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第40話 つながる二人?

 時計は午後11時を少し過ぎたところだ。

 女の子二人は仲良く入浴中。


 「俺、真琴とお風呂入りたかったな……うう、やばい。緊張する」


 実はさっき相談していて今日新菜は一人で寝ることになっていた。

 明日大阪への出張で朝早いからね。


 つまり今日。


 俺はちらりと新品の例の箱を確認した。


 「準備はOK。うあ、うまくできるかな……うう、やばい考えただけで興奮する」


 俺が枕を抱え悶絶していると、ドアをノックしてお風呂上がりの真琴が俺の部屋に入ってきた。

 しっとりとした髪が色っぽい。


 「あ、あの、誠。……そ、その……あう」

 「お、おう、えっと……す、座ったら?」

 「う、うん」


 俺の隣に腰掛ける真琴。

 凄くいい匂いがする。


 まるで心臓の鼓動が聞こえそうなほどドキドキとしている。

 俺は隣の真琴を見ようと顔を向けた。

 目が合う。


 「「っ!?」」


 顔がほんのり赤く色づいて、目が潤んでいる。

 ああ、凄く可愛い。


 俺はそっと真琴の頬に手を伸ばす。


 「ひゃん♡」

 「うあ」


 いきなり声を出す真琴。

 心臓が飛び出るかと思った。


 「あ、あのさ、そ、その……愛してる」

 「っ!?……うん♡……嬉しい」

 「えっと、電気、消した方が良いかな」

 「う、うん。……恥ずかしいから……お願い」

 「うん」


 俺は電気を消して、真琴を優しく抱きしめた。

 柔らかい女の子の感触に俺の胸が高鳴っていく。


 「ん♡……もう、やさしく、だよ?うあっ」


 そしてそのままベッドへ倒れ込む。

 真琴を早く感じたい。


 「あう、こ、こら、もう……んあ、エッチ、ちょっ、ちょっと、あう」

 「ああ、真琴、可愛い……良い匂い、ああ、柔らかい……真琴…」


 俺はもう止まれない。

 真琴を感じるように手を動かし続けていく。


 「あん♡……もう、焦らないで……今、服脱ぐから……」

 「お、おう……俺も脱ぐ」


 薄暗いベッドの上で二人の服がこすれる音が響いている。

 暗くてよく見えないのが残念だけど、薄っすらと真琴の美しい白い体が認識できた。


 凄くキレイだ。


 「真琴……奇麗だ……」

 「もう……エッチ♡」


 ああ、ついに今日、俺は真琴と結ばれるんだ。

 感動が俺の胸に押し寄せていく。


 そおっと真琴に触れる。

 吸い付くような感触に俺はますます興奮していく。


 「ねえ、キスして?……いきなり触るのは……怖いよ?」

 「う、うん。……ん」

 「ん♡……はあ、誠………好き」

 「俺も大好きだよ」


 ああ、もう好きすぎる。

 もう止まれないよ……


 再び俺は真琴に触れながら、彼女を優しくベッドへ寝かせ、覆いかぶさる。

 真琴の吐息が俺の興奮を誘う。


 そんなタイミングで突然音を立て開くドア。

 二人の時が止まる。


 「わーん。やっぱり無理―。一緒に寝るの―」

 「「は?」」

 「もう、ズルい二人。私も混ぜろー」


 そしていきなり明るくなる俺の部屋。

 素っ裸の二人は慌てて服で体を隠す。


 「あっ!?……ごめん。邪魔しちゃった?てへっ♡」

 「「……」」

 「もう、明日出張で早いの。早く寝よ」

 「「……」」

 「明日私居ないんだからさ、明日にしてよね。まったく」

 「「……」」

 「ほら、早く寝るよ。おやすみー」


 そして再び消される電気。

 なぜか俺と真琴の間にねじ込んでくる新菜。


 俺は心で泣いた。

 真琴はどうだろうか。


 明日こそ頑張ろう!!


 こうして夜は更けていった。


※※※※※


 「ピピピ…ピピピ…ピピピ…」


 新菜の携帯が鳴り始める。

 どうやら朝が来たようだ。


 「うーん。良く寝た。……急がなくちゃね。誠、起きて」

 「う、うん……えっ?まだ4時半じゃん!?」

 「うん。だって6時にJAだよ?急がないとじゃん。ご飯お願いね」

 「あー、そうだった。分かったよ。新菜準備は大丈夫?」

 「うん。ばっちり。だから後は身だしなみと御飯だけだよ」

 「よし、任せろ。あっ、真琴はまだ寝かせてあげような」

 「うん」


 あわただしく俺と新菜は準備に追われていく。

 でもこういうのなんか楽しいんだよね。


 どうにかご飯が出来たくらいで真琴が起きてきた。

 凄い寝癖だ。


 「おはよう誠。新菜は?」

 「ああ、もう来ると思うよ。おーい、ご飯できたよ」

 「はーい」


 ばっちりスーツを着込んだ新菜。

 うん凄い美人だ。


 「あーお腹空いた。あっ、おはよう真琴」

 「おはよ。新菜朝から元気だね」

 「うん。今日は大阪だからね。頑張っちゃうよ」


 俺は新菜にご飯をよそってやる。

 卵焼きとウインナー。

 みそ汁とレタスサラダ。


 まあまあだよね?


 「いっただきまーす」


※※※※※


 5時20分くらいに新菜はあわただしく出ていった。

 頑張れ。


 「真琴ご飯どうする?」

 「うん、食べたいかな。……お腹空いた」

 「ははっ、わかった」


 俺達は二人でご飯を食べる。

 何気に二人きりでご飯を食べるの久しぶりだ。


 ああ、いいな。

 こういうの。


 真琴、可愛い。


 思わず見つめていると目が合う。

 俺、見過ぎかもだね。


 「もう、そんなに見られると食べられないよ?……せっかく美味しいのにさ」

 「ごめん。そうだな、俺も食べよっと」

 「ふふっ、なんか久しぶりだね」

 「うん。俺もそう思ってた」


 二人で食べるご飯は、すごくおいしかった。


※※※※※


 まだエッチは出来ていないけど。

 俺達らしいって思っちゃった。


 もちろん今夜は頑張るつもりだけどね。


 早く真琴と結婚したい。

 俺は心から想っていたんだ。


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