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46、キャロル、メンタル強ぇ

 翌日キャロルが王宮を出るので送りに行った。と言っても玄関迄ですが…

一応全員で見送る。

 雇用の継続をしてもらえなかったキャロルが落ち込んでないかと心配したが、いつも通り元気だった。


「では、皆さんお世話になりました。次のところでも頑張ります。」

意外にあっさりしている。


 どうやら次の職場を紹介されたらしい。

今度は1週間のお試し期間かららしいので頑張ってほしい。

 やる気があるのに全然伴わない不思議な子だった。

 私の中でキャロルの一番の仕事は"おじいちゃんの手紙"を持ってきてくれた事くらいだが、それだけは良い仕事をしてくれたと思う。


「じゃあ、姫様またね」キャロルが言う。


「うん、キャロルも元気でね」

または無いと思うけどね…

 私は命を狙われたりとかもあるからキャロルがここにいるのは危険だし、これで良かったのだ。


「そしてロイド様!!」

ロイドの正面に立ち…


「彼女さんいても良いです!良かったら付き合って下さい!!」


 これにはみんな驚いた!

メンタルつええええええええ

しかも彼女いていいの!?


ロイドがひとこと。

「無理。」

と言って断った。


 こうして嵐のようなキャロルは街に行ってしまった。

何だかんだで、面白い子だったが1ヶ月で充分だと思う。


教育係のエリザがほっとした顔をしていた。

エリザ、お疲れ様でした。




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