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宇宙探検家~サンタが異世界の星に落ちて来た  作者: 霙霰雹霞霧靄露雫
ルナルランド王国編
90/97

89 故郷へ帰還

レイアーに戻ります



マグロは大事にしまっておく事にした

その後も釣りをしたがマグロはかからなかった

シイラが追加で3匹釣れたのと、サメが1匹釣れた

サメはフカヒレと言うのが美味しいらしいのでこいつもしまっておく


その後は底引き網漁と言うのを見学させて貰もらう

ヒラメと言うのやイカやタコ、それにカニやエビ、そして貝類もいくつか貰った


それら全てをしまって解散となった


「どんな料理になるか楽しみです」

「カレー」

「アエラ...まぁシーフードカレーもありと言えばありだが、まずは焼きから楽しもう」

「「「「「賛成~」」」」」


と言う事で、竈を作り金網を置いて火を付ける

火力を調整して半分に切ったエビ、大きな貝、捌いたシイラを乗せ焼いていく

香ばしい匂いが漂ってきた

貝が勢い良く開く、すかさず抑えて中の汁がこぼれないようにする

ここへ醤油を垂らして更に焼く

エビとシイラの方はシンプルに塩コショウだ

エビはそのまま焼き続け、シイラの方はひっくり返す

ジュウジュウと油が火に落ちて音を立てる


「もう少しで焼けるぞ~」

「良い匂いです~」

「美味しそうですね~」

「テーブルの準備は出来たよ~」

「ふっふっふ、私のには秘密兵器を投入~」

「あっ!」

「カレーパウダー!」

「まったくアエラは~」

「あげないよ?」

「少しはカレーを我慢する事を覚えなさい」

「嫌!」

「はぁ...」


そんなこんなで焼き上がりテーブルに運んで食べるとしよう


「頂きます」

「「「「「頂きます」」」」」


ぱくっ


「おぉぉおいしいいぃぃ」

「うまうまっ!」

「アエラはほっといて...エビの実がプリプリで食感が良いな、シイラはどうだ?」

「とても美味しいです、脂がのっていて、でもしつこい感じでは無いです」

「ほう、どれどれ、うん、こっちもうまいっ!」


飲み物もベーダーから美味しいお酒を貰ったので飲んでみる

これもまたうまい、アルコールもきつくなく飲みやすい

いや~美味しい物を食べる幸せは最高だな~


その後もカニも焼いて、サメも捌いて食べた

夕日を眺めつつのんびりと過ごしていく



翌日

ベーダーの指示で魚を捕ってきていたゴレムロイドから魚を受け取りしまっておく

ディメンションインベントリが無かったら保存できなかっただろう、便利すぎる

我らが故郷へ帰還しようと思う


「皆、忘れ物は無いな~?」

「「「「「大丈夫です」」」」」

「それじゃ出発する」

「「「「「はい」」」」」


惑星ネプテュヌを眼下に飛び立つ

グリューエンコンティネントに帰還した


「レブナント、惑星レイアーに向かってくれ」

「了解しました、ディメンションハイパードライブ軌道、3、2、1、エンゲージ!」


秘匿エネルギーは使わずに戻る事にしてある


数日後

「キャプテン、まもなく惑星レイアーに到着します」

「分かった」


ほどなくして目の前に惑星レイアーが見えてきた

結構な期間離れてたからな~

ギルドへの手土産はどうするかな~

ベーダーから貰った巨大魚を渡してお茶を濁すか

魔物では無いが大きいから普通に食料として重宝するだろう

と言う事で皆をサイリン村に預けて王都のギルドへやって来た


「サンタさん、お久しぶりです」


「ちょいと色々と見て回って来たよ、例によって表に大きいのを盛って来たけど、魔物じゃないよ」


「そうなのですか?」


「うん、巨大な魚を持ってきたんだ、食料として重宝するんじゃないかな?」


「魚ですか、すぐに職員に声をかけてきます」


受付嬢は奥へ入っていった

すぐに大声をあげながら職員たちがやって来た


「巨大魚があると聞いた、表に置いてあるそうだな?」


「はい、大きいので表に置いてあります」


「よし分かった、野郎ども確認に行くぞ」

「「「「「へい!」」」」」


どやどやと職人たちが出入り口から出て行った


「「「「「なんじゃこりゃ~!」」」」


「だから巨大魚だって言ったじゃないですか」


「それにしたって限度があるだろうが!、なんだこの巨大さは、こんなの見た事ねぇぞ」


「かなり遠い海に生息してますからね、ここらじゃ見る事は出来ないでしょうね」


「これだけ大きいと流石に建物に入らんな、いくつかに切り分けるしかないな、野郎どもテーブルを大量に持って来い、それといちばん長い刃物も用意しろい!」

「「「「「へい!」」」」」


「鮮度は申し分無さそうだ、査定はちっと待ってくれや、こいつの味次第では増減するからよ」


「分かりました、どれくらいかかりますか?」


「全長8メートルの巨大魚だからな~、1日時間をくれ」


「分かりました、それでは明日の今頃お伺いしますね」


「おう、それまでには捌いて査定を済ませておく」


「では今日は失礼します」


「はい、明日お待ちしております」


王都のギルドを後にした

サイリン村へ戻って来て皆と合流する

例によって無事の帰還を祝って宴が開かれた

食料は俺達も提供して村人たちからお礼を言われた

ここではめったに食べられない魚介類なので有難がられた

お酒も提供したら飲めや歌えの大騒ぎになってしまった


翌日

飲みすぎて頭を押さえて唸ってるのが3人ほどいる

ポルテとカリンとオリヒメだ

他の嫁は適量だったり、元々お酒に強かったようで体調が悪いと言う事は無いようだ

一応酔い覚ましの薬を置いて来た

昼過ぎ頃にギルドへやって来た


「さっサンタさん、査定の方終わりましたよ」


「おっそれは良かった、どうなったか気になってね」


「こちらが明細です、ご確認ください」


「ん?、これはずいぶんと金額が多いな、ドラゴンの素材並じゃない?」


「そうなんです、とても美味しくてその高値が付いたのと、実は鱗も装備として使えるほどの強度がありましたし、骨も武器に加工できるほどの耐久性がありました、なのでその金額になったんです」


「へ~そんなに良い素材だったのか、まぁそうそう見つけられる物じゃないだろうな」


「こちらがお金です、ご確認ください」


「.......うん、間違いないです」


「今回も貴重な品物をありがとうございます」


「うん、また何か見つけたら持ってくるよ」


「はい、お待ちしております」


ギルドを後にしてサイリン村へ戻って来た

二日酔いでダウンしてた3人も回復したようで寛いでいた


「良くなったようで何よりだ」

「「「ごめんなさい」」」

「まぁ今回は仕方ない所もあったし、しょうがないだろう」

「「「はい」」」

「今日はゆっくり休んで明日今後の事を話し合おうか」

「「「「「はい」」」」」


その夜

「レブナント、中央部ってのは見つかりそうか?」

「そうですね、まだ見つかっては居ませんが、こちらとベーダー殿の場所を考慮し、惑星クレオスの位置関係から割り出した結果、中央部は宇宙マップのこの方向のどこかにあるのではないかと予想されます」

「範囲広!、もう少し絞れないのか?」

「現状では無理ですね、この広い放射状のどこかに惑星が見つかれば手掛かりになると思います、かつてやって来た連邦宇宙軍だって無補給での移動は不可能とまでは言いませんが、現実的では無いでしょう、進んだ先で補給が出来るとは限らない訳ですから、常に補給の事は気にかけていたはずです、となると何処かに惑星が存在していないと惑星クレオスに到達するのは難しいと思います、惑星クレオスから先の惑星で接触が無かったのは、補給が受けられなかったので限界を感じ引き返したと推測しました」

「うん、俺もその推測は正しいのではないかと思う、そうなるとこの広い範囲を重点的に探って惑星を見つけるしかないか」

「そうでしょうね、もう少し時間を下さい」

「分かった、惑星探索は任せるぞ」

「了解しました」


次話は中央への手掛かりが見つかる予定


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