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宇宙探検家~サンタが異世界の星に落ちて来た  作者: 霙霰雹霞霧靄露雫
惑星レイアー編
8/97

8 オークションで掘り出し物!

規模は小さいがオークション開催~

お目当てのコンテナと2号さんゲット~



次の日

オークションは明日なので今日は町中の探索とポルテちゃんへのお土産を探してウロウロしようと思う

町中を見回したがコンテナは見つからなかった、後はオークションに出品されるかどうかだな

ポルテちゃんへの土産にはいくつか候補を絞ったがどれが良いかな~

衣服、髪飾り、装飾品、部屋飾り、食べ物

まぁ食べ物は決定で良いだろう、お菓子と食材は帰りに買って帰ろう

あんまり高い物じゃないのを2個くらいにしてみるかな、レブナントに見立てて貰うって手もあるな

(レブナント、ポルテちゃんのお土産なんだが何が良いか意見が聞きたいんだが?)

(キャプテン、落としたい女性にお土産を購入するのならご自分で選んだ方が宜しいですよ)

(ばっおまっ落としたいとか思って無くは無いけど、まだそんなんじゃねーし、アドバイスが欲しいだけだし)

(ふふふ、分かりましたキャプテンにメロメロになるようなお土産のアドバイスを致しましょう)

(それじゃ俺が狙ってるみたいじゃないか、他の男に取られたくはないがな)

(ポルテさんの性格からしたら、お洒落な衣服を1着と髪飾りのセットが宜しいのではないですか?サイズはスキャンした時のデータがありますので問題無いですし)

(おお、やっぱり衣服と髪飾りが良いか~似合いそうなので探してみよう


・・・・・


2時間後選びに選びようやく決まった

大銀貨2枚で衣服と髪飾りを購入

衣服は若草色が鮮やかで胸元にあるリボンが特徴のワンピース

髪飾りは赤い花と黄色い小さな花が3つ付いたカチューシャ

ポルテちゃんに似合いそうだな、後は屋台飯を食いながら散策し明日に備えよう

水蓮亭に戻ってゆっくり休んだ


翌朝良い目覚めだ

朝食を食べ街の様子を見てみる

昨日に比べると町の通りは凄い活気がある、屋台もすでに設営されている、まさにお祭り騒ぎだ楽しくなってきたな~

オークションは昼前からだが入場手続きがあるらしいので手続きをしに行ってこよう

オークション管理事務所があった、ここで手続きをするみたいだ

「すみません~オークションに参加したいんですがどうすれば良いですか?」


「はい、こちらの用紙に名前と購入限度額をご記入して下さい」


「これで大丈夫ですか?」


「はい大丈夫です、こちら入場券です無くさないようにして下さい、開場は13時からになります」


「ありがとうございました、では失礼します」

限度額は金貨5枚にした、何か良い物が出品されるか、もしくはコンテナが出品されると良いんだけどな

おっ!コンテナの反応がある、向こうって事はオークション会場の方だな、これは間違いなく出品されると見て良いだろう、誰も開けられないんだ高値にはならないだろう、オークションが楽しみになった

時間までに食料の調達をしておこう、会場でも食べられる物でいくつか買っておこう、パンと水筒とブルストとチーズを買っておいた、よ~しこれで準備は整ったぞ~


開場の時間になった

オークション参加者はかなりの人数だ、1500人~2000人くらい居るんじゃないかな

かなりの大きな建物、劇場らしいな入場券によると限度額により座席が指定されてるみたいだな

俺の席は2階席なのか、何処でも良いそうなので適当に座る


「ご来場の皆さま大変長らくお待たせいたしました、これよりフォレアの町オークションを開始したいと思います」

ワーーーーーッ!

大きな拍手と喝采で始まった

そういやこの町の名前今初めて聞いたかも

おっとどうやら3番目に出品されるらしいな、次の出番を待ってるコンテナが見えた

大きさからいってスーツでは無いな、結構小さいから精密部品かなにかだと思う

いくらくらいで落とさせるかな~

来た!

「続いてはこちらの摩訶不思議な箱でございます、こちらの箱はどうやっても開けられないと言う変わった箱です、大きさはそれほどでもないのに屈強な戦士の攻撃にも耐えて見せました、果たして中身は何なのか?中身が入ってるかは買った方が実際に開けて確かめて頂きたい、開けられたらですがね、それでは1銀貨から始めます!」

周りから大銅貨が数枚追加された、俺も早速入札しよう

俺:「銀貨2枚!」

客:「銀貨2枚と大銅貨5枚!」

俺:「銀貨3枚!」

客:「銀貨3枚と大銅貨5枚!」

俺:「銀貨4枚!」

客:「銀貨5枚!」

俺:「銀貨6枚!」

客:「銀貨7枚!」

競ってくるか~

俺:「銀貨8枚!」

客:「銀貨8枚と大銅貨5枚!」

俺:「大銀貨1枚!」

おおおお!

客:「....大銀貨1枚と大銅貨3枚!」

しぶといな~

俺:「大銀貨1枚と銀貨2枚!」

客:「くっ....」


「さぁ他に居ませんか?大銀貨1枚と銀貨2枚より上は居ませんか?....居ないようですね、では不可思議な箱は大銀貨1枚と銀貨2枚で落札です!」

パチパチパチッ

良しコンテナゲットだぜ~

ふ~結構競って来たから焦ったな、結局は大銀貨1枚と銀貨2枚使っちまったな

でもまぁお金結構余ってるから何か良い物が出品されるかもしれないし見て行くか

その後はめぼしい物は特に見当たらなかった

残り数点を残すのみとなった時、俺の目にあるモノが留まった


「続いての品物はこちらです、壊れた魔道人形!こちら残念ながら魔道炉が故障してしまった為、一切の動作がしなくなってしまった物でございます、また制作者名が何処にも記入されておらずだれが作った物かも分かりません、ですが作りは非常に精巧で芸術的価値はあるかと思います、魔道炉を直す当てがある方か芸術品として飾っておきたい方などにお勧めです、ではこちらの品物は金貨1枚から始めます!」


(レブナント、あれを材料にして3Dプリンターに入れたらドローンを作れないか?)

(可能性は十分に考えられますね、動力炉と思わしき魔道炉と言うのが壊れたと言っていた事から小型のリアクターを搭載すると言う手もあるかもしれませんね、ここは是非とも手に入れておきましょう)


客:「金貨2枚!」

客:「金貨2枚と大銀貨2枚!」

俺:「金貨2枚と大銀貨5枚!」

客:「金貨2枚と大銀貨7枚!」

客:「金貨2枚と大銀貨8枚!」

俺:「金貨3枚!」

客:「金貨3枚と大銀貨1枚!」

客:「金貨3枚と大銀貨2枚!」

俺:「金貨3枚と大銀貨5枚!」

客:「....」

客:「...金貨3枚と大銀河6枚!」

俺:「金貨3枚と大銀貨8枚!」

客:「もうこれ以上は...」


「他に居ませんか?金貨3枚と大銀貨8枚です、居ませんか?...居ませんね?では金貨3枚と大銀貨8枚で落札です!」

おおおおおお!


かなりの散財だが魔道人形は素材としてどうしても入手しておきたかった

その後最後の品物は雷の魔法のオーブと言う物らしい、それはもうかなりの熱気で客達が入札をしていた

雷の魔法のオーブは大金貨2枚と言う高値で落札されていた

オークションのすべての品物が落札され現金と品物の引換が行われた

これはコンテナと魔道人形を受け取り宿屋へと帰って来た

荷造りをして帰る前に食材のお土産も買っておこう

町から出てちょっと行った場所でエアロバイクを準備する

うーむ、ちょっと嵩張るけどロープで固定すれば問題は無いな、良しでは早速帰還するとしよう

帰り道は特に問題も無くサイリン村まで帰って来た

一旦荷物を自宅に運びポルテちゃんに挨拶をしよう

「ポルテちゃん居る?」

バタンッ!勢いよく扉が開いた

「サンタさん!お帰りなさい、何処も怪我してないですか?」


「ああ、大丈夫だよ、特に危険も無かったし町は活気があって楽しかったよ」


「そうですかぁ、良かったです」


「はい、これお土産だよ、こっちは食べ物だからみんなで食べてね」


「ありがとうございますぅ、こっちのは何ですか?」


「ポルテちゃんに似合うかなと思って選んでみたんだよ、見てみて」


「開けてみますね~」

ガサガサペリペリパカッ!

「わぁ~綺麗な服~こっちはお花の髪飾りだ~ありがとうございます、とてもうれしいです」

見事な笑顔で可愛らしい、ケモ耳がピコピコ、ケモ尻尾がピコンピコン揺れてる、うん、モフりたい

「喜んでくれてうれしいよ、それじゃ俺は休ませて貰うね、またね~」


「はい、お休みなさい~」

俺は自宅でさっと汗を流した後就寝した


次話は「2号復活!」予定

乞うご期待!


表現の間違いがあったので修正しました

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