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マスカレイダーF 第20話『ヒーローは一人じゃない』

 今回のあらすじ


 第20話『ヒーローは一人じゃない』


 Jに武器を突きつけられるF

「貴君は何の訓練も積んでいない一般市民、パンゲアの手にかかり市井の民に絶望を与えるくらいならここで小生が引導を渡しましょうぞ!」

「あー、仲間割れか?そりゃあいい、めんどうくさくない、どっこいしょ」

 レイジーアニムスはどっかりと腰を下ろす

‡ジュエルライズ/カタナ‡

「マジかよ…っ!?」

 躊躇わず斬りかかるJ

 Fが躱すとその刃はレイジーアニムスに突き刺さる

「あ…?」

「当然、お主が敵である事実に些かの変わりもなし!」

「いでえなちっくしょお!もお仕事しねえ!帰る!」

 地面を殴りつけもうもうと砂埃をたてる

 それが収まった時にはその巨体はもう無かった

「あんたさぁ、ちょっとは共闘しようって気がないわけ!?」

 変身を解いた比呂はJに食ってかかる

「先程も申した、素人は戦いに不要!」

「そりゃあ俺は素人だよ、でもアンタだって最初は素人だっただろ!?戦場に出ないといつまでも素人のままだ!」

「戯言を…然し其れもまた一理は有り」

‡ジュエルライズ/タケミツ‡

「小生が少々手ほどきをして進ぜよう」

「或いは、拷問かも知れませんが、ね!」


「飴うまー」

 深層真理休息の間(ヴァケイション)で転がるレイジーアニムス

「…いい身分じゃの」

 ビショップが怒りを滲ませながら背後に立つ

「はい、休憩おーわり!ちょうど今行こうと思ってたんだよねージャストなう」

「コレを持っていけい!」

 渡したのはリンゴ飴

「お、気が利くねーサンキューサンキュー」

 もちろんそれはただのリンゴ飴であるはずもなく…


「ふむ…思ったよりも基礎体力はあるご様子」

「そりゃ…どうも…一応…鍛えてたんで…」

 息も絶え絶えで応える比呂

「しかし貴君の動き、技は全て明夜殿の模倣、それだけではこの先生きのこるのは難しい」

‡ジュエルライズ/シックル‡

「kill!」

 Jの居合い切りは比呂の横を神速で通り抜け、迫っていたレイジーアニムスを退けた

「ちぇっ隙だらけだったのによーめんどくせーお前ら仲がいいのか悪いのかどっちなんだよー」

「ユラギ兵、やっちゃってー」

 現れるユラギ兵

 比呂もFに変身し混戦を窮める

(俺だけの動き…俺だけの技…?簡単に言いやがって…)

「あーめんどくせえ、飴でも嘗めなきゃやってらんねえよ」

 レイジーアニムスがリンゴ飴を取り出しまるごと口に含む

 たちまち口から何かが飛び出した

「おごおおおお!?」

 それはズルズルとのたうちながら口元から長い身をくゆらせ、ぬめぬめと煌めきながらレイジーアニムスの腰元へ這いずり巻き付いていく

#ギルティライズ/スロウス#

 蛇によってもたらされたリンゴ、それは罪の始まりである

 怠惰を象徴するケモノが知恵を得て衣服(スーツ)を身に纏う…

#ギルティライズ/ハチェット#

 手にした武器はアルファベットのGに似た意匠の手斧

「こいつは…そう、マスカレイダー、G!?」

「あギギ…」

 強制的にGへと変身させられたレイジーアニムスはぎこちなく武器を振るう

 それは残っていたユラギ兵に当たり粉砕した

「Gaaaaa!」

 理性を完全に失い、Jに突進する

「くっ!?先程までとは動きが違う!」

 手斧を無茶苦茶に振りかぶるG相手に防戦一方のJ

「くそっ!くそっ!見せてやるよ!俺だけの必殺技…!」

【イデアライズ/フレイム】

 Fの姿が変わる

 熱気を放つ筋骨隆々の戦士

「うおおおおおお!!」

 どすどすどすと地響きを上げながら猛進する

「なんと無策な!?」

 接近に気付いたGが振り向く

「今だ…!【イデアライズ/フェザー】!」

 砂煙と熱気で揺らめいていた姿が一瞬で消え見失う

 カウンターに振るった手斧が空を切る

「俺の力、明夜ちゃんに認められた妄想の力!想像を具現化する力!」

 G、そしてJも周囲を見渡す

 地平、上空、姿は見えない

 ならば地下?残念、そこじゃあない

深層真理(ディープスペース)!?」

俺だけの世界(アルカディア)だ」

 Gの真上に現れた空間の裂け目から突如として現れたFのキックはそのままGを貫いて地表をも蹴り砕いた

「【ファイナル/フォースインフィニティキック】…!」

「」

 無限大の距離を自由落下し得たエネルギーを全て込めた技を受け、断末魔すら発せずGは倒れた

 しかしそのベルト(ギルティライザー)は蛇と化し姿を消した

「へへ…やってやった…ぜ…」

 力を使い果たしたFは変身が解け倒れ込む

 それを受け取めたのはJだった

「お見事…!一瞬の隙を付き異空間に姿を隠すその手際…何より深層真理以外の異空間を開くなど前代未聞!貴殿は立派な戦士!」

 Jもまた変身を解いた

 そこに現れたのはジョシコの側に居たイケメンであった

「小生は…俺は真野英雄(まのひでお)、これからは共に戦おう!」 

「…お前…ジョシコちゃんのストーカーじゃねえか!?」

「スト…!?失敬な俺は好子と五年も付き合ってるんだぞ!?」

「はぁ〜!?ジョシコちゃんは男なんかと付き合ったりし〜ま〜せ〜ん〜!だいたい好子ってなんだ好子って馴れ馴れしい!後方彼氏ヅラか!!?」

「訳のわからない事を言うな!なんなんだお前は!?」

「お前こそなんなんだ!」

 二人の不毛な言い合いは延々と続いた……



 次回予告 1月30日放映予定

 第21話『ヴァレンタイン中止指令』

 

 ジョシコを巡る比呂の英雄に対する一方的な恋愛バトルが勃発

 チョコレートを手にするのは、もうわかりきっているがはたしてどっちだ…!?




 今週のアニマス獣


 レイジーアニムス

 本体 キル(ミー)忍子(しのぶこ) 仮面 頭部 手の平 禁断武装

 パンゲア構成員キル味忍子の変身した姿

 ナマケモノをモチーフとしており、巨大な体躯から強烈な攻撃を繰り出すが燃費がすこぶる悪く、頭部の仮面は口が大きく開いておりいつでも栄養を摂取している

 「(ドラッグ)」のジャンキーであり、飴欲しさに数多くの犯罪を重ねパンゲアにスカウトされた

 


 マスカレイダーG スロウスシルエット

 パンチ力:8t キック力:6t ジャンプ力:3m

 レイジーアニムスがギルティライザーにより変身した姿

 最終試験の実験台でありスペックを十全に発揮出来ずに却って弱体化しているが、本来の怠け癖が消えて暴走しているのでどっこいどっこいである


 理想郷(アルカディア)

 八門比呂の八門比呂による八門比呂のためだけの異空間

 深層真理と同じような性質を持つ


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