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初めて空の色を見た

作者: 神酒屋

 目に写るものの全てが文章として見える男の子と、そんな彼にどうにか自分の好きな写真を見せたい女の子の純愛的な何かです。

 お楽しみ頂けると幸いです。

 





「今日は世界と人の関わりについて、どう思う?」

「別にどうとも。というか曖昧すぎてなんとも言えない」


 読み進めている本のページをペラリと捲る。

 今日は図書室で借りてきたアドルフヒトラーの『我が闘争』だ。


「えーっと、ね。私はいつも感謝しているわけですよ。ほら、私って写真が好きなわけでして」

「そうみたいだな。いつもいつも何かを撮っては周りに見せてるのは知ってる。ただ、俺に見せられても困るけど」


 話す間にまたページを捲る。

 ページを進める度に俺はこれを書いた人のことを考える。彼や彼女はなぜこれを書いたのか、書くことで誰に何を伝えようとしたのか。


「うー、体質のことは知ってるけどさ。ほら、これなんて綺麗じゃない? ほらココなんて今にも輝きがこっちにまで漏れてきそうというか!」

「だから見せられても困るって。あとページの前にものを挟むな。何処が文章かわからなくなる」


 差し込まれた写真と目の前の少女の手を押しのけてページを捲る。

 本を書くとき、それはその人物の欲がそこにあると俺は思っている。

 誰かに自分の考えを理解して欲しい。自分と同じ考えを持って欲しい。自分の知ることを知って欲しい。自分の想像を評価されたい。想像したことでお金を稼ぎたい。沢山の人に自分のことを覚えていてもらいたい。

 欲というと汚いモノのように思われるかもしれないけど、今あげたものはどれもが欲だ。その結果や手段に貴賎はあっても、欲そのものには貴賎はない。

 昔誰かに聞いて、俺はそれに納得した。だから、他人と比べて俺は欲という言葉をいくらかポジティブに捉えている。


「う、そうだよね、ごめんなさい……。でもでも! 今ここにない景色をこうして切り取って共有できるってすごいことでしょ? それでね、そうまでして残したいって思える景色を見せてくれる世界って、すごいと思うの! だから、いつも私は感謝してるのね。で、上生(かみお)君はどう思うかなって」

「どうって、んなこと言われてもな。あー……強いて言えば申し訳ない」

「申し訳ないって、なんで?」


 映野の言葉に答えながらページを捲る。

 今日の映野(はえの)はいつもよりテンションが高い気がするが、そういうこともあるだろう。何かいいことでもあったのかね。

 文を読み進めながら、筆者に向けていた思考の割合をいくらか会話へと割り振る。


「今の映野の言葉と合わせて考えたとき、人間って世界を汚染しているっていうか。俺が見てる世界には何処にだって人間の影響が出てるから、ありのままの綺麗な世界とやらを歪めてるのかなって。なら申し訳ないだろ、それを無感動な景色にしちまってるんだから」

「うぐっ、ネガティブ発言。上生君って人間嫌い?」

「いや、嫌いなら本なんて読まない」


 読み進めるままにページを捲る。

 俺は人間が嫌いなわけではない。むしろ好きだと思う。

 本を読む度にそれを書いた人のことを想像して、本の中の世界じゃなくてそれを書いた人のことばかり考えるくらいには人好きだ。


「そこで本が出てくるの? 偏見だって分かってるけど、本をずっと読んでる人って人間嫌いなイメージだったけど」


 ややトーンの落ちた映野の声に、俺は顔を上げた。

 目の前にはひとりの少女が座っている。

 栗色の髪を肩の上で切り揃え、前髪は髪留めで止められていて大きく額を晒している。

 丸く大きな瞳は伏し目がちに俺に向けられ、もともと白いだろう肌は窓から差し込む夕日によって赤く色づいて見える。

 いつもよく伸びている背中は丸まっており、彼女と同じく夕日に照らされた教室を背景に縮こまる彼女、映野真希がそこにいた。


「そういう奴らが嫌いなのは人間じゃなくて周囲の環境だ。自分を取り巻く人間を見たくないから、本の中に逃避してるだけ。本当に人間そのものが嫌いなら、絶対本なんか読まないよ」

「絶対って、はっきり言い切るね。なんで?」


 その大きな目をパチクリと瞬かせて映野は可愛らしく首を傾げた。

 ……って、今日の俺の目はやけに映野を持ち上げるな。


「なんでって、本は読むのも書くのも人間だけだ。人間しか関わらない本が好きならそれは、本を作ってる人間のことは嫌いじゃないだろ。本当に人間のことが嫌いなら、人間しか関わらない本なんて特に嫌なもののはずだ。第一、本を読むための文字こそ人の文化の象徴じゃないか」

「えっと、つまりどういうこと?」

「……お前にわかりやすくいうなら、カメラ嫌いの写真好きはいないってこと。興味がないでも、それは嫌いでもないだろ」

「あ、それはなんとなく分かった」


 パチンと両手のひらを合わせて、映野はウンウンと頷いた。

 自分で言っておいてなんだけど、なんで今の説明ならわかるんだか。

 若干の呆れを孕んだ視線を向けていると、いつのまにか普段通りに伸びた姿勢を少しずつこちらに寄せて映野が俺の顔を覗き込んでくる。

 悪戯を思いついた猫のような表情で見上げてくる映野は、垂れた髪を耳にかきあげた。


「でもでも、それじゃあ上生君は人が好きってことだよね?」

「ここまでの話を要約するとそういう風にも取れるな」


 俺がそう答えると映野はその大きな目を細めて、机に寄りかかるようにして俺に顔を近づけた。

 その頰は、先程目を上げた時よりも若干赤みが差しているように見える。


「つまりそれは、私のことも好きってことかな?」

「嫌いならこうやって二人で話しはしないだろ」


 間髪入れずに答えると、映野はその小さな肩をピクリと震わせてガタリ椅子が音を立てる勢いで姿勢を正した。

 顔の赤みは先ほどより増しているようだった。照れるなら慣れないことなんてやらなきゃ良いのに。

 このまま正面から見続けられるのは恥ずかしかろうと、俺は再び本に視線を落とした。


「ぬー、表情一つ変えずに言いましたよ、此奴め。純朴文学少年かと思いきや、とんだジゴロだったよ」

「物の本に曰く、こういう時は照れた方が負けらしいぞ。覚えておくと良い」


 さらりと返してページを捲る。

 俺は物理的な悪戯は苦手だけど、視覚的な悪戯には滅法強い。

 今のは距離を詰めて判断能力を奪うとか、羞恥心を刺激しようという類のもので、他人より視覚的な刺激が弱い俺にはあまり通用しない。

 これで軽く触れられたりしていたらどうなっていたは分からないが、流石にそこまで教えてやる必要もないだろう。映野ならないと思うけど、催促だなんて勘違いされてはたまったものではないし。

 これ以上この空気を引きずるのはお互いにとって不利益だろうし、話題を移すことにする。


「というか、そもそもはどういう話だったんだ? 世界との関わりがどうのって言ってたけど、そこからどういう話がしたかったんだよ」

「あ、あー。えっとね、その……私がいかに世界やそれを写した写真が素晴らしいかを語って、上生君が興味を示した所で私秘蔵の写真をば、と」


 どこか言いづらそうに頰を掻く映野は、こちらも少し気まずげにはにかんだ。

 彼女はいつもこんなだ。明るい性格で周囲に笑顔を振りまいている。本当に写真が好きで、自分の感動を一人でも多くの人と共有したいという質の少女。

 それが映野真希を簡潔に表す文章だろう。


 俺はある体質のせいで、彼女の望みを叶えられない。俺相手では彼女の欲は成就しない。

 そのことが彼女の何かに火をつけてしまったのか、何かと俺に話しかけてくるようになったのは高校一年の秋のことだったか。

 今が高二の夏だから、あと二月も経てば一年になる。


 しかし、どれだけ見せられたところで俺ではその感動には共感できない。

 音楽なら問題なかった。美術品ならなんとかなったかもしれない。物語なら申し分ない。

 けれど、こと写真に関してはどうにもならない。


 何故ならば、俺の目は普通じゃないから。

 目で見たものが、俺には全てが文章として見えているのだ。

 小さい頃、絵は全く描かずに文字ばかり書いていた俺に両親が「絵は描かないのか」と尋ねたことで発覚したこの異常性は、医者によって原因不明の一言で片付けられたらしい。俺だって分からないんだからその医者の判断も仕方ないと俺は思うが、どうにも両親はそれ以来医者というものに対して若干の反感を抱えてしまっている。


 俺の目ではどんな風に見えているのかと色々な人が俺に尋ねたけど、俺は答えられなかった。だって俺にとってはそれが普通のことだからだ。

 普通の視覚の見え方を言葉として説明できるものがどれほどいるのか。

 一つのものについて文章を写す事は出来ても、目の問題上絵を描くことができない俺には、見える全てを伝えることは余りにも難しい要求だった。


 そんな目を持つ俺にとって、視覚以外の芸術は体感できるから共感も可能だ。視覚に頼る芸術でも、人の手で作られた写実性の高さならなんとか共有できる。

 けれど、直感的に訴える類の視覚に依存した芸術は、俺の目が台無しにしてしまう。

 そこに描かれているもの、或いは写っているものが何なのかは分かるし、どのような構図でどういう風にそこにあるのかは分かる。けどそれが訴えるものや美しさについては、想像する元となる情景が頭にない俺ではどうあっても理解ができない。

 それを寂しいと思うことあっても、だからと言ってどうにかなるものではないのが現実の厳しさだった。


「……お前が写真を好きなのは分かってるし、それはいいことだと思うよ。何かに夢中になれる人間は心の豊かな証拠だからな。そういうところは素直に尊敬する。

 でも、悪いが俺じゃそういう、視覚的なものはわからないんだ。話しただろ、俺の目は」

「うん、全部文字になって見えるんだよね」


 ペラリとページを捲りながら出来るだけ暗くならず、責めているように聞こえないよう優しく語りかけると、映野はどこか辛そうに声を漏らした。

 ちらりと目線を向ければ、その表情は悲しげで、小さな両手をきゅっと握りしめていた。


「ゴメン。実はね、上生君のこと話して、お姉ちゃんに協力してもらってちょっと試したの。前に上生君に聞いたでしょ、どういう文章で見えるのかって」


 ポツリと独白するように、映野は言った。

 指が白くなるほど握りしめた拳は小さく震えていて、まるで犯した罪を晒すかのように映野は続ける。


「それでね、その時に書いてもらった紙をお姉ちゃんに渡して、ネットで探してもらった写真を文章にしてもらったの。見たことのないものなら、同じ風に見えるかなって。

 それで完成した文章を見た時ね、最初はよく分かんなくてなん度も読み返したの。それで頭の中で色んな写真を思い浮かべて、こんな感じかなって思ってからお姉ちゃんにその写真を見せてもらったら、全然違ったの。

 それをお姉ちゃんに言ったらね、『真希があんまり見ないの選んだから、思い浮かべる中にこれだっていうの無かったでしょ。アンタが思い浮かべた写真とかそういうものが、そもそもその上生君にはないんだよ』って」


 ポツポツと語る映野の目から涙が一雫こぼれ落ちた。

 俺は俺の目のことをあまり人に話していない。中学までは必要に迫られて教師に話していたが、高校では美術は必修でもないので担任や校長、あとは養護教諭くらいだ。

 生徒では同じ出身校の連中に知っているものもいるが、そうでないなら映野くらいしかしらない。

 そのことを身内とは言え無断で話して、どういう意図であったにせよ試してみたことに気が咎めているようだった。

 しかし、彼女が零した涙の理由はそれだけではなかった。


「お姉ちゃんに言われてね、頭が真っ白になっちゃった。今まで私が上生君にしてた事って、どれだけ酷いことだったんだろうって。

 上生君おぼえてるかな。私が上生君によく話しかけるようになったきっかけってね」

「写真部の先輩がコンクールで入賞した写真を俺が眺めてた時だよな。あの時の会話も、なんとなく覚えてるよ」


 俺が答えると、映野はまた肩を震わせて体を強張らせた。

 映野が言った時のことを俺は覚えていた。

 親しくしていたクラスメイトや他の連中が口々に写真のことを話していたのだ。

『なんかよく分かんないけど凄かった』。そう言っていたクラスメイトの言葉を聞いて、俺は試しに見に行ったのだ。もしかしたら、俺の目でも幾らかの感動は感じられるかもしれないと思って。そこで映野に声をかけられたのだったか。


「あの時はたしか、映野に『写真に興味が出たのか』って聞かれたんだよな」

「うん、それで上生君はこう答えたんだよ。『クラスの人が話題にしてたけど、やっぱり俺じゃ分からないみたいだ』って。

 あの時の上生君がなんだかすごく寂しそうで、なんとか上生君にも分かる写真を見せたくて、今までいろいろ見せてきたんだけどね。この前、上生君の目のことを聞いて、最近になって試してみて、それでようやく分かったの。こういう風に見えてたら、写真に感動なんて難しくて当たり前だって。

 上生君はあの日写真を見に来てたってことは、理解したかったんだよね? そのことを考えたら、私ってホントに酷いやつだなって」


 そう言った映野は寂し気に、無理をしているような笑顔を浮かべていた。

 いや、無理はずっとしていたのかもしれない。今日はいつもと比べて少しおかしかった。

 あれは、今日この話をするために気を張っていたからだったのか。

 そう俺が考えていると、映野は一枚の紙を俺の前に差し出した。

 二つ折りにされたその紙は少しヨレヨレになっていて、少なくとも今日一日は肌身離さず持っていたことが伺えた。


「それ、ね。あの時の写真なの。先輩にお願いしてコピー貰ってたから、それを見ながら、お姉ちゃんにも協力してもらって、少しでも伝わるようにって思って。

 頑張ったけど、ほら、私バカだからさ。全然ダメかもなんだけど、でもほんの少しでもお詫びというか、伝えられたらって。分かる形にできないかと思って、ね。私みたいなやつの書いたのなんて、嫌かもしれないけど……」


 映野の言葉を聞きつつも、俺は紙を手に取った。

 開いてみると、そこにあったのは文章だった。

 ルーズリーフいっぱいに書かれたそれは、ほんの一瞬の景色を表す情景描写。

 文体は俺が以前に説明として映野に渡した、俺の視覚で見える世界を写し取った文章に似ている。たしかあの時書いたのは空だったか。


 この紙に書かれているものも空だった。夕日に染まる空と、その下にある街の景色だ。

 文章は拙くて、情報量はやたらと多い。

 文字の形や間違いの消し残しがノイズとなって、文章の所々を汚している。

 けれど、そこにあるのは間違いなく一つの景色だった。

 情景を描く時、そこを目にした時に感じることが書かれていた。

 色について書かれた部分は、温度や質感や音などのような、見たことがなくても伝わるようにと必死に表現が探られている。

 影に染まったビルや建造物の高低が、まるでその淵を歩いているかのように書かれている様などは、みるものが見たなら笑いだすかもしれない。

 けれどそこにあるものは彼女が、映野真希が見た夕日に染まる街の写真だった。

 一つ一つの想起を並べて一つの感情に結び付けている他の部分の描写とは結びつかない手法は、彼女の姉の差し金だろうか。しかしそれでも全体を表す文章は、彼女自身が考えて書いたことが伺える内容だ。


 他の誰かが読んだなら、出来の悪い文章だと斬って捨てるかもしれない。

 だけど俺にとってこれは、生まれて初めて目にした『写真』だった。

 これなんだ、みんなが見ていたものは。映野が見ているモノは。そう思った時、自然に言葉が口を突いて出た。


「……あぁ、綺麗だな」

「ぇっ?」

「これなら、お前が夢中になるのも分かる気がする。『焼けるほど熱いような、強烈な痛みのような、目の奥で流れる血のような、だけど何処までも遠くて触れられない』か。うん、何となく、見えたかな。これがお前の見てる写真なんだな。俺も綺麗だと思う」


 体を強張らせて縮こまり、怯えているかのようにしていた映野に対して、俺は笑いかけていた。

 拙くとも、ノイズ混じりであろうとも、これは映野が見て俺に見せたいと思ってくれた写真で、彼女の感じたことや感動が詰め込まれていた。


「もし迷惑じゃなかったらさ、また俺に写真を見せてくれないか。映野が見た写真をこうやって」

「え、あの、それって」

「大変なのは分かるから、時間のある時だけでいいからさ。他の映野の好きな写真も見てみたいんだ」


 俺の言葉を咀嚼するように、驚いた表情の映野の顔がじわじわと朱に染まっていく。

 やがて表情は驚きから喜びに変わって、体の強張りは取れていき、握り締められた拳はその意味合いを変えていた。


「任せて! 私、いっぱい書くから! 上生君に見せたい写真ね、まだいっぱいあるの!えっと、あーもうどれからがいいかな」


 椅子を蹴倒して立ち上がった映野は、今にも駆け出しそうだった。

 そんな彼女の姿に、思わず俺は頬を緩める。


「そろそろ帰るか。そんで、家でゆっくり考えてくれ。楽しみにしてるから」

「あ、うんそうだね! コレクション吟味して考えなきゃだよね」


 いうが先か映野はカバンを取りに自分の席に向かった。

 彼女の席はやや遠くて、放課後にこうして話すときはいつも俺の目の前の天ヶ瀬の席を使っている。

 蹴倒されたままでは流石に悪いので椅子を直しつつ、ふと窓の外に目をやった。


 外はここと同じように、夕日に染まって赤く燃えている。

 空に視線を移すと、こちらも一面赤く染まっていて、俺の目に写るそれはどこまでも無感動だ。


「上生君! 早く帰ろ!」

「あぁ、急ぐのはいいけど転ぶなよ」


 けれど、これを写真に収めて映野が見たなら、また違った姿を見られるのかもしれない。

 そう思うと、俺は初めて空の色を見られた気がした。

 前作「お前のものになんかならない」に引き続きリハビリを兼ねて書いたものになります。

 本来はファンタジーを書くので、どちらもちょっと不思議な体質の男の子が出てきています。


 作者の好みが付き合うか付き合わないかくらいの焦れったい関係性なので、恋愛モノだとそういう話ばかりですね。

 同好の士にはお楽しみ頂けていれば幸いでございます。

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