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読みやすい文章とは

なろう小説に限らず、読みやすさは「絶対」である。


「誰が読んでも理解できる文章」


こう言うと、安っぽくも聴こえるかもしれない。

だが、理解されない文章は、文章としての価値も持たない。


筆者は、読者に対し、伝えたいことを伝えて、なんぼである。だとすれば、その対象も多いに越したことはない。


難しいことを語ってはいるが、平明な文体。

これこそが至高といえる。


難しいことを婉曲えんきょくに、難しい表現でダラダラと語る馬鹿がいる。いわゆる「賢いつもりの馬鹿」である。


読者に切りつけたいのならば、スパっと切ればいい。切られたことにすら気付かぬ、鋭利で洗練された言葉によって。



枕が、本文のような長さになった。

さっさと本題を述べよう。


読みやすい文章。

それは「簡潔明瞭」な文章のことである。


一文、一文が短く、テンポよく配列された文章。

テンポを作るなら、サビ以外は短いほど良い。


一文とは、読点(「。」)までのひとつの文。

長くとも(=大サビでも)40文字までには収めたい。それ以上の長さになるようなら、一文を二文にでも分解する必要がある。


一文とは、読者がひと飲みに咀嚼(咀嚼)できる文の長さの単位でもある。口の大きさに多少の個人差はあれど、食べやすい方が良いに決まっている。


食べやすく切り分けたからといって、味が落ちるということはない。もし落ちるのだとすれば、それは料理人(=筆者)の腕の問題である。


最大で40文字。

適度に句点(「、」)も入れつつ、喉に詰まらない調理を。


平仮名と平仮名が繋がる部分にも、目印として句点を入れるのもいい。これは読者への配慮であって、見栄えを気にするところでもない。



時代を超えて読まれる文章には、必ず明瞭さが存在する。


我々は、詩人ではない。

格好をつけているつもりで、おのぼりさんのようなファッション(=文体)で、街を練り歩く方が、恰好も悪い。

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― 新着の感想 ―
読みやすい文章、これが難しいのです。 簡潔にするのも一つの方法。 噛み砕いた文章も、また、一つの方法。 用途に合わせてなのかもしれないですね。 でも音楽に似ているのかなと、ふと、思いました。 耳障り…
こんにちは。 私の場合は、 黙読して歯切れが良いところで区切りますね。上記の例では“【で】と【区】のあいだ”に句読点を入れるのもアリ
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