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マスカレイダーF 第37話『迷宮散歩』

 今回のあらすじ


 第37話『迷宮散歩』


 古都の様相を彷彿とさせる町並みを英雄が駆ける

 忍者たちが行く手を阻む

 英雄は走りながらベルトを操作する

‡ジュエルライズ/J‡

 すれ違いながら斬りつけると装束を残して消える

「ブモオオオオォオオオオオ!!」

 遠くから雄叫びが聞こえてくる

 Jは再び走り出すーー



 いつもの街並みを英雄が歩いていた

 手には彼の所属する劇団の新作公演の台本

 そこに小さなユラギ兵たちが現れる

「こいつらはビショップの…!?」

 Jに変身して応戦する

「ブモオオオッッッl」

 ビショップアナザーワン、ミノタウロスアニマスは神話をそのままトレースしたような牛頭の大男であった

 手にした斧は二つの掌を象り中央に仮面が貼り付いている

「フーッ!フーーーーッ!!」

 巨大なそれを新体操のバトンのように器用にくるくると回す

 警戒するJの足元に直撃すると地面を砕き奈落へと落ちていく……


 英雄が気がつくと、そこは地下ではなく時代がかった家屋の立ち並ぶ道の真ん中であった

「これは…まるで時代劇のような…」

 その言葉に反応したように周囲を忍装束の集団が取り囲む

「…どう楽観的に考えても味方ではないな」

苦笑しながらJに変身すると敵の火遁をサファイアシルエットでいなし、手裏剣をエメラルドシルエットで弾き、ルビーシルエットで一掃する

「ユラギ兵ではない、なんなんだこいつらは…」

 残された忍装束を調べるが答えは出ない

 いくつか民家を覗いてみても無人である

「誰もいないのか………!?」

 視線を上げると、遠く半鐘の櫓の上に人影が見えた

 黒髪で着物の7歳くらいの少女のようだ

 英雄は走り出した



 Jは櫓の下にたどり着くと跳躍するが、すでに少女の姿はなかった

「あの雄叫びを聞いて恐れて逃げたのか…?」

 櫓の上から見回すと、この町並みはどこまでも続いていた

「タイムスリップというわけでもなさそうだな」

 遠くにミノタウロスアニマスの巨体が見える

「やれやれ…脱出の方法、聞き出せるかね…」

 飛び降りて駆け出す


猛悪悪悪悪悪(モゥオオオオ)〜!」

「やはり話は通じぬ模様…!」

 振るった武器を素手で鷲掴みにされそのまま振り回されて投げ出される

「ぐはっ…」

 積み重ねられていた防火の木桶にぶつかりなぎ倒す

「手癖の悪い御仁だ…試してみるか」

‡ジュエルライズ/アメジスト‡

 妖しく紫に輝く石でJはアメジストシルエットに姿を変える

「これまで毒を散々喰らって来た…故に小生の体内にて毒は蓄積しその力を自らの物とせしめた!」

‡シックル/ポイズン‡

 鎌を毒々しい紫の粘液が覆う

「Kill!」

「ブモッ!?」

 掴んだミノタウロスアニマスの掌が爛れぶすぶすと煙をあげる

 流石に手を離し逃げ出す

‡ファイナル/フォースヴェノム‡

 Jが鎌を振る度に毒液が飛沫を上げて飛んでいき、格好の的となった巨体に次々と命中する

「ブッブッブゥモォオオオオ!!」

 そのまま全身は溶けて煙を上げた

「倒した…か?また仮面は狩れず…そもそもどうしてこ奴は仮面付きの巨斧を持ってなかったのだ…?」

 Jは変身を解いた

 ふと気がつくと、漆喰の壁の陰から先ほど見かけた少女がこちらを見ている

「きみ、ここがどういうところか知っているかい?」

 英雄の問いかけに少女はその場でふるふると首を振った

「わかんない…」

「そうか…ここは危ない、一緒に出口を探そう」

 小さな手を繋いで二人は歩き出した


 もう一度櫓の上からこの空間を俯瞰してみる

 眼下に広がる町並みは規則性を持って視界の限り永遠に続いている

「あれは…先ほどの戦いの跡」

 ミノタウロスアニマスとの戦いで崩れた木桶が見える

「?…!」

 同じように、否、全く同じ崩れかたをしている場所が何箇所もある

「規則性を持っているんじゃない、同じ場所が永遠に繰り返し配置されているんだ…!」

 櫓から降りる

「おにいさん、かえりみちわかった?」

「うん…多分、ね」

(同じ形のパズルのピースが無限に続いている状態だ。繋ぎ目の部分に何かがあるはずだ…)

 少女を背負い怪しい箇所を廻る

 そこにまた忍者の集団が襲ってくる

「ちっ!お嬢ちゃん、少しここに隠れているんだ」

 少女を民家に隠し、英雄はJに変身する

‡ジュエルライズ/ダイヤモンド‡

 ダイヤモンドシルエットとなり、民家を結界で護る

「これなら大丈夫だろう…こい、三下!」

「ブモッオオオオモォオオオオオ!!」

「なんだと!?」

 忍者たちと切り結んでいると上空から倒したはずのミノタウロスアニマスの巨体が落下してきて何体かの忍者を踏みつぶし着地した

「もしや…本体である斧を倒さなければならない使い古された展開か…!?」

 そして今回も斧は持っていない

「とりあえず一旦ご退場願おうか」

 アメジストシルエットで毒鎌で斬りかかるが

「モッ!」

 刃を手の甲でブロックし平然と反撃してくる

「一度受けた攻撃には耐性がつく、と…」

 無限に閉ざされた迷宮の中、無限に再生し、無限に強化されるミノタウロスアニマスが迫る…



 次回予告 6月12日放映予定


 第38話『刹那パーペチュアル』


 永遠に続くかのような迷宮

 だが出口のない迷宮は迷宮にあらず

 脱出のカギとなるのは…



 今週のアニマス獣


 ミノタウロスアニマス

 本体 不明 仮面 斧 手の平 斧

 データ解析中…


 マスカレイダーJ紫水晶(アメジスト)シルエット

 パンチ力:7t キック力:7t ジャンプ力:7m

 マスカレイダーJが価値ある紫の力を借りた形態

 毒を操る

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