第5話.戦闘中の会話
第5話です。阪神タイガース優勝おめでとうございます。自分は小さいころから阪神ファンだったので、記憶にある中で初めてのリーグ優勝で泣きそうになりました。次の日本一にふさわしい言葉は、もうそこにあるという思いを込めた「コレ」がいいと思います、岡田監督。
「グルアアアアーーーーー!」
ヒャッハーがいの一番に襲い掛かってきた。全部言うのめんどくさい。
「物質創造」
ヒャッハーの顔が火の玉になる想像をすると
「ドガーーーーーーーン!」
爆発した。え?どゆこと?
《能力スキル『暴食』により、体力、防御が500、魔力、MPが20、筋力が400、敏捷と知力が20プラスされました。また、能力『整髪lv.1』を奪いました。また、称号『爆炎』を得ました》
いや、そんな能力いらないです。あ、でも偉い人に会うときとかに重宝するのかも。…会う予定はないが。
《おそらくこめたMPが多すぎて、炎を出すこと以外にMPを使わなければならなくなり、そのMPの行き先が爆発だったと思われます。それと称号には効果があります。『爆炎』は爆発や炎系の攻撃の威力と範囲が上がります。あと偉い人というならこの世界で一番偉い人とすでにあってるはずですが。》
そんなMP込めなかったと思うけど。魔法で倒しちゃうと剣が使えないし一発で終わっちゃうからつまらないなー。それとあの人、っていうかあの駄女神は偉いって感じがせん。
《戦闘狂ですか…。しかも神を敬わない…。》
うるさい。。あれは駄女神のほうが悪い。横にいた魔神のケルトさんは偉いというか神々しかったけど。神だから普通は神々しいか、駄女神を除いて。あと俺平和主義だし。戦闘を楽しんだりもしていなかった…よね?
《戦闘時、心拍数が7ほど上昇しています。また言動からも楽しんでいると思われます。》
う、うるさい。とりあえず、雑魚には魔法は封印で。
《そちらのほうがよろしいかと。素材も討伐証明部位も取れませんしね。》
討伐証明部位?なんだそれ?
《ギルドではモンスターの特定の部位を渡すと報奨金がもらえる制度があります。普通の人型モンスター、ゴブリン等は大体耳ですね。違うときはその時お知らせします。》
さすが仕事ができる人は違うねー。素材とか持って帰るの大変そうだな。
《あなたの世界でおなじみのアイテムボックスでも創ったらどうですか?まあ、概念を創ってから物質、という風に創らなきゃいけないので手間ですが。》
アイテムボックス。なつかしい。確かにあったら楽そうだしこの戦闘が終わったらそうしようか。
《思考加速で談笑するのもいいですけどそろそろ戦いに戻りません?》
思考加速とは、思考の世界を伸ばすこと。今の俺の知力ではだいたい10万倍ぐらいに引き延ばせる。
しかし、思考が加速できても体が追いつかなったら意味がないので注意が必要だ。
「はいはいわかりましたよ。」
と言いながら思考加速を切り近づいてきたゴブリンソルジャー2体の背後に飛ぶ。
ズバシュッ!
右手に持った刀をふると、子気味のいい音を立てながら2体のゴブリンソルジャーは上半身と下半身に分かれた。
「グルアアーー」
残ったヒャッハーと、2匹のゴブリンソルジャーは怒ったように、それでいて少しおびえたように叫んだ。
《言い忘れていましたが、普通の攻撃に能力やMPを上乗せすることでより強力な攻撃ができ、それを技術と呼びます。》
ラノベやゲームで出てきた設定が出てきたな。さっきからそういうの多くないか?
《ご主人様のおっしゃるものを参考にこの世界はできましたからね。》
はっ?!どゆこと?この世界はそんな最近にできたの?
《ご主人様の世界とこのエグジムの時空軸は大きく違いますからね。一応この世界はできてから1億年です。》
時空軸ねぇ。そういうのもあるんだ。あと、ラノベやゲームを参考にしようって言いだしたのって…
《はぁ。ご主人様の想像通りアルメダ様です。》
やっぱり。そんな気がしてやまなかった。あの人そういうの好きそうだもん。でも、ならなんでレベルという概念がないんだ?
《アルメダ様がめんどくさいからと…。あと、50人を超える神のうち、ほとんどの神は異世界の文化を参考にするのを反対したのですが…。アルメダ様と娯楽の神であるエント様が賛成して、そのまま強行突破。反対したのですけど…。》
ん?先生も反対したの?
《そ、そういうわけではありません。早く戦いに集中してください。》
なんかあるのか?ま、いいか。これ以上訊くと怒られそうだし。
…このとき、もっと問い詰めればよかったと、将来のソウが後悔するのを、現在のソウは知る由もなかった。
長々しい前書き失礼しました。毎度のことですが、誤字脱字、こうした方がいいなどありましたら報告お願いします。気軽に感想、面白かったらいいねなどしてくれると嬉しいです。面白かったよ、と宣伝してくれるのも大歓迎です。…私の知り合いを除いて。




