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マスカレイダーF 第25話『金曜日狂詩曲』

 今回のあらすじ


 第25話『金曜日狂詩曲(フライデーラプソディ)


『Day1 水曜日』

「第三十二回アクシャブル成長戦略会議〜」

「いえー」パフパフパフ

「あ、アホ盛フライドポテト五つお願いします」

「ちょっとエール!また食べ切れないでしょ!?」

「い、いえー…」

 アクシャブルの五人がカラオケボックスに集まっている

「はい、というわけでですね、日曜日のホワイトデーライブに向けての話し合いとなります」

 そこに店員が気まずそうに入ってくる

「申し訳ございませんお客様、ご注文のお料理を提供出来なくなってしまいまして…」

「はぁ!?どーゆーことよ!?」

「それが…いつの間にか食材が全て食い荒らされてしまいまして…」

 厨房と倉庫はめちゃくちゃだ

 裏口から飛び去る一匹の蝿…


『Day2 木曜日』

 英雄たちが劇団の稽古を終え、控室に戻って来ると弁当が食い荒らされていた

「泥棒!?」

「いや、鍵はかかっていた」

「ネズミか何かか?」

「しかし出入り出来そうなのは通気口くらいだ」

 一同は首をかしげながらゴミをまとめた

 一匹の蝿が通気口から飛び去った


 比呂はファイブナインマートに向かう道すがら、臨時休業の張り紙をした飲食店を多く目にしていた

「おはようございま…うわっ!?」

 店内は多くの客が2台のレジに長蛇の列を成していて今にも店からはみ出しそうだ

「八門氏〜早く入ってくださいっす〜」

「八門くん〜倉庫からじゃんじゃん補充して〜」

「わ、わかりました!」


「や、やっと終わったっす…」

「き、聞いてないよぉ〜…」

 レトルトや冷凍含めた食品の在庫が無くなるまで行列は続いた

「どうやら街中で食品が不足しているようだな」

 嵐の去った店内に英雄がやってきた

「ある店では食品が食い荒らされ、無事な店には客が殺到する、マトモじゃない、これは」

「奴らの仕業、か」

 ぐーっ、と腹の音が鳴った

「奴らの仕業かキリッぐーwww」

「無様だな、八門」

 ぐーっ

「お前も腹減ってるんじゃねーか!」

「まあまあ、みんなの分はとっておいたよぉ〜」

 五味場が調理前のホットスナックを持ち出す

「うまうま…忙しすぎて揚げてる暇なかったっすからね」

「うまうま…おそらく敵は食べ物のあるところにあらわれるだろう…」

「うまうま…でももう街に食べ物は残ってないんじゃないか?」

「そうっすね、無事なお店にはお客さんが押し寄せて売り切れてるっすよ」

「一箇所心当たりがある、食べ物はあるけど売ってない食べ物目当てでは行かないような店が」



 ゲームセンター

 クレーンゲームの景品にはお菓子が用意されている

 それが今街に残っている最後の食品だった

 一匹の蝿が飛んでくる

 それはブリミアアニムスへと姿を変えた

「タリナイ…タリナイ…タベタリナイ…」

 頭部には複眼のように2つの仮面が貼り付きせわしなく動いている

 クレーンゲームの筐体を破壊し、中身をまたたく間に食い尽くした

「そこまでだ!」

【イデアライズ/スパイダーウェブ】

 蜘蛛の網がブリミアアニムスを縛りあげる

「ウットウシイ…イデヨ!ユラギヘイ!」

 漂う蝿を生贄にユラギ兵【(レギオン)】たちを呼び出す

 ユラギ兵たちは統制された動きでFとJを牽制しつつ拘束を解く

「さすがに一筋縄ではいかないか!」

【イデアライズ/フェザー】

「努努油断召されるな!」

‡ジュエルライズ/鋼石/ウォーター‡

 フェザーシルエットが空中でブリミアアニムスと切り結び、鋼石シルエットサファイアが地上でユラギ兵に切りかかる

ベル・ザ・ビート(鐘の音の衝動)!」

 羽音が衝撃波を伴いFを襲う

 振動がFの足元の固定した空気を揺るがし墜落する

「交代で候」

 ユラギ兵たちを倒したJは噴き出す水を足場に飛び上がるとさらにFも踏みつけて跳躍する

「ザンネーン」

 ブリミアアニムスは柱の裏側に逃げている

「障り無し」

‡ファイナル/フォースイアイ‡

 水の刃が柱を通り抜けブリミアアニムスだけを両断した

「モット…カロリー…ヲ…」

 二つに分かれた肉体はボトボトと落下すると細かな粒となって消えていく

「あだっ!?」

 Fもボトリと尻もちをついた

「俺を踏み台にしたな!?親にも踏み台にされたこと無いのに!」

 Fの恨み節をJは華麗に聞き流した

「今回はギルティライザー無しでござるか…仮面も狩れぬ…本当に倒せたのやら…」


『Day3 金曜日』

 食料品を積んだ配送トラックが住民たちに囲まれて立ち往生している

 こじ開けられる荷台、しかしそこはすでに空っぽだった


 街はさながらゴーストタウン

 飲食店はシャッターを下ろしスーパーに食べ物はない

 街はさながらゾンビ映画

 食べ物を求めて人々が彷徨う

 そして獲物を見つけ殺到する

 ファイブナインマートへ


「はーい押さないで押さないで!」

「在庫はまだありますからねー!」

「一人一食限定でお願いしまーす!」

 駆り出されたアクシャブルが物販で鍛えた客さばきを見せる


 子供のために弁当を持って帰る母親

 その手から突然重みが消える

 残ったのは不快な羽音だけ…


 街のあちこちで人々の持つ食品を喰らいながら、無数の蝿がファイブナインマートを目指す…




 次回予告 3月13日放映予定


 第26話『地獄の土曜日(サタデー)金次第』

 

 ブリミアアニムスは生きていた!

 必要なカロリーを摂取し完全体となり襲いくる…!

 

 


 今週のアニマス獣


 ブリミアアニムス

 本体 不明 仮面 頭部に二つ 手の平 禁断武装

 データ解析中…

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