と精霊を救う術を聞かされる。それは精霊とデートをし、デレさせることで精霊の力を封印するというものだった。


私は今回の4期から見始めました。ストーリーを知らないので展開についていけるか不安でしたがめちゃくちゃ面白かったです。

この作品を語る上で外せないのがハーレム要素です。精霊と呼ばれる女の子がどんどん仲間に加わっていきます。なので女の子の可愛さを楽しむ系のアニメなのですが、その分話が複雑でなく、途中から入りやすかったです。

あとSAOや、とある魔術のような長期シリーズでは新キャラの話では旧キャラの登場は削除されがちですが、デアラは出番こそ減るもののあくまで登場はさせる所にポリシーを感じました。ぞろぞろと女の子達を連れ歩く様が、なんか大名行列というかモルモットの行進と言うか、シュールな面白さを感じます。そして時々入るギャルゲー的演出が初見の私には大変衝撃でした。登場人物が真面目な顔してバカバカしいことやる様子にツッコミざるをえません(笑)

さらに言うとハーレム物ということで当然ご都合主義要素はあるのですが、女の子が嫉妬したりと芯を感じる要素があるのはプラスポイントでした。原作もなかなか深い作品らしく、いずれ読むつもりです。

そんなわけですっかりハマって1期2期と見終えて3期の序盤まで見てしまいました。4期から制作スタッフが変わったようで今までのシリーズの評価は必ずしも高くないようですが、これはこれで別の味があって楽しめてます。



以上が最後まで見終えた作品です。以下の作品も6話までは見たので載せておきます。


「まちカドまぞく2丁目」

個人的満足度 省略 おススメ度 ☆3.5


RPG不動産と同じく、きららの漫画原作作品。多魔市に住む女子高生吉田優子(シャミ子)。突然闇の一族の末裔としてまぞくの力に目覚め、闇の始祖リリスの指示で光の一族の末裔、千代田桃に勝つため奮闘する。


1期は見てなかったのですが数年前、ニコニコ流行語大賞として「シャミ子が悪いんだよ」という2次創作から生まれた言葉が大賞になった授賞式が面白く、興味持ち2期から見始めました。決してつまらないわけではないのですがシリアスな消えた家族を追う話が2期から入った身としてはやや難しく6話で視聴を終えました。熱心なファンには好評だったようですが好きな人はシャミ子と桃のやり取りがたまらないんでしょうね。私の場合、女の子同士が仲良くするのを楽しむ属性があまりないのかもしれません。(処刑少女やRPG不動産もそういう作品ですが、主に別の要素を楽しんでました)不快になるような要素はなく普通に見れる作品なので合う方にはおススメです。



2022年春アニメを総括しますと、個人的には空前絶後の大豊作クールと言ってもいいかもしれません。元々数年前まではそんなにアニメを見ていなかったのもありますが、15作品の視聴は私の人生歴代1位でした。(紹介アニメ以外だとダイの大冒険も見てるので全16作品)特に今期は中盤勢いが落ちるどころか、より面白くなった作品が多かった印象、そのせいで切ろうとしても切れない嬉しい悲鳴でした(笑)

なろう系・異世界アニメについては前期は小休止のクールだったと思いますが、今期はバリエーション豊かで数多い割にどの作品も何かしら光る物があって良かったです。特に無職転生や転スラといった、なろう累計ランク上位作品の力を借りずにここまで充実した作品群にできたのは異世界物の作品人気が定着しつつある証明だと思います。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました!

よろしければ、気軽に評価頂けるとありがたいです。

(ご意見や好きなアニメなど教えて頂けると嬉しいです)


異世界アニメ中心に、他クールのアニメ感想も書いています。タイトル横のリンク先「アニメ感想の部屋」からもどうぞ。

2022年冬

https://ncode.syosetu.com/n5352ho/

2021年秋

https://ncode.syosetu.com/n4774hl/

2021年夏

https://ncode.syosetu.com/n7426hg/

2021年春

https://ncode.syosetu.com/n0975hc/

2021年冬

https://ncode.syosetu.com/n9472gw/

2017年夏

https://ncode.syosetu.com/n7876gx/

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[良い点] 作者様との好みの違いや、視聴が被っていない作品もありましたが、興味深く拝読させていただきました! 『勇者、辞めます』は本当に、原作もこれで完結なのでは? というくらい綺麗に纏まってました…
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