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あまりパッとしない毎日
「またおはぎかよ!」
「お前こそ」と、僕はお弁当の時間に、染川に言った。「またおはぎかよ!って言うのかよ」
「しっかしよく飽きないよなあ」
確かに、僕が高校生になった今まで、続けてこられたことは、「おはぎを作って食べる」ということぐらいだ。
塾も続かなかったから、あまりパッとしない高校に進学した。
ピアノもやめたから、あまりパッとしない演奏しかできないし、書道をやってみたり、小説も書こうと思ったことさえあったけれど、何一つ身についていないのだ。
「またおはぎかよ!」
「お前こそ」と、僕はお弁当の時間に、染川に言った。「またおはぎかよ!って言うのかよ」
「しっかしよく飽きないよなあ」
確かに、僕が高校生になった今まで、続けてこられたことは、「おはぎを作って食べる」ということぐらいだ。
塾も続かなかったから、あまりパッとしない高校に進学した。
ピアノもやめたから、あまりパッとしない演奏しかできないし、書道をやってみたり、小説も書こうと思ったことさえあったけれど、何一つ身についていないのだ。
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