花。
教室の窓辺には花が咲いている
キレイだ。なんて先生は言う
僕は彼の本当を知らない
知ったのは居なくなったあと
先生に教えてもらったんだ
君は傷付くのを恐れていた
嫌われるのを恐れていたんだ
逃げたのではなく逃げられなかったんだ
彼がいなくなってから花は枯れてしまった。
水をあげていたのが誰か、なんて
知りもしなかった
気にも止めなかった彼のこと
心優しいあなたのことを
きれいな花だ。なんて
いなくなって、気付いたんだ
作者あとがき
初投稿。
日々の生活の中
関わらなかった友達のこと
いなくなってから
その人の心に触れたような気がする
出来事を短編?にしてみました。
読んでいただきありがとうございました。