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宇宙探検家~サンタが異世界の星に落ちて来た  作者: 霙霰雹霞霧靄露雫
惑星クロノス編
80/97

79 魔道具の構造解析

魔道具を調べるぞ~



(レブナント、魔力水のレシピ分かったか?)

(スキャンして確認しました、問題無いです)

(親方には悪いが魔力水のレシピは頂いていく)

(申し訳ないですが我々には必要な物なので今回は許してもらいましょう、それとやはり現物を見てみたいと思いますので、アデリアにゲオルグ魔道具工房の製品を購入しに行ってもらいましょう)

(おお、それは良いな、俺も現物を見てみたい、可能であれば解析をしてみたいしな)

(どのくらい厳重に隠蔽してるんでしょうかね~)

(さぁな?、現物を見て判断しようや)

(お任せください、いくつか見繕って買ってきます)

(任せたぞ)


いったん宿屋へ戻りアデリアが帰ってくるのを待つ


「只今戻りました」

「お帰り~、手に入ったか?」

「はい、3つほど購入してきました」

「それじゃ上に戻って解析するとしようか」

「はい」


アデリアの話では攻撃用の魔道具が2点と生活補助用の魔道具が1点との事だ

攻撃用となるとそれなりの広さと何かあった時に対応できるように、グリューエンコンティネントの兵器試験場を使用する事にした


「それじゃアデリア使って見てくれ」

「了解しました」


アデリアが最初に手に持っているのは『フレイムブローイング』と言うらしい


「フレイム!」


ボボボボ~~~~


5秒ほど前方3メートル辺りまで炎が噴き出した

火炎放射器だな、だが魔道具自体は50センチほどの木の棒に、10センチほどのミスリルの塊を取り付けた棒だ、この大きさであの威力なら確かに使えるな


「今のでどれくらいの魔力を消費したんだ?」

「使用限界の10%ほどですね」

「つまり使用限界は50秒ほどか?」

「そうなります、ここを見てください、どうやらこの杖には残りの魔力残量が分かる仕様になっているらしくメモリが付いてます」

「ほうほう、燃料タンクのメモリみたいなのが付いてるな、確かにこれを見るに10%くらい使った感じか、これって使い捨てじゃないよな?、補充とかってどうやるんだ?」

「それについてはおそらくここでは補充されないと思いますが、地上に居れば周りの魔素を吸収して時間で回復すると思います」

「ほう、周りから吸収して回復する機構なのか、凄い使えるじゃないか」

「ええ、とても高かったですからね」

「いくらしたんだよ?」

「皆様のお食事代1週間分ほどです」

「そんなに高かったのか?、これ1個で?」

「はい、もう1つの攻撃用はこれの半分ほどで、生活補助用はこれの10分の1でしたよ」

「魔道具って高いんだな~」

「これだけの性能ですから致し方ないかと思われます」

「そうか、それじゃ他のも試してくれ」

「了解しました」


次の攻撃用は『ストーンバレット』と言うらしい、石礫を射出して敵を攻撃する魔道具だ


「ブリット!」


ヒュッドガンッ!


「なるほど、10センチほどの石の塊が飛んで行き対象を攻撃する魔道具だな」

「はい、今ので残量の5%ほどでしょうか?、使用する時に大きさを少し変更できるのが特徴のようです、今のより大小5センチの範囲で大きさが変えられます」

「大きさを変えれば消費量も変わるよな?」

「はい、変わってきます」

「ふむ、この大きさでそこそこの威力だ、使い勝手は良いんだろうな~」

「普通の人にとっては、ですね」

「俺達には必要のない物ではあるが、解析して仕組みが分かれば応用は出来そうだよな~」

「そうですね」

「それじゃ最後の生活補助用のを使って見てくれ」

「了解しました」


生活補助用の魔道具は『ウォータークリエイト』と言うらしい、そのまんま水を出す事が出来る魔道具だ


「ウォーター!」


じょばばばば~~~


「このように簡単にバケツを水で満たす事が可能です、今ので2%使用したと思います」

「細かいから分かりにくいな、だが減ってるからまぁそのくらいだろう」

「これはまぁ生活補助と言うだけあって当然の能力だった」

「そうですね」

「それじゃ能力も分かった事だし解析に取り掛かるとしようか、レブナント解析を頼むぞ」

「お任せください」


暫く待つかなと思ったら


「キャプテン、解析が完了してしまいました」

「ええ?、1分も経ってないぞ?」

「そうなのですが、解析をかけた所秘術とされた魔方陣の解析が出来てしまいました、ですが彼等の名誉の為にも申し上げますと、見た目には判別不可能なほど魔方陣を見えないように工夫がなされてました、肉眼では魔方陣を視認できるとは思えません、これを作成した魔道具職人の職人技は凄いと思います、ただ、我々の科学技術力はその職人技を凌駕したというだけです」

「なるほど、普通では確認した所で見えない細工がなされていたと言う訳か」

「正確には0.1ミリほどの傷で魔方陣が書かれていました、しかも隠蔽の為にダミーの魔方陣をうまく重ねる事で解析不能にさせようとしてありました」

「すごいな、そこまで手が込んでるのに簡単に解析しちゃったんだな」

「我々のスキャンは言わばチート能力と言っても過言では無いでしょう、これで魔道具を自力で作成する事も可能になりましたよ」

「魔方陣の使い方とかもすべて分かったって事か?」

「はい、基本の魔方陣と今回購入した魔道具に使われている魔方陣は分かりました」

「基本の魔方陣ってのはどんなのがあったんだ?」

「一番基本の発動、これが無いと何も効果が出ないようです、その他には放出、固定、増幅、延長、範囲、吸収、生成、促進、感応などがありますね、特殊な魔方陣も様々ありそうです」

「秘術にされてるやつか?」

「そうです、今回は接続の魔方陣が分かったのが大きいでしょうね」

「それは何よりだな~、そういや木の棒にミスリルの塊を付けてたが全部ミスリルじゃないのはなんでだ?」

「それは恐らくコストの関係でしょう、それと木の棒と言いますけどこの木は普通の木では無く、トレントの枝を加工したものです、ミスリルほどでは無いですが僅かに魔力を宿しているようで材料としては良い物ですよ」

「トレントって木の魔物だっけ?」

「そうです、樹木型の魔物で魔素の濃い深い森に生息しているようですね」

「ほうほう、だが俺達にしてみれば全体をミスリルもしくはそれよりも良い金属で作ると言う手もあるよな?」

「はい、そこらへんはこれから検証したいと思います」

「うむ、検証はお前に任せるぞ」

「了解しました」


俺は一通りの事が済んだので下へ降りる事にしよう

とは言えだよ、暇になったな~


(キャプテン、魔石狩りをしてきてもらう事は可能でしょうか?)

(ん?、可能だが何でだ?)

(オラクルから連絡が入りドローンでは対処できない魔物に遭遇したようなんです、現在はその魔物から離れて行動してるらしく被害は最小で済んだそうです、ですが攻撃力と防御力が高くドローンでも被害無く倒すのは不可能だそうです)

(おいおい、それはずいぶんと大物じゃないか?、どんな魔物だ?)

(大きさは5メートルほど、漆黒の毛皮に覆われている四つ足で移動する獣型との事です)

(スキャンは出来なかったか?)

(かなりの移動速度のようでスキャンをする暇が無かったようです、被害を出しつつその場を離れ難を逃れた形ですね)

(確かにドローンでも対応できないとなると俺が行くしかなさそうだな、よし、場所を教えてくれ)

(はい、データを転送しました、ご確認ください)

(こことも魔族が支配してた大陸とも違う大陸か、この大陸はどんな感じなんだ?)

(この大陸は人の手がまだ入ってないと思われる大陸です、人々の話では暗黒大陸なんて呼ぶ人も居るようですよ、実際に行った人は戻ってこない不帰の大陸と言う扱いらしいです、何処かの国では死罪になった人が送られる大陸として恐れられているそうです)

(ほう、未知の大陸と言う事だな、それじゃ未知の大陸の未知の魔物討伐に行ってくるか~)

(お気をつけて行ってらっしゃいませ)


ドラグドライドに乗り込み未知の大陸、暗黒大陸とやらに向けて出発した


次話は暗黒大陸へ魔物討伐しにいくぞ~


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