87 観光!、ルナルランド王国
動画の聖地巡礼をするよ
「キャプテン、交渉は問題無く終わりました、フォトンブレードに関してはソース所持者しか使用出来ず、またソースを所持していても実践で使える程の量が無いと厳しいとの事でしたが、我々の魔石技術を応用すれば解決できる事を伝えて改良案が出ました、またアデリアが使用する場合に限り、内部に魔石でソース保管機を作れば問題無く使用できるでしょう」
「魔石技術の対価は何になったんだ?」
「ホムンクルス製造技術です」
「えええ、ベーダーはホムンクルスまで作れるのか?、それがあったらから兵力が作り放題なのか?」
「いえ、ベーダー殿の兵力に関しては別件のようですよ、ゴレムロイドソルジャーなら作り放題だと言ってましたから、ホムンクルスには貴重なオリハルコンを使用するので数が限定的だそうです」
「ああ、オリハルコンは手に入らないみたいだからな~、まてよ?、って事はオリハルコンの代わりになる金属があればホムンクルス作れるって事か?」
「そうです、我々ならアルテマ合金がありますからね、十分代用が可能です、試行錯誤をする必要はあるでしょうけどね」
「それはレブナントに任せるよ」
今日はルナルランド王国を観光する予定だ
「皆何処か行きたい所はあるか?」
「「「「「デスハイブ!」」」」」
「あ~、確かに本物が目の前にあるんなら行きたいよな~、だが流石に軍事拠点だからな~、許可が下りないかもしれんぞ?、一応聞いてみるけど」
「「「「「お願いします」」」」」
ベーダーに問い合わせて見たら許可が下りた
別に公開して困る物では無いし、聖地巡礼はしたいよな、との事だった
確かに動画で出てきた場所を巡れる機会なんて、本来なら絶対にない事だからな
架空の建造物が実際に存在してしまっている事の異常さが凄いよな
そんな訳でデスハイブへやって来た
「ここからの案内は私がさせていただきます」
ホムンクルスのヤナさんが案内役をしてくれるらしい
「まずはこちら、エピソード1のアビスエンペラー内の宇宙船発着場ですね、ここが主人公のアークとベーダー卿が初めて相まみえる場所になります、捕まったレオナ姫を救出し小型宇宙船を強奪、惑星『ヘラン』へと脱出する際に遭遇します、動画では数回切りあい実力の差からアークが窮地に追いやられました、絶体絶命に現れたのが師匠のオーダです、数本のフォトンブレードを操り牽制して宇宙船へ乗り込み無事に脱出と言う流れですね」
「おおお、ここで切りあったんだな~、ここに宇宙船が止まってたんですよね」
「そうですね、実物はありませんがホログラムで再現は出来ます」
すると宇宙船とアークとベーダー卿が投影された、窮地にオーダがやって来て逃げるまでの再現がなされていた
「「「「「おおお」」」」」パチパチパチ~
3D動画が観れるとは思わなかったな
「そしてここからが本題のエピソード1でデスハイブ破壊作戦を行う為の潜入シーンになります」
「修理船に紛れて故障個所から潜入した場所だ」
「そうです、この部屋から排気ダクトを通ってあちこちにコンピューターウィルスを仕込んだデータチップをセットしていくんです、さながらスパイアクションを彷彿とさせるシーンは手に汗握る展開となりました、その後仲間の1人がドジを踏み見つかり大騒動へと発展するのですがね」
「ああ、バン・ソコの相棒チェンバーカだ、何時もドジを踏むんだよな~」
「大立ち回りをして外壁を破壊し外へ脱出、近くに隠しておいた宇宙船で合流ポイントへ行き、仲間になったバン・ソコの宇宙船『ミリオンイーグル号』で脱出、ところがベーダー卿が乗るクリムゾンエンペラーの追撃に合い船は損傷、惑星『ヘラン』へ墜落と言う流れですね」
「惑星『ヘラン』が無いのが残念だな~、そっちの聖地巡礼が出来ないからな~」
「そうですね、デスハイブと月面都市の中枢の城はご主人様は再現なさりましたけど、ベーダー城は完全再現では無く分かる範囲でと言ってました」
「おお、そうなのか~、今度城も見せてもらおう」
「そして次の場所がエピソード2のラストでベーダー卿との決戦の場になります、第一動力炉前の死闘ですね」
「ここで修行して強くなったアークが互角に渡り合うんだよな」
「そうです、決着は思わぬ形で付きましたけどね」
「ベーダー卿とアークが親子である事が分かりベーダー卿が動揺して隙が出来たんだよな」
「その後に2人共元凶が皇帝であると分かり、協力して帝国を打倒するようになるのがエピソード3ですね」
「残念ながらエピソード2の最後にデスハイブは破壊され出番が無くなります」
「動力炉を異常稼働させて内部から崩壊して爆発四散したんだよな~」
「帝国の拠点はブラッディームーンとアビスエンペラー他、エンペラー級戦闘艦に移行してしまいますしね
その後はルナーパレスに戻りのんびりして過ごした
翌日
「皆、今日は王城を案内してもらえる事になった」
「「「「「わ~~」」」」」パチパチパチ~
「案内は引き続きヤナさんが行ってくれる、朝食を食べた後迎えに来てくれることになっている、準備して待つ事にしようか」
「「「「「はい」」」」」
朝食も食べ終わり迎えが来たので移動する
正面に大きな城が見えてきた
おお、動画とは全然雰囲気が違うな~
動画のは黒がベースだったはず、ルナルランド王国の王城と言う事で白をベースで作ったんだろうだ
正面にゲートがあり高い城壁で囲まれている
ほうほう、城壁は二重構造になっているんだ、普通にこの城を攻め落とすのは難しいだろうな
各所に方代も設置されているし、なにより六脚戦闘車両が配備されている
普通の戦車よりも機動性、走破性、攻撃性能も上だからな~
まさに鉄壁の守りだな
城内の方は、何と言うかあまり物が置いて無い印象だった
「調度品とか少ないような気がするんだがなんでなんだ?」
「それはまだ職人が少ないために全部は揃えられてないからです、必要な物は他の場所の職人に作ってもらいましたが、後から追加する分に関しては国内の職人の育成もかねているのでまだ出来てないんです」
「なるほど、外側はベーダーが作ったけど、内側は職人に任せてるって事か」
城内はかなり広かった
掃除が大変じゃないかと思ったが、掃除はホムンクルスが担当しているらしく問題無いようだ
最後に城の展望デッキから町を一望できる場所に行ってみた
「おお、凄い眺めだな~」
「良い景色です~」
「ここはご主人様がこだわって作った場所です」
城を堪能して戻って来た
「キャプテン、宇宙マップの情報と引き換えに有益な技術が手に入りましたよ」
「お?、どんな技術だ?」
「超長距離通信技術です」
「ほう?、どれくらいまで通信できるんだ?」
「双方に同じ設備が無いと無理ですが、理論上はここから惑星レイアーまでは可能と言う結果が出ています」
「は?、どんな技術だよ、そんなに長距離の通信が出来るなんて凄すぎるだろう」
「ですがいくつか欠点もありますよ、まず設備の大きさですね、これが実に巨大です、縦横奥行き共に100メートルの通信装置です」
「でっかっ!」
「更に通信にかかるエネルギー消費量もこの都市の一日分を消費します」
「多すぎっ!」
「そしてもう一つ、通信が届くまで1日かかります」
「長すぎっ!」
「色々と改良してみるらしいのですが現在の技術ではここらが限界のようです」
「俺達でも無理だよな?」
「はい、この技術は我々でも同じレベルまでしか出来ませんね」
「それでも9日分の距離を1日にできるんだ十分だろうな」
「はい、まぁ我々にはセレメントリオンがあるので直接向かった方が早いでしょうけれど」
「秘匿したいからな、よっぽどの事が無い限り使用は控える方向で行くぞ」
「分かってます」
しばらくはのんびり過ごして今後の活動場所を考えるとしよう
次話は故郷に戻る予定




