95 ベーダーとの模擬戦
ついに雌雄が対決する時
次の惑星は死の惑星となっていた
生命の存在も無く、形も歪になっている、ステーションも存在せず完全に絶滅してしまっている
「この惑星は酷い有様だな」
「そうですね、それだけ爆発の威力が凄まじかったと言う事でしょう」
「ここから先はこの威力をより多く受けた惑星って事だよな?」
「はい、無事な惑星があるか怪しいですね」
「それでも生き残りが居ないか確認に行かないとな、次の惑星へ移動する」
「了解しました」
それから惑星をいくつも見て回ったがどれも壊滅していた
「キャプテン、生命反応はありません、この惑星も壊滅してます」
「まぁこの状態を見ればそれは分かる、惑星が粉々に砕けているなんてありえない状態だろう」
「ここまで酷い状態の惑星、惑星と呼べなくなってますが、なのはそれだけ爆発の影響を受けてしまったんでしょう、この先に本来あるはずの惑星が見当たりませんし」
「惑星消滅か、恐ろしいものだな」
「主要惑星のうち3つは消滅しているみたいです、原形をかろうじて留めているのが3つ、後確認してないのは1つだけですね」
「最後の1つを確認しに行こう」
「了解しました」
最後の主要惑星へと到着した
「キャプテン、生命反応はありますが、エネルギー反応は存在しません、現住生物だけの可能性が高いですね」
「文明を失った人が生き延びてる可能性は無いか?」
「可能性は低いとは思いますが、0では無いですね、詳しくスキャンしてみます」
惑星をぐるりと一周して調べた結果、人は存在してないようだった
「残念ですが人の痕跡はありますが生存はしていないようです」
「そうか、生き延びてる人が居なかったか、残念だが仕方ない、主要惑星以外の惑星は残ってるか?」
「エンプレスとも協力して探していますが、この界隈の惑星で無事な物はほぼ無いようです、この事からも爆心地は宇宙マップのこの辺りかと思います」
「なるほど、それならこっち側はどうなんだ?」
「彼等から得たデータでは、こちら側には惑星は存在してないようですね、あるのはアステロイドベルトだけのようです」
「そうか、それじゃもっと離れた場所はどうなんだろうな?」
「我々やベーダー殿くらい離れた場所と言う事ですね、惑星がある可能性は十分にあります、しかもそれだけ離れていれば爆発の影響も少なく済んでいるかもしれません」
「探しに行くのも手だな」
「どうしますか?」
「探査機を派遣しておいてくれ、場所が確定してから向かうと言う事にして、一旦レイアーに戻ろう」
「そうですね、しばらく戻ってませんし、ルナルランドにも顔を出しに行かないとですからね」
「はぁ、まぁ仕方ないだろうな、色々と済ませてからゆっくり惑星探検に出かけるとしよう」
「それでは惑星レイアーに帰還します」
惑星レイアーに戻って来た
数日はのんびり過ごすのも良いだろう
ギルドへの大きな土産は無いが、美味い物を買ってきてるからそれを渡すつもりだ
村の皆にもお土産を振る舞って今日はゆっくりと過ごす事にした
翌日
王都のギルドへ行きお土産を渡す
受付嬢達からの感謝を言葉を貰いギルドを後にする
浮島で1泊して出発する事にしよう
気が重いが顔を出さない訳にもいかんしな
ルナルランドへ向けて出発する
ルナルランド王国到着
「ふっふっふ、よく来たなサンタ」
「色々と面倒ごとを引き受けてくれて助かったよベーダー」
「数日はゆっくりしていけるんだろう?」
「ああ、数日ここで過ごさせてもらう予定だ」
「それはそれは、とりあえず城に部屋を用意してあるからな、そこを使ってくれ」
「いやそれは...」
「勿論国賓として招かせてもらうからな何の問題も無いぞ、客室として十分寛げる部屋になってるからな、嫁さん達も一緒に泊まってくと良い、俺の嫁達も楽しみにしてるんだ泊まって行ってくれ」
「それじゃ遠慮なく」
「良しっ、城の発着場を使ってくれ、レブナントに情報を渡しておくぞ」
「分かった」
どうやら逃がしてくれる気は無いようだな
何やらされるんだろうか?
城の発着場にマッドアングラーを着地させて船を降りる
「よく来たなサンタ、歓迎するぜ」
「なんか棘のある言い方だな~」
「気のせいだ」
「まぁ良いか、部屋は何処なんだ?」
「案内を付けるこっちだ」
城の内部へ入ると案内はヤナさんだった
連れて行かれた部屋は客間と言うには大きすぎる
寝室が2つ、バスルームとダイニングキッチン、リビングにロフトそれにバルコニーまで付いている
リビングの広さだけでもダンスホールかってくらいに広い
まぁ俺は嫁も多いからこれくらい広いとありがたいけどな
とりあえずは荷物を置いてベーダーの所へ行くか
「来たか、部屋はどうだった?」
「物凄い部屋だった」
「そうだろう、そうだろう、王族を招待しても良いような造りで製作してあるからな、調度品にも拘ってもらった特別な部屋だ」
「まぁ部屋の事はありがたいと思ってるよ」
「サンタが色々と問題を持ってくるもんだから大変だったんだぞ、下の者がな」
「お前も丸投げしたのかよ!」
「丸投げしてる自覚はあったって事だな?」
「あっ!」
「この野郎、まぁ問題は全部解決したから良い、今日は移動で疲れただろうからゆっくり休んでくれ、明日俺にちょっと付き合ってもらうぞ」
「分かった、それじゃ失礼する」
「ああ、また明日な」
部屋に戻ってくると皆は寛いでいた
俺はベーダーの所で苦労してたのにな~
「「「「「おかえりなさい」」」」
「ただいま、ベーダーにチクチク嫌味を言われたよ」
「それは自業自得なので仕方がないと思う」
「そうだけどさ、それで明日はベーダーに付き合う約束をしてる、皆は自由に凄いsてくれて良いぞ」
「私達もあちらの嫁達とお茶会を開く予定になってます」
「そうなのか、なら問題無いな、楽しんでくると良い」
「「「「「はい」」」」」
翌日
嫁達はお茶会をすると言って出かけて行った
さぁ俺はベーダーの所へ行くか~
何させられるのか不安になりつつも案内されるままに付いて行く
「こちらでマスターがお待ちです、どうぞ」
「どうも」
中へ入るとぱっと見、訓練場の様な部屋だった
「よく来た、ここは滅多な事では壊れないように作られている部屋だ、俺と模擬戦をしてもらおうか」
「模擬戦?、どう考えても俺に勝ち目は無いだろう?」
「勝ち負けではない、俺にとってはお前ほどの強者はもうこの世には居ないんじゃないかと考えている、どれくらい戦えるのか確かめて見たくなっただけだ」
「そうは言うがな、俺は遠距離からの攻撃が主だからな、接近戦特化であろうベーダーをどうこうできるとも思えないぞ?」
「勿論ハンデは儲けるつもりだ、まず俺からの攻撃は一切ない、更に俺の周りの床を見てくれ、線が引いてあるだろう?」
「あるな、2メートル四方位のな」
「この範囲から外には出ない、お前は俺をこの線の外に出せたら勝ちって訳だ」
「それだと俺の方が有利か?、いや、それでも俺が勝てるか分からんのではないか?」
「まぁまずは一回試しにやってみようじゃないか、あまりにも余裕だと言うならその都度ルールを変えて行こう、な~に時間はたっぷりあるんだ、付き合えよ?」
「はぁ、分かった、やるよ」
「よ~し、それじゃ早速始めようか」
「おっけ~」
ベーダーはフォトンブレードを取り出して構えた
白い刀身が光を放ち佇んでいる
まずは様子見だな
ブラスターによる射撃をする
バシュッ!
ブオンッ!ビシュッ!
うわっ!あぶねっ!
「おいっ!」
「油断するなよ~、流れ弾が当たると痛いじゃ済まんぞ~」
「この野郎わざとだな!」
「攻撃するのは良いが、油断するのはいかんよ~」
野郎!、ぜってぇ目にもの見せてやる!
ブラスターを2丁用意して挑む事にした
次話が最終話の予定




