表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/3

中編


「ただいまー」


その後、新那と別れて家についた。


「千尋、、、こっちに来なさい。話がある。」


父に呼び止められ、リビングに向かう。

そこには、母の姿もあった。


「新那ちゃんとはどういう関係なんだ?」

「親友だけど?知ってるでしょ?」

「じゃあ、最近の子は親友とも恋人繋ぎをするのか!?お前、レズなんじゃないのか!?」


親にバレた!?

でも、なんで!?

何か言わなきゃ、、、


頭が混乱する。

頭が真っ白になって何も言えない。


「お前、携帯だせ。」


父に冷たく言われる。

母は父の隣で黙ったまま、、、。


「、、、。」


私は無言で携帯を差し出す。


父が私の携帯を見る。


「やっぱり、、、レズなんだな、、、!?二度と二人で会うな!」

 

私の携帯の中には、新那との恋人メールや写真などが入っている。

それを見られた、、、。


バレた、、、。


それは私たちが一番恐れていたこと。


携帯も没収された、、、。



突然終わりを迎えた。


もう二度と新那に会えない、、、。


私は自室に戻った。


リビングからは母親のすすり泣く声と父親のため息が聞こえる。



その頃、新那の家には、両親が来ていて、私と同じ状況だったらしい、、、。



(新那、、、会いたい、、、。)


私の呟きは、私のくるまっている毛布に埋もれて消える。






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ