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ルーキスinオルトゥス ~奇術師の隠居生活~  作者: ブロンズ
第六章:ステップ編

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第18幕:王の名を冠する者




 かの有名な、「此処は任せて先に~~」を体験し。

 残るメンバーは12人。

 私と一刃の風の五人、ステラちゃんとニャニャさん、リドルさん等護衛組四人。

 涙の別れを演じた私達は、広大な教皇庁の順路を警戒しつつ進んでいた。


 けど、先の苛烈さは何処へやら。

 意外なほどに守衛さん達の気配はなくて。

 


「―――なーんか、アレだね。もっと、こう……ラスダンみたいなの想像してたんだけどさ。こんなもんなの?」

「うーーん、残当じゃないかな」



 やがては、緊張も続かず。

 ナナミが伸びをしつつ(うめ)き、ワタル君が肩を竦める。


 残当……残念ながら当然。

 これ、一般的な言葉じゃなくて、所謂ネットスラングなんだよね。

 予測変換で出てこない。



「なんで残念がってんだ? ……これが普通なんだろうな。正式な入場ですら、入って二秒で12聖天と戦わされそうになったんだぞ。これ以上とか、クリアさせる気ないだろ」

「あ、そういうコト?」



 確かに。

 盗賊天国の時もそうだったけど。

 私の受けるクエストって、私の実力不足もそうだけど、大体がクリアさせる気ないようなもので。


 共通点として、どちらも同じ依頼主というのがある。



「じーー」

「……ルミエール様?」

「確かに、達成させる気ないのかもって私も思ったね。今回も、屋敷を襲撃しに来たのが皆じゃなかったら、詰んでた可能性が高いし。更にはさっきの子だし? 流石に、ここまで来たら、もうこれ以上は無いんじゃないかな……と、思いたいよね」

「憶測どころか願望だな。リドルさん達はどう思います?」



 NPCとPLでは、状況の把握に齟齬がある場合も多いからと。

 参考までにユウトが彼等に意見を求め。



「……そうですね。教皇庁の内部へ来たのはこれが初めてですが、中枢である筈にも拘らず、あまりに警備が手薄……と、そう思います」

「罠って感じもないネ」

「―――或いは。やはり、街中の事態に人員を割いているのかもしれないですねぇ」



 いや、あるかもね、ソレ。

 あの骨さん軍団は、明らかな緊急事態だし。


 だとしたら、この状況も頷ける、と。

 この先に待ち受ける脅威を想像しながらも、何処か楽観的な雰囲気が流れ始める私達……だったけど。



「手薄なら好都合さ。早く、皇女様にお見舞い申し上げないと」

「ルミ姉さん、あまり先に行きすぎると、守れません」

「大事ない、大事ない。そもそも、もとより私は壁要員として……んう?」



 長い通路の先。

 来たる扉に、先頭を行く私が手を掛けようとした時。 


 ひとりでに、こちらへ扉が開く。

 ―――自動ドア?


 あいや、向こうからこちら側へと開いた所を見るに。



「―――偵察、偵察……」



 やはり。

 遂に、第一村人さんが……おや。



「およ? むむっ……! おんしらは……」


 

 あ、この間ハクロちゃんと渡り合って、結局レイド君の横やりで倒されちゃった裏方……黒子さんだ。

 こんな所でなんて、偶然だね。


 では、ちょっと失礼して。



「ごきげんよう。横、失礼」

「お、おぉ。こちらこそ失礼。ごきげんようでござる。随分と大所帯で……ささ、どうぞお通りを―――ん?」

「さ、皆。邪魔にならないうちに」

「「……………」」



 首を捻る彼を尻目に。

 結構な大所帯である私達は、邪魔にならないように扉の先へと進み、見事なバルコニーが望める広間へと足を踏み入れ……。



「あいや、待たれい」



 背後から声が掛かる。

 これは、追加の誤魔化しが必要かも。



「えぇ。何か?」

「危うく、危うく……。よもや、わてらの他にこの教皇庁へ踏み入れる者達が……いな。これは好機なり。今こそ、あの時の決着を―――およ? あの白髪の女児はいずこへ?」

「あ、そうか。自己紹介がまだ。私はルミエールです」

「っとと……、これはご丁寧に。わては、リョウマ。ギルド円卓の盃に属する前衛長」



 素直だ。

 けど、その名前……何処かで聞いたことあったような。

 何処だったかな。

 ギルド名なら、すぐに出てくるんだけど。

 


「―――円卓の盃……って、確かユニーク持ちの団長さんがいる、あの円卓だよね?」

「その円卓だな。ギルドランク一位の」



 道理で、あんなに強かったのかと。

 彼の持つ強さの源泉が理解出来て納得した頃、何やら考え込んでいた様子のワタル君が思い至ったように呟く。



「……思い出したよ、その人。確か、闘技都市の優勝経験もある実力派だ」

「―――ま!? 激つよじゃん!」

「闘技都市って?」

「闘技都市ラニスタ……王国所属の都市で、毎月対人用コンテンツの大会が開かれてる都市だ。俺たちも出たことあるな」



 ほほう、それは気になる話だ。

 闘技大会と言えば、イタリアはローマ……コロッセオ。


 きっと名所が他にもあるよね。

 観光地候補に追加ついか……。



「おんしら、おんしら」

「っと、失礼。何か?」



 人前でヒソヒソ話は良くないね。

 怒っているというよりは、何処か疑問の色が強い顔をしている彼は、首を捻って問いかけてくる。



「どうやってここに? 入ってすぐの所には紫紺の斧槍が居た筈でござるが」

「仲間が此処は俺に任せてしてる間に」

「ここは任せて?」

「そうそう。二対一で、戦ってもらって」

「……! そんな酔狂なPLが!?」

「まぁ、確かに凄く強かったからね、あの子。全員でっていう選択もあったんだけど、二人がやりたいって」

「あの二人が!? 一人に対してとな!?」

「うん、あの二人……どの二人?」


 

 ……………。



 ……………。



「うん?」

「うむ?」



 何か、話噛み合ってなくないかな。



「もしかして、考えてることが違うのかな。私の言う二対一は、こっち二人に対してあちら一人なんだけど」

「うぬ……うぬ? それはおかしいでござるぞ」

「おかしいって……何がだ?」

「紫紺の斧槍は、二人―――二人でひとりの12聖天でござる」

「「!」」

「単体とて、強力無比。小細工など通用しない圧倒的実力。わても、手合わせでは一瞬でやられてしまったでござる。不覚というにも、まだまだ。あまりに未熟なゆえ。味方で良かったと安心すら……」



「しかし、確かな事として。アレは、2人そろってこそ、真価を発揮するのでござるヨ」



 つらつらと、次々に出てくる情報。

 どうやら、あの子と彼は仲間らしく……。


 つまり、やはり私達とは敵対関係という事で。



「成程、てことは。双子座とか、そういう……」

「二色で斧槍って、そういう意味だったんだね。今更気付いたよ」

「てか、メッチャ語ってくれるじゃん。ペラペラじゃん」

「っとと。口の固いわてが、不覚」

「「……………」」

「―――おーい、ラストサムライ。誰と話してる……ん? PLか?」



 あぁ、あぁ……次々に。

 流石に敵地。

 やはり一か所に留まるのは良くなかったかな。



「この前話したばかりの者達でござるよ。ほら、わてが対一で圧された……」

「あぁ、あの。俺ら円卓の三番槍。リョウマがやられたって、かなりやるみたいだなぁ。ここまで来れるってのも加点要素だし。人事としては、ヘッドハンティングの機会だ」



 あいや。

 その時戦闘に関わった子らは、二人共この場には居ないんだけど。

 面接で嘘は良くないし。

 先に、その旨だけ伝えさせてもらって……。



「あ、すみません。俺ら、先を急いでまして」

「そうなんすよ、そうなんすよ。何と言いますか、ちょっと、色々と。事情を説明―――」

「おう、語り合おうぜ」

「あーー、……拳で?」

「拳で。どうせ、敵同士なんだからな。戦ってみりゃ、実力で来たかどうかはすぐに分かる。んじゃ―――やるか。おーーいッ!! 侵入者だぞ!!」



 そんな警報器みたいに。


 戦場でも良く通るだろう声量が響き渡り。


 次々に現る、煌びやかな装飾の鎧防具のPL達。

 現実ならいざ知らず……ゲーム内で言う豪華な装備っていうのは、そのまま強さに直結することが多いらしく。

 装備から見ても、彼等がかつてない実力派集団というのは間違いないだろう。

 

 数的にも、向こうは二十人以上いて、明らかに不利だ。

 この際だから、ジャンケンとかで勝敗決めないかな。



「あまり大声出さなくても聞こえてますよ、ウェイン。折角の昼寝時(シエスタ)が」

「お前起きてんのか寝てんのか分かんねんだよ、糸目。―――あ、王様、アイツ等です」



 ……………。



 ……………。



「PLの数だけクエストはある。守護するクエストがある以上、侵入するクエストもあるだろう。抜け道もあるだろう……。使徒の守りをすり抜け、12聖の守護域まで超えてくる者たちは、必ずいると。確信こそしてはいたが」



「ようやくの、侵入者が―――……む?」



 円卓さん達が、本当の騎士みたく連携の取れた動きで左右に分かれ。

 奥から、白銀の鎧と蒼のマントを纏った存在が姿を現す。



「……成程」



 身長は、170後半……ユウトよりやや高いかな。 

 全身鎧を装着する事で、髪や瞳の色は伺えないけど。

 纏う雰囲気、言葉回しには確かなカリスマがあり。


 ……うむ。

 およそ、状況から見て……彼こそが。



「ふ、ふふ……」

「「!」」

「よもや。コレも、必然か? それとも、これさえあなたの掌なのか?」

「王様? 何を……―――っ!!」




 不意に、兜の奥から微かな笑い声が漏れ。

 それが意外だったのだろうか、一斉に騎士たちの注目が集まる中、彼等の王様は呆れを含ませたような声色で呟き。

 そして……。



「とつにゅーー!」

「どうせなら飛竜で突っ込みたかったですねぇ!」

「やったら窓ガラスにぶち当たって情けなく死ぬでしょうけどね、ビルの窓にぶつかった鳥みたいに」

「「―――ッ!!」」



 ―――次の瞬間には。

 全員の視線が、一斉にあらぬ方向へ逸れる。


 けど、こうなる事は、薄々予測できたようにすら思う。

 今に広間から繋がるバルコニーの大扉を開け放って飛び込んできた黒鎧の騎士達は、武器を抜き放ち、対立するようにこちらへと向ける。


 その数は、丁度円卓の彼等と同じくらい……二十と数人。


 先陣を切って前へ踏み出たのは……。

 やや小柄ながら、最も重々しい雰囲気を纏い、全身をくまなく黒銀の鋼で覆った騎士で。

 腰に下がる長剣すら、漆黒だ。



「―――!」



 一瞬、黒の騎士はこちらを見て肩を震わせるような、よく分からない行動をとったけど。

 すぐに興味を失ったか、或いは目を背けたかったのか。


 私達から視線を逸らし。



「……騎士王か。久しいな」

「―――あぁ……、また会ったな、暗黒騎士ヴァディス。いつかの不覚。雪辱は、この場で晴らさせてもらおう」



 双方の長は、どうやら知り合いらしく。


 互いに剣を抜き。

 両者共に一切の隙がないままに、構えを取る。


 先まで注目されていた私達は、流行が去ったように忘れられたようだ。

 本当に、本当に見向きもされない。

 多分、双方の大将が私達を相手にしてないから、集団心理的な何かが働いてるのかな。


 

「―――何か、頂上決戦みたいなの始まりそうだけど……あの、黒い方の騎士リーダーさんはどういう?」

「確か、魔族側の将軍格。四人居るうち、唯一のPLらしいって掲示板で見たぞ」

「第一次では、古代都市を襲撃してたらしいです」



 PL?

 いや、確かに……黒い騎士さん達には、漏れなくプレイヤー特有の目印が存在して。

 でも……あの騎士さんの動きは。


 ……ふむ?



「ところで、良いのかな。私達、上手い具合にミスディレクションしてるけど」

「どうする? 先進んじゃう?」

「だけど、動いたら、流石に危なそうだよね。不干渉だから見逃されてるみたいな感じかもしれないし……。集団戦だとステラさん達護れるか怪しいし」



 流れ弾にすぐ対応できるよう、動かない方が良いのかも?


 完全に蚊帳の外だけど。

 お互い、邪魔をしないなら、脅威ではないという認識なのかもしれない。

 


「それだけ、強敵同士って事だよね。第一次で何かあったのかな」


 

 今わかる事としては。

 円卓の騎士達と、魔族側の騎士達。

 彼等は互いに、双方の一人一人が精鋭であるという事で。



「皆、動きがプロのソレだ。正規軍みたいだね。ユウト。コンバットプルーブンって知ってるかい?」

「実戦証明済みか?」

「そうそう。彼等の動き、まさに無駄を削ぎ落した武器のソレだよ」



 ユウトたちは、戦闘を繰り広げる者達の一挙手一投足を観察していて。

 もしも戦う事になった時に備えているんだろう。


 混戦であるにもかかわらず、統率の取れた両軍。

 剣が、武器が交わり火花を散らし。

 飛び交う魔術。


 中でも、将軍さんと騎士王さんの戦いは圧巻の一言で。


 将軍さんは、一撃一撃が超火力であると分かる力強い斬撃を繰り出し。

 逆に騎士王さんは、技術や技巧というべき正確無比な動きで対抗する。


 どちらも、武器は同じ。

 しかし、分野がまるで異なる最強というべき実力。


 多分、今までに見たどの戦闘より上だ。

 12聖天とか、二人より強いであろう人の戦いは何度か見たけど……実力が拮抗しているから、その分お互いが全力を引き出せていて、実に見ごたえがある。



「……すっげ」

「バケモノだな。あの二人」



 これには、ユウトたちも感嘆の息を漏らす。

 そんな中……一瞬視界にちらついた、あり得んばかりの光と熱量。

 

 白銀の騎士王と、漆黒の騎士将軍。

 戦闘の中心たる、あまりに苛烈な攻防を繰り広げていた筈の両者が叫んだのは、同時だった。



「「避けろ(避けて)ッ!!」」



 ……………。



 ……………。



「無事か、ルミねぇ」

「やぁ、ユウト。―――背伸びた?」



 やけに上から声が聞こえると思ったら、何時の間にか彼の脇にぶらぶら抱えられているよ。

 助けてくれたんだろうね。

 けど、抱え方もっとどうにかならないかな。

 まるで悪戯して捕獲された猫みたいじゃないか。



「―――危なかったぁ! 今の、海岸都市の時のアレじゃん!」

「経験が生きましたね。危うくでした」



 そう、見覚えがあるよね、今の。


 確か、ブライトスフィア。

 アールさんが使っていた、大地を簡単に削り貫く巨大なビーム攻撃さんだ。



「よいしょっと。……所で。さっきまでそこら中にいた騎士さん達はどちらへ?」

「吹き飛ばされたんだろ」



 破壊規模はあまりに広く、この場の人数は明らかに減っている。

 私達が全員無事だったのは、戦闘に参加しない状態であったから中心部から大きく離れていたのと、それによって視野が他の人たちよりやや広かったこと。

 あとは、運も良かったのだろう。


 逆に、運が悪かった側。

 何とか攻撃を避けることが出来た騎士達が、仲間を失った怒りを胸に一斉にがなりたてる。



「おいッ! 枢機卿サマよ! こっちの仲間迄巻き込むのは違うだろうがよ!」

「確かに暗黒騎士達は粗方吹き飛んだけど、こっちも殆どキルされちまったぞ!」



 円卓さん達が視線を向ける先は、そのまま攻撃が飛んできた方向。

 コツ……コツと、靴が鳴る。

 神に仕える者が纏う、しかし絢爛な祭服に身を包んだ男は。


 ゆっくりと歩いてくる。



「キサマ等異訪者は、死して尚蘇る、素晴らしき存在、贄。であるならば、一度二度死した程度で文句を垂れるでない」

「確かに蘇りはするけどよ……あ? ……にえ?」

「枢機卿さん? アンタ、性格違くね? 依頼ん時はもっと慇懃じゃなかった?」



「―――ニャニャさん。あの人、知ってる?」

「ノワール枢機卿。最高議会の構成員、二人いらっしゃる枢機卿のおひとりです……」



 教会関係者なら彼女だろうと。

 尋ねてみれば、ニャニャさんはいつもとはやや異なる声色で、警戒を含みながら呟き。


 たった一人。

 たったひとりでやって来たお偉いさんは、両手を広げて笑みを浮かべる。



「生命の死が積み重なる。死が死を呼び、新たな屍と成りて新たな死を呼ぶ……。本来、皇国全ての民を贄とせねばならぬ長大に過ぎる計画は。大いなる神の導きにより……キサマ等贄の出現により、今形となった!」

「枢機卿猊下? 仰る意味が、よく……」

「キサマ等を利用させてもらった、という事だ。強者である程に、贄としては適格である故な」



 難解な言葉を紡ぐ彼に対し。

 円卓の生き残りである細い目、長髪の弓使いさんが目を見開き叫ぶ。



「ま、まさかッ! オルトゥスの神話に語られる、皇国に封印された地底神! 闇の神々の中で最も強大とされる大神アリマン! 今回のクロニクルが再参加可能、死亡数がカウントされているのは、その神様の復活に必要なエネルギーを指していたって事なのですか!? そして、今の攻撃も! 我々を生贄に……!」

「長文おつ」



 私の全然知らない情報がスラスラ出てくるあたり、流石は常に最前線を冒険してきたギルドさんで。

 ……案外余裕なのかな、彼等。


 たった数人になってしまった暗黒の騎士さん達に比べればマシだけど。

 仲間が沢山やられたのに。

 未だ、殆ど(こた)えていない様子の彼等は、果たして……。



「……………」



 騎士王さんが未だ健在なのも、余裕である理由の一つかな。

 戦いを完全に中断した両者。


 騎士王さんと将軍さんは、状況を把握するように沈黙を貫き。

 静寂の支配する広間。

 枢機卿さまは、高らかに宣言する。

 


「さぁ、異訪者よ。我が宿願の(いしずえ)となりて、共に根源へと到ろうぞ。我はノクス最高幹部、王位が一人」



「死刻王ノワール! この地に眠る地底の大神を呼び覚ます者である!!」

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