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プロローグ
僕の名前は山崎陽斗という。
自分の特徴と言えば全くモテない。
それはこの世の不平等の仕組みのせいなのだ。
ーラブスキルー
生まれた瞬間にモテるのかモテないのか判断される。
100が最大で0が最小の設定らしいのだが、
世界最弱の-100という数値を出してしまったのだ。
だが、この数値はモテやすい、モテにくいというだけで数値が0だとしても全然付き合ったりしている人もいるらしい。だが、-100なんて有り得るもんなのか?僕の青春は終わったと過言してもいいと思った矢先、自分の青春を大きく動かす少女と出会うことになる。