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宇宙探検家~サンタが異世界の星に落ちて来た  作者: 霙霰雹霞霧靄露雫
惑星クロノス編
85/97

84 里帰り

生存報告をしに色々巡るよ



ペンギン達も無事に生まれたし

あと少し色々とやったら次の惑星を目指すか、もしくは戻って生存報告をしておくかだな


そうだな~

生存報告をしておかないとタルタスの時と同じになりそうだな~


と言う事でこの惑星でのやり残しを片付ける事にしよう

まずは魔石集めだ、はぁめんどい...

だが必要だし頑張るとしますか


3時間後

流石に数が少なくて良いのでそれほど苦労は無かった

これらを材料に使ってクリス用のタクティカルスーツを作成しよう

作成はレブナントに任せる事になっている、良いアイディアがあるそうだ


次に各所にしばらくの間、居なくなる事の報告だな

まぁこれはギルドとアウローリア姫様に連絡しておけば問題は無いだろう


姫様は私も行きたいとごねていたが、無理なのは分かってるからすぐに諦めてくれた

今が一番大事な時だろうからな、最高責任者の姫様が不在と言うのはよろしくない


クリス用のスーツが出来たのでお披露目と言う事になった


「サンタ様、どうですか?」


白と赤の衣装に身を包んだ可憐な女性が目の前に居る

その装いは神聖な輝きを放ち神々しく見える

これがクリス用のスーツ『セイクリッドクロースマークⅠ』だ


「クリスに似合っててすごく奇麗だよ」

「ふふっ、ありがとうございます、このような素敵な物を送ってくれてうれしかったです」


クリスのスーツは所謂巫女服と呼ばれる物だ、手には神楽鈴が握られている

一見防御力が無さそうに見えるが、各部の飾りなどに白魔石を使用しているので、クリスの結界の効力を増幅しあらゆる攻撃をはねのける構造になっている

手に持つ神楽鈴も白魔石を加工して作られているのでクリスの補助には最適だ


他の嫁達がクリスの衣装を羨ましがっている

その勢いに負けて今度作ってやると言ってしまった

はぁ、面倒な事になった、また魔石集めをしないといけないな

だがそれはしばらく後にしてもらおう

先に里帰りもかねて色々巡る事にしよう


「忘れ物は無いな~?」

「「「「「はい」」」」」

「それじゃまずはタナトスでオリヒメの仲間の墓参りからだな」

「ありがとうございます」


タナトスの墓標の前でオリヒメが仲間へ祈りを捧げている

出来れば何か手掛かりでも見つかれば良かったんだがな

残念ながら未だに何の手掛かりも無い、流石にこの広大な宇宙で見つけるのは不可能に近いからな

だが探すのを止めない限り可能性は0%では無い


オリヒメの墓参りも無事に終わり次の目的地へ出発する


「よし次はエレボスだ」

「みんな元気かな~」

「無事に暮らせるようにしてきたんだから大丈夫だよ、配置してあるドローンからも問題無いと連絡がきてるしね」

「ありがとうございます」


惑星エレボスのレントタウンにあるシェルターまでやって来た


「サンタさん、ナンシーちゃんお帰りなさい」

「「「「「お帰りなさい~」」」」」


「ケイトさん歓迎感謝します」


「どうですか?、かなり発展できていると思います」


「そうですね、以前の様な廃墟では無くなってますね、防壁もしっかり設備されてますし、畑に動物の飼育小屋も整備されてますね、なにより家屋がいくつもありますね」


「そうなんですよ、ミュータントの数が激減したおかげで生活範囲が広がりました、これもサンタさんが助力してくださったおかげです、まだまだ山の中にはミュータントが多く生息してますが、我々も戦力を強化して対抗できるまでになりました、他のシェルターでも大体似たような傾向にあります」


「それはなによりです」


「それと、お嫁さんが増えているみたいですが、ご紹介はして下さるのかしら?」


「はい、旅先で救助した女性です、こちらがオリヒメ、こちらがクリスティーナです」


「あらあらまぁまぁ、可愛らしい人が二人も増えたんですね~、さぁこっちで色々とお話を聞かせてください」


女性陣が一斉に移動を始めた

女子会が開催されるみたいだな


「サンタさん多大な助力を感謝してます、まだまだ以前のようにはいきませんが、それでも我々はもう負ける事は無いでしょう、最近ミュータントの活動が衰えて来てますし、いつの日過去の大地を我々の手に取り戻して見せます」


「そうですね、頑張ってくださいとしか言えませんが無事を祈ってます」


その後は女性陣が酔いつぶれるまで話し合いが続いたようだ

当然ながらほとんどが二日酔いに悩まされている

クリスは魔法で浄化してなんともない様子だった

他の女性がずるい~と言っているがこの隙に俺を独り占めする気のようだった


1時間後

「「「「「む~!」」」」」

「可愛い顔でむくれても可愛いだけだぞ」

「「「「「っ!」」」」」ポッ


それじゃ最後にレイヤーに戻るとしよう

以前は王都のギルドにティラノを納品しただけで、サイリン村へは戻ってきてないからな


サイリン村へやって来た


「おお、皆無事だったようだな、お帰り、今門を開けてやる」


門番はサラディーさんだったようだ


「はい、ちょっと長旅になってしまいましたが皆無事ですよ」


門から中に入ると人が集まって来た


「サンタさん無事だったようで良かったよ、しばらく顔を見なかったからみんな心配してたんだよ」


「ご心配おかけしました、ちょっと長旅してただけですので皆無事ですよ」


「見ない顔が2人居るみたいだね」


「はい、こちらがオリヒメです、こちらがクリスティーナです、二人共私が保護して嫁にしました」


「相変わらず手が早いね~」


「ちょっと!」


「まぁまぁ、ここで立ち話もなんだしこっちで話そうじゃないか、なっ!」


俺は男衆に連行されてしまった


残った女性陣はまたも女子会が開催される運びとなった


「それで、色々と聞かせてくれるんだろうな?」

「「「「「だろうな?」」」」」


「聞かせるって何をだ?」


「そんなもん決まってんだろ?、どこで引っ掛けてきたんだよ?」


「引っかけるってまぁ色々とあったんだよ」


「その色々を教えろってんだよ」


その後は酒を飲みつつ出会いと冒険の日々を聞かせてやった


「ちっくしょーめ、なんでサンタばっかりモテやがるんだ!」

「やってられっか~」

「「「「そうだそうだ~」」」」


「お前ら飲みすぎだぞ?」


「ば~ろ~、飲まなきゃやってられっかよ~」

「「「「「酒だ~酒持ってこ~い」」」」」


その後も酔いつぶれるまで愚痴に付き合ってやった


女子会の方も終わったようだが、酔ってはいるが潰れる程じゃない様だ

今回は無事のようで何よりだ


さてと、これで一通りの事は済ませたし、次の目的地は何処にするかね~


「キャプテン、グリューエンコンティネントが遠い宇宙から信号が発信されているのを確認しました、詳細は不明ですが調べて見る価値はあると思います、どうしますか?」

「信号の解析は可能か?」

「現時点では不可能ですね、もう少し近づかないと調べる事が出来ません」

「調査チームを派遣して信号の解析をしてくれ、本体で近づくにはリスクが大きいからな」

「了解しました」


その後調査チームが向かってはいるが、距離がかなり離れている事と周りに何も存在しない暗黒空間になっている事でかなりの時間がかかりそうだった

その宙域の周辺、凡そだが180光年何も存在していない空間があるようだ

まさに暗黒空間だな、オリヒメ関係の宇宙船の残骸と言う事も考えられるが、それにしては信号をちゃっちで切る距離がおかしい、普通なら離れていくはずだからな、今になって信号をキャッチしたとなれば、向こうからこっちへ向かって来ていると考えるのが普通だろう

これは詳しく調べない訳にはいかない


何があっても良いように現地へ戦力を集中させる事にした

念の為グリューエンコンティネントは後方待機だ


「キャプテン、信号の解析距離に入り解析した所、他の惑星から出発した宇宙船である事が判明しました」

「おお、それで?、友好的なのか?」

「残念ながらまだ距離があり確証を得られる情報は入手できません、どうしますか?」

「調査チームを向かわせて通信を繋げるように手配してくれ」

「了解しました」


これは思わぬ接触になるのだろうか?

敵か味方かまだ判断は出来ないな


次話はついに第一次接近遭遇だ!


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