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わたくし、悪役令嬢にはなりません!  作者: 焼ミートスパ


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1/2

1-表 利き茶を全部間違えてみた

「キャサリン様は全部不正解です」




教育係のその言葉に


「そ、そんな・・・」


と呆然自失するわたくし




・・・うまく演技できているかしら?




わたくしはキャサリン オブライエン


転生者です



某ラノベの悪役令嬢であることに気づいたのは5歳の時でしたわ




朝起きたら


「あ、悪役令嬢だ・・・」


と気づいて言っていました




・・・ここで知らない天井だ、いえないところがわたくしらしいです



一体伯爵令嬢のどこに王子様の婚約者候補になるという選択肢がでてくるのでしょうか?と問い詰めたくなりました




ところが実に恐ろしきは物語の強制力


某、長寿マンガの女神様の旦那のごとく強制力がクルクルクル!


10歳にして公爵令嬢や侯爵令嬢に混ざって婚約者候補になりました


・・・ちくせう




無実の罪で断罪の上に国外追放だとか、もうラノベの作者の頭を疑いますね


使い古されたネタの再利用が安直すぎて


ラノベ作家ならもうちょっと練りなさいよ!


とツッこんだのは前世での話


・・・まあ転生後でも粗を見つけるたびに言ってますけでね






そんなわけでしぶしぶ王子妃候補としての教育の一環に参加しています


今日は利き茶です





女性のお茶会は貴重な情報交換の場です


どこどこの令息の素行が悪いだとか


どこどこの令嬢は陰でイジメを行っているだとか


立ち入ることができない他人の領地や学校での情報は大事です


・・・性格が悪くないとできないお仕事です、ってあたいの仕事だよ!(苦笑)






もちろん大人の方の若いツバメやら、子猫の情報も交換します


・・・ただれていますね(分からない人は幸せな人生を送ってきたのでスルーしてください)




あと領地の小麦が豊作だとか不作だとかの情報と融通し合って恩を着せたり貰ったりの実務もします


・・・クソみたいな驕りとプライドのガチバトルを将来しなければならないかと死にたくなりますね




とまあクソみたいな人生が決まっているし、逃げられません


将来はお茶会に出て、あるいは主催してが決まっています(ちくせう)





そんなお茶会の潤滑油は人の悪口だけではありません


おいしいお茶とお菓子も重要です





当然のことながら王子妃ともなればどこの領地のお茶を使っているだとかのよいしょも大事です


貴重な茶葉を使ってくれたのならそれを褒めるもの重要なお仕事です


・・・どこかの戦闘用妖精の精神面のメンテナンスと同じですね





という訳で王子妃教育には利き茶が含まれます


その実務テストが全滅な私


それが冒頭です





ふっ、これで王子妃には選ばれまい


どこかのスパイの幼女、もとい養女のように達成感に浸るわたくしでした


・・・高笑いしないだけの分別はあります(少佐を名乗ってしたいですけどね)




こんな笑顔の絶える職場からは逃げる一択です


逃げるのは恥ではないし、役に立ちます


さあトンズラです!















王子妃教育が最低すぎるのが広まっていろんなことろでイジメられるのは想定外でした(涙)

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