幼い頃の創作
一人の少女の夢をみた。
もしもの世界の少女を夢みた。
小さい頃、一生懸命に描いた未完成の作り話。
未だに完結のめどは立っていなかった。時間が経てば経つほど、あの幼い頃の素直な感性を失っていくため、思うような文章が書けずにいる。どうしても歳を重ねるにつれ、巧く書こうと綺麗な言葉を蛇足する。
今の私には、壊してしまいかねない。だから長らく手を付けてもいない。そっとしとく方が、幼少の私を傷つけなくて済む。過去の自尊心が傷つくのを嫌がっていたのだ。
一人の少女の夢をみた。
もしもの世界の少女を夢みた。
小さい頃、一生懸命に描いた未完成の作り話。
未だに完結のめどは立っていなかった。時間が経てば経つほど、あの幼い頃の素直な感性を失っていくため、思うような文章が書けずにいる。どうしても歳を重ねるにつれ、巧く書こうと綺麗な言葉を蛇足する。
今の私には、壊してしまいかねない。だから長らく手を付けてもいない。そっとしとく方が、幼少の私を傷つけなくて済む。過去の自尊心が傷つくのを嫌がっていたのだ。
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