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カイコ  作者:
34/52

「ユーリ」


「あ、グレン。お疲れ様!

今日はもう終わりなの?」


「ああ、、」


ベッドに潜り混んできて、いつもの様に私を抱え込む。


もぅすっかり馴染んだ温度と匂いに、ほにゃっとする。

なんだか落ちつくんだよね。


そのまま、いつもの様に眠りにつく、、、筈が、なかなか寝付けない。


「あ、、の、グレン?」


どうした、と、いう風に手を止めてくれた。


「ええと、、なんでも」


ゆっくりと肩から腕をさすってくれているんだけど、なんか、手が胸の先をかするので、、あ、私が体勢を変えればいいのか!!


キュッと身体をひねり、よし、バッチリ。


じゃない!


今度は腕をさすってくれるので、、あ〜、もぅ!

そもそも、なんで腕をさすってくれてるの?!


腕を伸ばそうかな、すると、好意を無にする感じ、だね、、


うーん、この状況を打破するには、眠たくてダルくてアレだけど、マッサージ返し?

きっとこういう風にさすさすして欲しいんだ!


「ぐ、グレンっ」


「、、ン」


ヤバイ、もう、寝ちゃってるの?


でもこのままじゃ私が眠れそうにないよ?!

夫婦といっても、実質アレコレとしていないから、私は全くの初心者!


うあー、どうしたらいいんだか、、どうしたらいいんだか、、


小悪魔風にグレンの手の甲を軽くツネッ。

何が小悪魔だ!

何言ってんだ私!


「、、ン」


もぞりと身体を丸めたグレンの顔が寄ってきて、推定唇っぽい部分が首にくっ付いてしまった!

ますます落ちつかない!


暫く悶々とし、私は悟った。


眠ってしまったグレン檻から抜け出すことは実質不可能、眠ってしまったグレンを起こすことも不可能。


前門のグレン、後門のグレン、横にもグレン、上にもグレン、、


「ぅひゃっ」


サスサスしてた手が胸に着地した!


な、ナマじゃない、けど、ネグリジェ一枚ごし。





今日の羊は確実に百を超えそうなのです。





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