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異世界転移の魔王生活  作者: 心は10代だと思ってるおっさんかも?
6/8

6話

気持ちが良い朝日が部屋に差し込み、意識が覚醒しようとしている。どうやら、あれからかなり長時間眠っていたらしい


「ふわぁぁぁ.....よく寝たな」


無理もないことだ。遭難でロクに体を休める暇がなかったからな


「ん....なんか胸辺りが妙に暖かく、それに柔らかい?」


それに、なんだか足も絡みつかれているし、吐息?みたいのも感じられる。そう、まるで()()が俺に抱き着いているみたいに


恐る恐るシーツっぽいタオルケットを退けてみると...


「なっ!!!?」


ありえない、嫌信じたくない光景が俺の目に映った


そこにいたのは、白銀に輝く美しい髪に可愛らしい顔をした美少女であった。さらに深刻なのは一糸まとわない姿、つまりこの子が全裸だということだ


「(落ち着け、落ち着け俺!これはきっと俺の欲情が見せている幻覚だ。いや、それはそれでヤバいけど!」


混乱する頭を落ち着かせ、意を決しもう一度見てみると...


「...すぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ..........自首するか」


うん、これ幻覚じゃないわ。普通に見えるし

ほっぺつねったら痛いし

どう見てもこれは事案ですね。お巡りさんは決して許してくれないだろう


さやなら自由な異世界生活

こんにちわ自由のない刑務所生活!


真っ白く燃え尽きていると...


「....うにゅ.......ふぁぁぁ..........おはようございます」


可愛らしく欠伸をし、寝ぼけた目で挨拶をしてきた。体を起こしたことで前がはっきり見え、少女らしい鮮やかなピンク色のぽっちが見えた



「これが人類の秘宝か」


「ふぇぇ?」


素晴らしブラボー!

ただのぽっちではなく、美少女のぽっちをみれた今の俺は、間違いなく世界で一番幸せだろう

この秘宝、ワン〇ースを直で触ったら、きっと俺は蒸発してしまうのだろう


「.......いい匂いですぅ」


「おっふ」


寝ぼけた少女は、なんと俺に抱きついてきた。裸のままで!(ここ重要)


そしてそのまま、スンスンと俺の匂いを嗅ぎ、自分の体を擦り付けてきた


これはいわゆるマーキングなのか?


それに俺より、君の方が凄くいい匂いするよ?


うん、男の俺が言うと凄く変態感が増すよね。


「えっと、なんで君はここにいるのかな?」


出来るだけ優しく話しかけ、何故この子がここに居るのかを尋ねる。そして、俺が無実だと言うことも証明してみせる!


「?..........昨日からずっと服の中に入ってました」


「そ、そうか」


これはアウトかな?アウトだね

うん、こんないたいけな美少女を服の中に入れてるなんて犯罪だよね、ごめんなさい


でも、言い訳をさして欲しい

俺はこんな少女を服の中に入れた記憶は今まで人生の中で1度もない!!


冷や汗たっぷり流していると、少女の頭から生えている()見たいのが顔に触れた


ん?耳??


モフモフふわふわの狐みたいな耳、そして、輝くような真っ白な髪

まるで、昨日捕まえた小狐みたいじゃないか!


「お前、昨日の小狐なのか?」


「そうですよ?」


一体何を言っているんだと言うふうに、こてんと首を傾げる少女。そしてふと、自分の体を見てビクッと震え、俺から体を離した


「きっ」


「き?」


「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」


うん、何となく分かっていたけど....

思いっきりビンタされ、とても痛かったです




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