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宇宙探検家~サンタが異世界の星に落ちて来た  作者: 霙霰雹霞霧靄露雫
ルナルランド王国編
87/97

86 到着!、ルナルランド王国

ついに到着したぞ~



ただいまディメンションハイパードライブ中

何事も無く進んでいる、流石にやる事が無いしな少しコールドスリープで時間を飛ばす事にしよう


「皆準備は良いな~」

「「「「「はい」」」」」

「それじゃレブナント到着1日前に起こしてくれ」

「了解しました」


・・・・・


「キャプテン、起きてください」

「ん?、時間か?」

「はい、後1日で到着予定です」

「分かった、準備する」


俺達は準備を済ませてブリッジへ集まった


「現在の状況はどうだ?」

「特に変わった所はありません、目標ポイント付近にも問題はありません」

「そうか、ならこのまま目標ポイントまで進んでくれ」

「了解しました」


1日後


「キャプテン、目標ポイントに到達しました、周辺を探査した所特に何も存在してません」

「分かった、浮上してくれ」

「了解、ディメンションハイパードライブ停止プロトコル開始、3、2、1、ディメンションアウト!」


一瞬の浮遊感が襲い指定された座標からちょっと離れた宇宙空間に出現した


「キャプテン、大きな惑星があります、指定座標に天体を発見しました、それとこれを見てください」


モニターに映し出された巨大な惑星の近くにおそらく月だろう、そして月の近くに巨大な何かがあった


「「「「「デスハイブだ!!!」」」」」

「えっと、ちょっと待ってくれ、あれデスハイブだよな?、ハリボテとかいうオチじゃないよな?」

「はい、探査結果を調べて見てもエネルギー総量が把握しきれませんね、セレメントリオンほどめちゃくちゃな数値では無い物のとんでもない物であるのは間違いないでしょう、加えて中央やや上にある窪みに設置されている物は恐らく主砲に相当するものでしょう、もし物語通りの物であるならアレは恒星破壊砲『ソルブレイカー』では無いかと思われます」

「うわ~、まじか~、本物がここにあるんだ~、もしかして物語の住人が現実世界へ来てるのかな?、もしそうだとするなら戦闘絶対に避けたいぞ」

「私もその方が良いとは思いますが、現時点では情報が無さすぎますね、先方から通信が入ってます」

「分かった繋げてくれ」

「了解しました」


「ようこそおいで下さいました、私はデスハイブの全権を任されているAI『エンプレス』です、以後お見知りおきを、貴方方が連絡のあった探検家三太・黒須殿で間違いは無いでしょうか?」


「ああ、俺が三太・黒須です、そちらの使者に誘われてこの地へと到着しました、宜しくお願いします」


「歓迎いたします、マスターは現在月面都市『ルナルランド王国』にてお待ちしております、誘導しますのでお進みください」


「分かった、誘導を頼みます」


小型宇宙船がやって来て俺達の船を誘導してくれる

ゆっくりとデスハイブの横を通り過ぎる

嫁達は動画の中で見たデスハイブの本物があると大はしゃぎだ

これだけの戦力を持つ物と会談するのか、こっちも戦力としては異常な物を持ってはいるが、真正面から戦えばどうにもならんだろう、相手が本物のベーダー卿だったらどうしよう....

物語と違う所がいくつもある、本人である可能性もあるが違う可能性も半々くらいある

ここは腹をくくって会うしかないな~


「ねぇねぇあれ見て!、アビスエンペラーがある~」

「うわ~、本物があるなんて、それにしてもでかい!、グリューエンコンティネントと比較してもその巨大さが目立つよな~」

「む~、わらわの船だって大きいのに」

「大きさで言えばとんでもない大きさだろうけどな、向こうはそれをはるかにしのぐ大きさだからな~、張り合っちゃダメなやつだよ」

「性能なら負けないのじゃ!」

「確かに性能で言えばこっちのが上かもしれないがな、向こうはあれを何隻所有してるか不明だしな~、敵対行動はとるなよ」

「分かっておるのじゃ」

「奥の方には戦艦に駆逐艦も見えるな、どれだけの艦隊数になるか分からんな」

「流石、帝国の暗黒騎士と言われるだけの人ですね~」

「本人かどうかも分からないけどな、まぁ会って確認するとしよう」

「「「「「はい」」」」」


小型宇宙船の誘導で案内された場所は月面都市の宇宙船発着場だった

これはすげーな、月面都市はドームで覆われていていくつかの区画に分かれているようだ

俺達が案内されたのはリゾート地区のようだ

立派なホテルに南国風の気候と陽射し、これを月面に作ったってすごいな

ホテルの名前はリゾートホテル『ルナーパレス』と言うらしい

正面から入るにはちょっと気後れしそうな作りだ

従業員に案内されるまま入る

中もすげ~な、高級ホテルそのまんまだ


「国王陛下がこちらへ向かっていますので、到着するまでこちらでおくつろぎください」


「ありがとう」


この部屋は恐らくは最上階だろう

窓から見える景色はオーシャンビューで素晴らしいの一言だな

会談が行われている間、嫁達はビーチへ遊びに行くと言っていた

俺も一緒に行きたいぞ~


30分後に準備を終えた嫁達が遊びに出かけて行った

良いな~、嫁達の水着姿も見たかったな~

はぁ、残念で仕方ない


「黒須様、国王陛下がおつきになりました、このホテルの会議室までお越しください」


「分かりました」


執事に案内され会議室まで来た

ベーダー卿、どんな人物なんだろう、緊張する~

会議室はそれほど大きくなく、10人前後で会議をするのに丁度良い広さのようだ


「ようこそおいで下さった、まぁ座ってくれ」


「...ありがとうございます」


「お連れの人達は黒須殿の嫁と言う事で間違いないだろうか?」


「はい、皆嫁です」


「はぁ、俺の嫁達も一緒に遊びに行くと言って誰も会談に参加してこなかったよ」


「そうなのですか、お互い大変ですね」


「そうだな、色々と聞きたい事はあるが、まぁ軽い感じで行こう、俺も国王なんてものをやってるが柄じゃないしな」


「お聞きしてもよろしいでしょうか?」


「敬語も無くて良いぞ」


「そうですか、それじゃ、本物のベーダー卿ではないですよね?」


「おぉ!、サテライトウォーズを知ってるのか~、それならますます聞きたい事が増えるな、勿論本物じゃないぞ」


「はぁ、緊張した~、もし本物だったらって気が気じゃなかった」


「まぁそうだろうな、サンタって呼んでも良いか?」


「良いよ、俺もベーダーと呼ばせてもらうぞ」


「オーケー、ならサンタ、この世界へはどうやって来たのか教えて欲しい」


「ああ、話しても良いがそっちも教えてくれるんだろうな?」


「勿論だとも」


ベーダーの話は俺達とはまた違った来かたをしていたようだ

SWのVRゲームをしていて気が付いたらこの世界に来ていたとの事だった

その際に身に付けていたアバターのままこの世界へ来て、能力もほぼほぼ受け継いでいたらしい

生きていた時代は俺達より300年ほど前の地球だったそうだ

俺達が生きていたのは西暦2400年初頭の宇宙開拓時代だったからな


会談は次の話へを移っていった


それぞれ提供できる技術を交換しようという話になった


こちらから出す技術


1、ディメンションハイパードライブ

2、各種合金のレシピ

3、白甘の実



向こうから提供してもらう技術


1、ディメンションインベントリ

2、オリハルコン

3、フォトンブレード



とりあえずはこれで話を進める

他にも何か必要な物が出たらそれも考慮すると言う事になった

その後の交渉に関してはお互いのAI達に任せる事にしよう

こっちはレブナント、向こうはエンプレスと言う名前のAIが担当するそうだ


「それじゃビーチへ遊びに行くとしよう」


「良いですね~、俺達だけ仕事とか冗談じゃないぞ」


その後はビーチで遊ぶ嫁達に合流して夕方まで楽しんだ


次話は観光だ~


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