前へ目次 次へ PR 9/13 知らないところで おはぎを食べた後、僕は夜の町をほっつき歩いた。芽衣子を探すようにして、無意識に知らない道を通った。 そうすると、当然知らないところにきた。 道の向こうから、変なのがやってくる。 「やあやあ」 そいつのことを思い出した。 悪魔。 「そんなのいたなあ」 「ずいぶんと久しぶりだねえ。じゃあ、さっそくいくよ」 試練が始まる。 悪魔の目が緑色に光ると、僕は悪夢の中に落ちていった。 ……悪夢? いや、これはひょっとすると、結構いい夢なのかもしれない。