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マスカレイダーF 第41話『メイドより愛を込めて』

 今回のあらすじ


 第41話『メイドより愛を込めて』


 深層真理

 アヌビスアニマスが九字を切っている

「臨、兵、闘、者、皆、陣、列、在、前…」

 錫杖を床に打ち付けシャンシャンと鳴らす

「臨、兵、闘、者、皆、陣、列、在、前…」

 闇の中浮かび上がる無数の仮面

(かぁああああああつ)!!」

 一際大きな声に仮面が動きを止め、落下する

「計画通りである」

 ハグルマアニマスの声が虚ろに響いた


「こいつは…ボクが倒したはずの…!?」

 街で破壊活動を行っていたのはスパイダーアニマであった

 時同じくして、Gはチワワアニムス、プードルアニムス、レイジーアニムスと、Jはミノタウロスアニマスと対峙していた

【イデアライズ/フォーク】

 鋭い脚の連撃にフォークスピアで応戦する

「こいつ…強くなってる…!?」

 緩急を交えた攻撃にいつしか防戦一方となっている

 一旦間合いを広げー

「っ!?」

 それを読んでいたようにぴったりと肉薄してくる

 両腕でがっしりと捕まえると、八本の脚の連撃が全てクリーンヒットした

「うわぁあ!!」

 ダメージと引き換えに距離が取れた

「はぁはぁ…見せてやる…Z(ゼータ)の力を!」

【イデアライズ/スパイダー/フェザー】

 超高速移動によりFの姿が八体に分身する

【ファイナルファファファファイナル/フォースフォフォフォフォースキックキキキッック】

 スパイダーアニマの周囲を囲み八方向からのキックが襲う

 スパイダーアニマは八本の脚でそれを捌き…

「!?気づかれた!?」

 上空から迫る本体を察知し迎撃モーションに入った

 必殺の攻撃は直撃せずに仮面を掠るに留めた

 しかし仮面が外れるとスパイダーアニマは苦悶の声をあげ身を捩らせ変身が解ける

「爺やさん!?」

 それは舘町家使用人須玖喜多蔵であった

「ふぉっふぉっ…ごほっ!面目ない…」


#ギルティライズ/グラヴィティ#

 超重力に三体の再生アニマス獣たちは簡単に足止めされる

 そしてそのまま仮面がずり落ちる

「ばたん」「きゅー」「はぁ!?セリフ残ってないじゃない!?」

 エール、クインビー、シーナが姿を表した


 ミノタウロスアニマスは斧を一生懸命持ち上げようとしているが引きずるだけだ

 しかも引きずった拍子に仮面が外れてしまう

「好子!?なんでこんなことに…!?」


 五人は病院に運ばれた

 どうやら何者かに仮面を被せられ、意識を失っていたようだ

 再生怪人の強さは被害者の能力に依存しているようで、スパイダーアニマだけ異次元の強さだったのは喜多蔵のポテンシャルの凄まじさを示している

「ジョシコちゃんまで巻き込みやがって…許さねえ…!」

「それだよね、強さを求めてないってことだから、明らかに人質的な使い方をしている」

 その時喧騒が響いた

「仕掛けてきやがった。!?」

 病院内には多数の再生怪人たちが彷徨っていた

 中には先ほど倒したアニマス獣たちの姿もある

「仮面だけを狙って!」

【イデアライズ/F】

「わかってる!」

#ギルティライズ/G#

「数が、多いっ!」

‡ジュエルライズ/J‡

 次々と仮面を狩っていく

 医者や看護師、入院患者と思しき人々が倒れていく

「減ってなくなくない!?」

「さっきも見たぞウリボウ!」

「キリがない、黒幕を探せ!」

 シャン!

 錫杖の音が聞こえる

 屋上に待っていたのはひしめく再生怪人たちと、黒犬の頭部を持つアヌビスアニマスの姿だった

「どうやらお前が諸悪の根源らしいな」

「左様、私はアヌビスアニマス、寄る辺なき死者の魂を守護せし者」

 また錫杖を鳴らす

「お気をつけください、ここからは無辜の民に加え、少々骨のある一般市民、我がパンゲアの育成した戦闘のプロフェッショナルも混じっております故…」

 アヌビスアニマスを守るようにアロガンスアニマ、カルラアニマス、プードルアニムスが周りを囲む

(相手にしてらんないよ、本体を狙おう)

(了解)

(いくぞ…壱、弐の、散!!」

 空気を蹴りFが空中に飛び上がった

 カルラアニマスもそれを追う

 Jの神速の抜刀術をアロガンスアニマの目は捉え、羽根を散らせ妨害する

「っ!?」

 ダン、と飛びかかってきたプードルアニムスが四肢でGのそれを押さえつけてくる

 狂暴な顎が首筋に迫る

「いきなりチェックメイトは無茶ですよ」

 呆れながらアヌビスアニマスが錫杖を打ち鳴らす

 シャン

「そう、だから周囲の駒をおびき寄せた、ボクら三人で」

 風が吹き抜けた

「ふぉっふぉっふぉ、汚名は雪がせて頂きましたよ」

 喜多蔵の拳にはメリケンサックが嵌められている

「ぐ…ぬおおおお!」

 すれ違いざまに放った拳撃は十分な威力を持って届いていた

 アヌビスアニマスの仮面に入ったヒビが亀裂となって走っていく

 シャン

 取り落とした錫杖がまた音を立てる

「なんと!?」

 余裕綽々だった喜多蔵に驚愕の表情が浮かぶ

 仮面が砕けるとそこにあったのは、彼の孫、舘町家使用人(メイド)須玖克己の顔だった



 次回予告 7月10日放映予定


 第42話『トワ=ノ=ネムリエ』


 無限に再生する怪人軍団

 それを指揮するのは須玖克己

 戦う術はあるのか


 


 今週のアニマス獣


 アヌビスアニマス

 本体 須玖克己 仮面 頭部 手の平 錫杖

 データ解析中……

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