エピローグ:無職を超えた先に
「クロニクル、大セイコー! みんな、お疲れ様ぁ!」
「「お疲れ!」」
「最重要ボスも倒して、最上位ギルドに顔覚えられて、イベントポイントも大量獲得……と。もう、実質勝ちだろこれ」
本日は9月30日。
二週間にわたって続いたクロニクルイベントの最終日で。
未だ皇都では戦いが繰り広げられているであろう中、既に多くのものを得たという彼等は余裕をもって祝勝会に興じ。
商品棚を改造した別の卓では、ガラの悪い盗賊さん達がしゅわしゅわ金色の液体で満たされた杯をもって乾杯する。
人間種の初期開始地点、通商都市トラフィーク。
大通りの一角に存在するこじんまりとした二階建て家屋……食料品店【黒鉄】は、本日記録的大盛況。
……しかし、いつの間に居酒屋に形態変化を?
「オイルミエこの女郎」
「いきなりご挨拶だね、店主君。折角、奇数週にも拘わらずこんなにお客さんがいるのに」
「客層が違いすぎだろ! いつの間にそういう店になったんだウチはぁ!?」
彼のお店は、偶数週と奇数週で形態が違う。
これは、私がこの世界に来てすぐの頃の話だけど。
ある日を境に、特定の商品が爆発的ヒットを催したことで。
このお店は、閑古鳥なく食糧販売店の奇数週と、業務用含め多くのお客さんでごった返すピート専門店の偶数週へと分岐したわけで。
今週は奇数週。
本来はお客さんなんて殆どいない中の繁盛なのに、なぜか彼は怒り顔だ。
「もう……アレだ。この際、商品棚をテーブルにしてやがるのは良い。いつものメンツもまだ良い。何だ? あの人相悪い奴ら」
「店主君に言われたらおしまいだね」
「あ゛?」
「ううん。―――彼等は、盗賊さんだよ。色々とお世話になってるんだ」
「……盗賊?」
「そう、盗賊」
私の返しに。
彼は一瞬「あぁ」と、人相の悪さに納得したように頷き。
「―――世話って何だ! お前何しでかした!? そういう店じゃねえって言ってんだろ!」
「人聞き悪いね。只のお友達さ。別に、このお店がガサ入れされるような事にはならないから安心して良いよ」
「何一つ安心できねぇ」
呆れたように、諦めたように。
二十人余りの彼等へ、心配そうな視線を送る店主君だけど。
「焼きリンゴ、アップルパイ、タルトタタン!」
「林檎尽くしだァ!」
「うめ……うめ……」
そもそも、最初に考えるべきだよね、それ。
お店に通しておいて、料理まで振舞っておいて、落ち着いてきた頃にようやく疑問を抱き始めてる時点で本気なのかも怪しい所だよ。
で……盗賊さんは甘い物がお好き、と。
レイド君達って甘党なのかな。
何も悪さしそうにないし。
問題ないよね、これなら。
「美味いじゃねえか、このピートジューース」
「そうっすねぇ、全く。うーーむ。うまし」
「舌鼓というのは、こういうモノでうつのでしょうな。ゲームの食事などあまり期待してなかったのですが……これは、なかなかどうして悪くない」
さっきから彼等が飲んでいるジョッキ……黄金色のしゅわしゅわも、ノンアルコールだし。
何も問題になる要素はない。
倫理、モラル。
全部オールオッケーさ。
先の戦い。
何でも、12聖天との戦いで勝ち目もなく、敢え無く散ったレイド君だけど。
その後のクロニクルでは団員達を指揮して他の上位ギルドらと協力しつつ、片端から市街で暴れ回ったらしく。
今回の取得GPは、なんと全ギルド中一位の快挙。
ランキングの一番上にも堂々と乗っちゃって、掲示板でも話題になっているらしい。
今迄100位圏外だったギルドランクも、大幅に上げそうとの事だ。
「ふへへ……今まで何で気付かなかったのかねぇ? 俺たちが大量のGPを持ってれば?」
「ポイント欲しさに、獲物が~~?」
「「くーるーー」」
「って事によぉ。こりゃあ、忙しくなりそうだ」
「……なぁ、ルミエ。本当に大丈夫なんだよな?」
「多分。害はない……強い異訪者……異訪者……NPC……うん。普通のNPCさんには害はない……、筈」
「―――おい」
勿論、彼等は狩猟目的以外でギルドの順位に興味ないだろうから、やけに嬉しそうなのはおよそそういう事だろうけど。
会話から探るに。
もしかして、これからは積極的にランキング上位を目指したりもするのかな。
嬉しそうな彼等の様子を目に。
私もまた、こくりこくりとソレを呷る。
独特の旨味と炭酸の刺激を持つ飲み物は、シードルに近い風味。
後天的に追加したわけじゃなく、発酵によって得た炭酸の刺激はまた異なる味わいがあって良い。
「分かるかな? 発砲の質感が全然違うんだよ」
「分かってたらヤバいだろ」
「未成年飲酒してるって事だしね」
「というか、店員さーん? あっちのテーブルうるさすぎなんですけどぉ。どうにかして? あとシャーベット追加で」
「私も。ダブルサイズで」
店主君の【料理家】レベルがまた上がっちゃうね、コレは。
「今回で思い知ったけどよ。あの人たち、マージで対人型特化なんだよなぁ」
「あぁ。こと人型に対しては、本当にヤバい感じだ。全員が全員、難度の高い致命攻撃を完全にマスターしてるようなもんだからな。それも、今回の戦果に直結したんだろ。七海が沢山いるようなもんだ」
「あんな小汚い人達と一緒にしないで?」
私がクエストを完遂し、皆がここは任せてを遂行したあの日。
ユウトたちが枢機卿を討伐した丁度そのころ、骸骨の軍勢は灰となって消えたらしく。
しかし、すぐにまた出現。
一日に数万単位で出現し続け、現在まで至っているという。
メタ的には、術者が居ないからもう出現しない筈なんだけど、イベントの為に最後まで出してくれてるって事なんだろうね。
「―――結局よ。あの軍勢は枢機卿が操ってたって認識で良いんだろうが、本当に地底神アリマンってのは復活する可能性あったのか?」
「どうなんだろうね。ネットの情報とか見ると、結局教皇庁に入れたPLなんて殆どいなかったみたいだし、そうなると枢機卿を倒せない訳だし」
ユウトやワタル君、ネットの考察によると。
今回のクロニクルの根本であるほねっこ大量発生は、ノワール枢機卿が起したもので、それは住民やPL……特に、PLという強力なリソースを大量に贄として捧げることで、大神を復活させようとしたものだったとか。
PLの死亡数がカウントされてたのもそういう事かもだし。
もし、ユウトたちがノワール枢機卿を倒せていなかったらという話になるけど。
「その場合、最終的に教皇庁から出て来て最終決戦とかになったんじゃないか? レイドボスとして」
「……かも?」
「なるほど、あるかもなァ」
その可能性は大いにあるね。
で、その戦いにすら負けたら―――果たして、どうなってたのかな。
「創世神がどれだけヤバいかにかかって来るよねー」
「今の段階で勝てるとは思えませんね。レイドボスの位階で言えばⅤ……神淵級以上は確実ですかね」
「んう? そんなのがあるのかい?」
「……知らないのね」
「ルミさんだしな。えと、現時点で、ボスの討伐難度は一から五までで区分けされてて、上層、中層、下層、深層……神淵って感じです」
知らなかった。
私がボス討伐をまるで経験してないのもあるかもだけど。
「それをも超えるⅥかもって事なんだね? 復活した大神様は」
「いずれ本当に戦えるかは怪しいですけど」
「大体はフレーバーテキスト上の存在だからね、ゲームの神様って」
「復活したら、そのままの意味で世も末だろうからな。んじゃ、宴もたけなわになってきた所で、そろそろお待ちかね―――」
「ルミちゃーーん! そろそろこっちきてお酌してくれさーーい」
「「さーーい」」
「……すまん、ちょっと急用が出来た」
「俺も」
「ボクも」
「だから、そういう店じゃねえんだって……はぁ」
愉しい時間は、永遠と続くかのように。
賑やかなままに過ぎていくよ。
◇
「準備中……と。うし。んじゃ、ちょっくら出てくるからな。抜かるんじゃねえぞ」
「店番くらいで大袈裟だね。お客さんが来るかも分からないのに」
「……。お前が何しでかすか、まーるで分からねえからだよ。帰ってきた時に、店そのものが無くなってないとも限らんからな」
「それはもう追い出すべきじゃないかな」
「かもな。んじゃ、頼むぞ、看板娘」
買い物カバンを手に、大通りへと繰り出していく店主君だけど。
私は、彼の言葉に首を傾げる。
「娘って年ではないよね」
祝宴も良い調子のままにお開きとなり、皆が帰宅、或いはログアウトした後。
お店の在庫を殆どなくし。
今日の自分のご飯にする予定だった食糧まで出してしまった店主君は、仕方なくお買い物へ。
その様子を見送った後。
私は、店番用の揺り椅子にもたれかかり、キコキコ。
……こういう椅子も。
どちらかというと老婦人が―――お婆さんとかが、膝に猫を乗せて寛いでいるような感じだ。
私の御婆様もそんな事してた記憶あるよ。
「ふむ。やっぱり、娘って感じじゃないね?」
キコキコ……、キコキコ……。
暫く、イベントが続いていた影響もあるかもだけど。
久方ぶりだね、こういうの。
静寂に包まれた部屋の中、閑古鳥さえ泣かない店の中で、私はゲームの中とは思えない程現実的でゆったりとした時間を満喫する。
……………。
……………。
「……………うむ」
お祭り騒ぎのその後で……、己以外が誰もいなくなった空間で。
覚える、一抹の寂しさ。
大勢の眼を灼くような荘厳さを、己には不要なものだと考えて……。
名声を投げだして、故郷へ戻ってきて。
しかし、誰もいない暗闇に在っては寂寥感を覚える。
「ふふ……、難儀なものだね?」
「……………」
「ひとりでまったり過ごす時間は、嫌いじゃないんだ。けど、孤独っていうのはまた別でね? 人間って、そういうモノなんだよ」
人は、生まれてきた以上幸せになる権利がある。
人と語り合う権利がある。
或いは、ヒトじゃなくとも仲間と通じ合い、共に時間を共有する事が出来る。
その時、何かしらの盛り上がる話題があればさらに完璧だろう。
そして、今の私にはそれがある。
この孤独を埋めるものが、あるんだよ
寂寥感が、一気にワクワクへと転じる切り札が……ね。
「ようやくのクエスト達成……だね?」
そう、クエスト報酬の確認だ。
別に勿体ぶっていたわけじゃなくて……本当はさっき皆と確認するつもりだったんだけど―――完全に失念してたね。
皆もそのつもりだった筈なのに。
今回彼等が協力してくれたのは、それに期待しての筈なのに……誰一人覚えてなかったみたいだし。
レイド君なんて、あれだけ報酬山分けとか言っておいて、甘い物をどっさり食べて帰っちゃったし。
皆、それだけ多くの満足が今回のイベントにはあったという事なんだろう。
私も、十分満足したさ。
実際、本当に長いクエストだったし。
でも、まさか此処までとはね。
或いは、私のレベルが低いから、余計に労力が掛かったというのもあるだろうけど……でも、私が初めてこのクエストに遭遇した当時、まだ皇国は解放されていなかったわけで。
元より、壮大な運命のストーリーだった可能性もある。
「さ。お楽しみタイムだよ」
「ホホ?」
足元でわちゃわちゃと。
頭上でほよほよ、と。
暖色に満ちた一室で、揺れる椅子に腰かけつつ猫を膝にのせて寛ぐ老婦人よろしく……照明係君に照らされ、膝にハト君を乗せた私が呟き。
眼球を動かせない彼等は、首を振って応える。
……頭の中にあるのは、果実やパン耳……ゴハンの事だろう。
きっと、そうだろう。
残念な事に、どっさりあった筈のスイーツは、欠片も残さず皆が食べてしまったんだけどね。
愉快な仲間たちと一緒に送る二次会。
ともすれば、使い魔のみに囲まれた、私一人の人形劇。
無職とは、孤独なもので。
「まず、欲しいものとしては……第一に、お金。現金な話だけどね? 最近金欠なんだ」
「ホ?」
「死活問題だよ? 私が稼げないと、君たちのおまんまだって、ずっと無料サービスで貰えるパン耳しか出ないよ?」
「ホ……?」
「照明係君も他人事じゃないよ? ピートなんて高嶺の花になっちゃうから、暫くは君もパン耳になるし」
理解しているのかしてないのか。
彼等のわちゃわちゃに、一層の拍車がかかる。
心なしか、足をついばむ嘴の尖りが増している気がする。
成程。
さしもの彼等も、パン耳だけの生活は嫌らしい。
グルメだね。
或いは、私がグルメにしてしまったのかな。
色々与え過ぎたのかもしれない。
「第二に。これは考察になるけど……もしかしたら、教会関係で何らかの進捗があるかも。ほら、前にララシア伯爵家との友誼を結べたような感じで」
確か、進行度Ⅳのクエストの文面に、「教会内部へ踏み込み」っていう表現があったじゃないか。
そこ、ずっと疑問を覚えたんだよね。
前提として、私は僧侶じゃないし。
なら、これから教会関係者になる事が出来るんじゃないかという、考察に近い可能性のような物を感じているんだけど。
実際、どうかな。
何度目かのワクワクを胸に秘めながら、私は叡智の窓を操作。
先のクエストの進捗画面を、次の画面へ切り替えていく。
―――現れる、未知の文面。
違いとして一般的なクエストが「クエストクリア」と表示されるのに対し、「クエストコンプリート」と出ていて……やはり、扱いが違うのかな。
あと、「精霊」とか。
明らかに、私に向けたメッセージみたいなのもあって……汎用の文面とは思えないよ、コレ。
――――――――――――――――――――
Quest complete【境界の深奥】
キャンペーンクエストの完遂、おめでとう
ございます。
貴女は光の奥底に存在する闇を暴く先導者
となりました。
終わりを見届ける義務があります。
精霊を従えし者として、この世界の人々へ
の深き博愛を持つ者として。
更なる多くの人、多くの国々へ貴女だけの
光を齎しましょう。
ここが貴女のこれからを別つ境界です。
【獲得pt】
イベントポイント(8000pt)
ギルドボーナス(0gp)
合計pt(8000pt)
【Quest報酬】
・100000アルを獲得
・上級回復薬のレシピを獲得
・転職可能【**】
――――――――――――――――――――
ざっと流し読む文面。
クロニクル関連クエストに設定されている影響か、そちらのポイントもかなり入手できたみたいだけど。
真っ先に私が興味惹かれたのは、やはり。
「―――じゅうまんある?」
十万ある?
じゅうまんある……!
「十万もあるよ……!」
十万。
物凄い大金じゃないか。
未だかつて、所持金がそんな桁まで行ったことすらなかった私が、急にこんな大金を……。
やっぱり、それだけのクエストだったって事なのかな。
何に使おうかな、このお金。
フラパン製菓の特上夢咲パウンドケーキが何本も買えるじゃないか。
いや、むしろこれはもう、今すぐ買いに行けという神様からのお告げ……。
あ……っと、危ない。
いきなり理外の大金を持たされて、脳の処理が追い付かなくなっちゃった。
こういうのは、ゆっくりと考えないとね。
で、レシピっていうのは……。
「知ってる、知ってるよ。魔法の本とかと一緒に売ってたりするやつだね?」
魔法関係の職ならば、スキルポイントを消費して様々な魔法を習得するというけど。
それを後天的に行えるのが魔法の本。
これは、お店やドロップアイテムで入手できるというし、よりレアなものは大迷宮で出土するともいう。
レシピもそう。
ある種、気軽に手に入る物品でもあるだろう。
でも、注意事項があって。
魔法の本にせよ道具のレシピにせよ、適正職業というのは必ずあり。
今回みたいな回復関係は、一次職で言えば僧侶、二次職で言えば錬成士とか、薬師とかの専売特許……で……んう?
「―――なんだ、無用の長物か」
上級回復薬と言えば、赤色の液体が入った凄くお高いポーション。
皇国とか、それこそ後半の都市でしか見た事の無いような優れた性能のオクスリ……今回の報酬が吹き飛ぶような高価な品物。
材料費は別途かかるとしても、それを自分で作れるっていうのは。
正直、すごく価値のあるものなのかもしれないけど……、それを調合する事の出来る能力や適性がない私では、レシピがあったところでどうしようもないんだ。
二次職自体は、転職しても記録は残るし。
再度、道化師に転職し直す事も出来るけど……けど。
「有効活用はしたいけど……むむ……むぅ」
手に入れた以上、使いたくはある。
でも、それでも。
二次職の上限レベルは、総計で20。
一つの職のレベル上限もまた、20とされている。
つまり、極論を言えば20個の職に就く事さえできるけど……複数の二次職を並行して上げると、一つの職を極めることが不可能になってしまうわけで。
道化を極めたい私としては、それだけは譲れない所で。
「この際、一次職の僧侶になる? でも、無職の所為で道化師のレベルが一に戻っちゃうし……錬成士……、薬師? あ、そうだ。エナにあげようかな」
そういえば、彼女の二次職は薬師だった筈。
ポーションの醸造も出来るだろうし、レシピの習得も可能な筈。
喜んでくれるだろう。
きっと、その筈だ。
では、レシピはそちらへ回すとして。
「―――……これは?」
お金の方に目がくらんでたから、下まで見てなかったけど。
文面の最後に記されている、明らかに今までとは違う、この文面は―――転職……?
……………。
……………。
『―――条件の達成を確認しました』
『―――ユニーク職業【聖女】に転職可能です』
ここ迄のお付き合い、有り難うございます。
無職が似合わぬ大金を手にしてしまった所ではありますが、お察しの通り、エピローグという事で今第六章はこれにて終幕となります。
以下、ちょっと語りというか言い訳を。
……………。
……………。
うーーむ。
正直、納得いってないです。
今迄の章と比べて、今回は全体の盛り上がりに欠けるというか、文章力が初期に退化しているというか……。
盗賊編での伏線を回収する章として構想を練っていた筈が、リアルでの忙しさもあり、また思うように筆が進まず。
夏バテですかね……?(今章開始時点:一月)
どうにかして持ち直していきたい今日この頃です。
では、恒例の次回予告を。
次章、第七章は―――セーブ編。
今章にてアイデンティティ消失の危機を迎えたムショクは、果たしてムショクを続ける事が出来るのか。
そして、結局皇女様のその後は?
皆様が覚えている筈もないあのモブPLが物語の主軸として活躍!?
全ては、次章にて明かされる事になるでしょう。
……と、その前に同時上映。
黒歴史編第二弾……七海ちゃんの過去編を。
宜しければ、感想や評価など頂ければ……と。
皆様の暇潰しとしてより良い作品を創る為、一週間程お休みを頂きます。
では、次回……追憶編でお会いしましょう。




