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宇宙探検家~サンタが異世界の星に落ちて来た  作者: 霙霰雹霞霧靄露雫
ルナルランド王国編
89/97

88 ネプテュヌで魚介の仕入れ

旅立ちます

まずは近場で食材確保です



それから1週間ほどバカンスを楽しんだ


アエラは町にカレーの専門店がいくつもあると言うので、カレー巡りをしていたようだ

ちょっとカレー臭が凄いぞ、シャワーを浴びてもらう事にする、服も洗濯だ


「アエラからカレー臭が消え落ち着いた所で、今後の活動をどうするか決めたいと思う」

「この国を拠点にしよう」

「アエラそれは却下だ、この国は観光に来るくらいしか用は無い、レブナントとエンプレスの間に情報共有回線がつながれたので、連絡を取ろうと思えばいつでもできるようになったしな、しかもここはかなりの僻地になっている、周りには惑星がいくつかあるがほんとに少ないんだよ、活動拠点にするには不便すぎる、惑星ネプテュヌには寄るつもりだ、ディメンションインベントリがあるからな、いっぱい食材を確保する予定だ」

「お魚一杯獲りましょう」

「「「「「賛成~」」」」」

「でだ、ネプテュヌの後の活動はどうしようかという話だ、前に気になったなんだっけ?、何とか連合?」

「連邦宇宙軍、レッセンドルフ共和国師団と名乗っていたと記録されてます」

「そうそれ!、レイヤーだって辺境の方に位置してるんだ、と言う事はだ、中央部ってのが存在してると考えてまず間違いないだろう?」

「そうですね、今現在も惑星の捜索は続けてますが、少し離れた所にある可能性がありますね、ルナルランド王国でも宇宙マップを作成するのに情報共有してますし、彼等と知り合えたのはほんとに奇跡のようですね」

「まぁそんな訳で中央部があると思われる方向へ出向く事になると思う、今の所手掛かりがないから動けないがな」

「なら探索の結果を待つまでカレーを食べに行きたい」

「カレーはレトルトをいっぱい貰ってきたからそれで我慢しなさい、これからネプテュヌに行くって言ったでしょうが」

「ぶ~ぶ~」

「アエラ、レトルトも種類一杯あるそうだから食べ比べするのもありだし、追加で食材を加えるとかなり変わるそうだから食材を取りに行こう、な?」

「分かった、美味しい食材を取りに行く」

「よし、それじゃ出発は明日にしよう、皆準備しておいてくれ」

「「「「「はい」」」」」


アエラはカレーを食い溜めると良い町へ出て行った

はぁ見た目は美少女なのに中身が残念なんだよな~


ベーダーには旅立つと報告した時にある物を渡しておいた

エターナルアクアプラントの種だ、ルナルランド王国で活用してくれると良い

最後にとんでもないお土産を置いていかれたベーダーは、絶対に何かで借りは返す、と言っていた

ふっふっふ、その時まで楽しみに待つとしよう


翌日

「それじゃ惑星ネプテュヌへ出発!」

「了解しました」

「いつ見てもデスハイブはでっかいよな~」

「そうですね、セレメントリオンがあったらあの主砲が撃ち放題とかになるんでしょうね~」

「怖い事言うなよ、あんなの撃ち放題だったら宇宙制服も可能じゃないか、デスハイブは遅いとはいえ動けるんだぞ」

「そうですよね、あれだけの兵器はあるのはこの宇宙でも彼だけでしょうね」

「そう願いたいな、中央部に居ないと良いよな~」

「警戒はしておいた方が良いでしょうが、居ないでしょう」

「そうじゃないならもう宇宙は征服されてるだろう?」

「それもそうですね、十分な距離まで離れました、これよりディメンションハイパードライブを起動します、3、2、1、エンゲージ!」


暫く後

「キャプテン惑星ネプテュヌに到着しました」

「青い星だ、惑星オケアスと同じ海洋惑星なんだよな?」

「そうです、ですが文明は無く人の存在も無いそうです」

「ビルが残ってたりとか山の上にキャンプ地があったとかだっけか?」

「はい、かなり前の物らしくもう人は残って無いそうです」

「残念だが仕方ない事だな、ここにベーダーは魚介類集積場を作ったらしい」

「惑星丸々養殖場という発想は中々出来ないと思いますが、凄いですね」

「見えてきたな、あそこがそうらしい」

「廃ビルに手を加えて基地にしたんですね、これは周囲の環境に溶け込む作りは良いですね」

「そうだな、秘密基地感が出てて良いな~、上に発着場もあるしそこに降りるとしよう」

「了解しました」


基地の発着場へと降り立つとベーダーの配下のゴレムロイドリーダーが出迎えてくれた


「皆様ようこそおいで下さいました、マスターからの指示で皆様の案内を担当するものです、どうぞよろしくお願いします」


「こちらこそよろしく頼む、早速だが船を借りたい」


「畏まりました、こちらへどうぞ」


案内されて通された場所に大きな船があった


「これはまた良い船だね」


「はい、この惑星の魚類は巨大化している物も多く、船もある程度の大きさの物を用意しないと危険なのです、こちらは操作性、安定性、居住性、積載量共に優秀な船でございます、こちらで出航なさってください」


「ありがとう、使わせてもらうよ」


大きな船『ギガンテンペレンス』に乗って魚を捕獲しに行こう

船は順調に進み教えてもらったポイントに着く

まずはここで海釣りを楽しもう


「借りてきた道具の使い方は覚えてるか?」

「「「「「大丈夫です」」」」」

「それじゃ各々釣りを楽しもう」

「「「「「はい」」」」」


それから約1時間釣りをしたのだが俺は1匹しか釣れなかった

長く平べったい3メートルほどもある魚『タチウオ』と言う魚らしい

データではとても美味しいそうだ、大物だし1匹とは言え満足だ


一番連れたのはアデリアで5匹、次にオリーヴェで4匹、1匹も連れなかったのはアエラだけだった


「釣り嫌い」

「かかりはするんだが合わせられなくて逃がしちゃうし、ヒットしても強く引きすぎて糸が切れちゃうんだよな」

「釣りは任せる」

「まぁ皆で一杯獲ったから大丈夫だ、それに釣りだけで魚を獲る訳じゃないからな、その為にこの船を借りたんだからな、釣りは楽しんだし次は大量捕獲のポイントへ行くとしようか」

「「「「「はい」」」」」


次のポイントは大きな魚が居るポイントで、最大では10メートルを超える魚も居るそうだ

だが流石にその大きさの魚は持って帰っても食べきれないだろう、もう少し小さい魚を狙いたい

美味しいと言われるマグロが居ればありがたいんだがな~

魚群探知機によると下の方で魚の群れが確認できた

ここでは大きな魚用の釣り具を使用して大物を狙う

人力では厳しいだろうが、専用の装置があるのでそれに任せる事にする


水深120メートル辺り、かなりの魚が居るようだ

餌は小魚の背びれ付近に針を刺して泳がせて大物に食わせる方法だ

装置は全部で4つありそれぞれに餌を付けて海へ投入~

水深120メートル辺りで泳がせる

すぐに1本にアタリが来た

凄い勢いで糸が引かれていく、これは大物がかかったのかもしれないな

装置が少しずつ糸を巻き上げ始めた

とここで2本目もアタリが来た、あっちも勢いよく糸が引かれている

更に3本目もアタリが来た、やべ~忙しすぎる

更に更に4本目もアタリが来てあちこちで右往左往する嫁達が軽くパニックになっている


「落ち着け、各員持ち場に指定してある竿にだけ集中するように」

「「「「「はい」」」」」


俺も目の前の担当する竿に集中する

徐々に巻き上げられ現在水深50メートルまで来ている、もう少しだ

40メートル

30メートル

20メートル

10メートル

おっ!、見えてきた、全体的に長く黄色っぽい魚影、大きさは3メートルほどだろうか?

海面まで上がって来た、こいつはシイラと呼ばれる魚だ、美味しいらしい

マグロでは無かったが良い物が釣れた、ディメンションインベントリに収納し他の竿の救援に向かう


「きゃ~、糸が凄い揺れる~」

「落ち着け、手を貸してやる」

「助かった~」

「糸に巻き込まれないように距離を取っておけよ」

「はい」


2本目にかかったのもシイラだった、大きさは3メートルと俺のと同じくらいだった

続いて3本目の救援に向かおうとしたが、向こうは大丈夫そうなので4本目に向かった


「わっ!わわわ~!、糸が引かれて上がって来ない~」

「無理に巻き上げなくて良い、しばらく暴れさせて疲れさせるんだ、糸が切られないように注意してな」

「はい」

「おっ暴れて疲れたのか巻き上げられてきたな」


ここで3本目が上がって来た、釣れたのはやっぱりシイラだった、シイラ多いな~、大きさは2メートルちょっとくらいだった


「もうすぐ見えそうだ、シイラじゃないのが良いよな~」

「そうですね」

「あっ!、銀色に光ってるからシイラじゃないな、しかもかなりぶっとい感じに見える」

「マグロでしょうか?」

「多分だがそうかも」


釣りあがった魚はマグロだった、3メートルを優に超える大きさだった


「マグロ獲ったど~」

「「「「「獲ったど~」」」」」


次話は惑星レイアーに戻る予定


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