詩 繋いだ手
掲載日:2026/03/21
手を繋ぎたかったのに、払われた。
その傷は今も続く。
忘れるのは、寝てる時のみ。
だから自分も手を払いのけた。
相手の顔が凍ったのが分かったが、どうしようもなかった。
自分を傷つけると、安心する。
まだ生きていると思える。
それは心配して欲しいから。
人の嫌いなことをする。
ご飯を食べるよりも、愛が欲しい。
愛に飢えている。
そのために何でもする自分がいる。
「変なの」
1人がいいのに、人恋しくなる。
甘えたくなるから、もう一度、繋いでみる。
今度は大丈夫だった。
涙が出そうになる。
甘えてもいいんだと思えるようになった。
昔より今がいい。
この瞬間、死んでもいいと思える自分がいる。




