68 惑星クロノス
クロノス到着~
次の惑星は『クロノス』だ
地球型の惑星で多種多様な生物が生息している惑星だ
当然知的生命体も多く生息している、内容的にはレイアーに非常に似ている
人族は勿論、獣人族、エルフ族、ドワーフ族、小人族、巨人族、妖精族、そして魔族
情報では人族とそれに近しい種族達と魔族が争っているようだ
分布図で見ると魔族の領土は惑星の6分1くらいか
上空から観察しているといくつかの境界線上で戦いが起きているようだ
う~む、これはどっちが悪いとかあるんだろうか?
しばらく観察しているとどうやら魔族側が押している様に見える
「レブナント、下の状況をどう見る?」
「そうですね、魔族側の戦力の方が少ないですが、能力と言うのでしょうか人族側に被害が多く見られますね、人族側には獣人やエルフ、ドワーフ、も確認できます、魔族側に巨人?でしょうかも加わっているようにも見えますね、これによって対格差もありかなり劣勢な感じです」
「う~ん、流石に何の情報も無く戦争に介入するのは避けたい、何処か離れた比較的安全な場所に降りよう、町で情報収集してから判断しよう」
「惑星の反対側に小さめの大陸がありますのでそちらが良いと思います」
「それじゃそっちへ向かってくれ」
「了解です」
小さめの大陸と言っても大きな国が3つ存在している大陸だ、小さな国もいくつもあるのでかなり大きいと思うが、魔族が居る大陸はこの大陸の4倍ほどの大きさだった、あっちは激しい戦火が飛び交っていてかなり危険な場所だろう
さて、問題はどの国に降りるかだな、変な国に降りて面倒ごとに巻き込まれたくはない
魔族との戦争が隣の大陸で行われている最中だしな、人同士での戦争まではしないと思うがな
それでも用心に越した事は無いだろう
大陸の上空から観察して各国の情報を集めてみる
1時間ほどで大まかではあるが分かった
3国とも関係は良好なようでお互い交流もしているみたいだ、これならどの国でも問題ない感じかな~
そうなると美味しい食べ物がありそうな国にしたいな
1つ目は山岳が多く、産出しているのは主に鉱石類のようだ、高地での放牧も見られるが少々食糧面で偏っている感じだ、度々小型の竜で空を飛んで行く人が確認されるので空路的なものが確立してるのかもしれない
2つ目は島を多く所持しているようで海洋産業が発展している様子だ、平地がやや少なく深い森が広がっているので陸路での流通は厳しいが、一番海に面してる町が多い事もあり海路に力を入れている感じな国だろう
3つ目は平野部がかなり広くおそらくは麦畑だろう畑が多くみられる、面積で言えば3つ目の国が一番大きいように見える、その面積の5分の1ほどが穀倉地帯として使われている感じだな、輸送は陸路がメインで空路も持っている感じだな
さてどこの国に行くかな~
皆にも意見を聞いてみた
レブナント:山岳の国は移動が大変そうですね、ドラグドライドだと目立ちすぎます、他の国を勧めます
ポルテ:お魚が食べたいです
カリン:珍しい料理が食べてみたいです
レノア:穀物が豊富なら食料に困らないと思います
アデリア:空路に使われている生物に興味があります
アエラ:カレー
オラクル:回路に使用されている船の技術はどの程度なのか知りたいです
ナンシー:色々な物が食べてみたいです
オリーヴェ:サンタに任せるのじゃ
オリヒメ:流石に和食は無いですよね?
と言った感じの意見を言われた
アエラは相変わらずカレー一択だな~
総合すると海が一番かもしれないな、海路で他国との交易もしてるから物の流通は一番多そうだ
しかも自分の所が一番日持ちがしない物を扱っていると思われる事から考えても海が良いだろう
海の国の名前は分かってないが何処かの町へ行けば分かるだろう、情報収集が一番の目的だしな
どこら辺に降りるのが良いかな~
マッドアングラーで降りるのはまずいだろうからな、エコーホエールに乗って降りる事にしよう
昼間だと見つかる可能性が高い、夜にこっそり降りよう
何処かの港町から離れた場所に着水、近くの陸地から上陸した
エコーホエールは念の為隠岐の海の中に潜っていてもらおう、何かあった時に脱出用の手段は確保しておきたいからな
見えていた港町までやって来た、そこそこに大きい町だ
夜だが通用門的な物があり身分証の提示があれば問題無く通れるらしい
俺達に身分証なんてものは無い、審査を受けて問題が無いなら仮身分証を発行して貰って中へ入る
お金も無いので親切な門番の人が貸してくれた、売れる素材は持ってきたので冒険者ギルドで身分証の発行と一緒に素材を売って借りた金を返す約束をした
この港町の名前はエリューストと言うらしい、門番の名前はカイトだ、後でお金を返しに来よう
この時間だとギルドの営業時間がぎりぎりだと言われたので急いで向かう
ギルドに着くとまだ大丈夫だと言うので登録を済ませる
素材の買取もお願いして何とかお金を手に入れる事に成功した
宝石類が一番お金になった、これで借りたお金と宿と飯代は確保できたな
まずは宿だ、ギルドで良い宿屋を聞いたので行ってみよう
「いらっしゃいませ~、泊りでしょうか?」
「はい、部屋は開いてますか?」
「えっと8名様でしょうか?」
「はい」
「それでしたら、4人部屋が2部屋で宜しいでしょうか?」
「それでお願いします」
「畏まりました、お食事はどうされますか?」
「まだ食べられるならお願いします」
「畏まりました、料金は一部屋一泊銀貨4枚でお食事は別料金です、何拍でしょうか?」
「とりあえず三日でお願いします」
「では全部で銀貨24枚になります、お食事はあちらにメニューがありますので選んで声をお掛けください、料金は前払いとなります」
俺達は食堂のホールの壁に貼ってあるメニュー表を見に行った
港町だけあって魚料理が充実しているようだ
あっシーフードカレーってのがある、アエラが早速注文している
皆それぞれ注文している
俺は海鮮あんかけ丼って言うのにしよう、それと海藻スープも付ける
ポルテはアクアッパツァと木の実パンだな
カリンはカニのパエリアとクラムチャウダーを頼んだようだ
レノアはエビの香草焼きと魚介のスープとパンのようだ
アエラはシーフードカレーだが2種類あるように見える、よく食べるな~
ナンシーはイカ墨パスタとエビのビスクと葉野菜とハムの炒め物を頼んでいる
オリヒメは焼き魚定食にしたようだ
アデリアとオリーヴェは食事をとらないのでカイトにお金を返しに行ってもらっている
それぞれ食事も終わり部屋で休もうとなった所で問題発生だ
誰が俺と一緒の部屋になるかで議論している、一緒の部屋になっても何も無いぞ?
拠点だったら問題は無いんだけどな、流石に宿屋じゃな~
議論は終わったようだ
俺と一緒に寝るのはポルテとカリンとレノアに決定した
その夜は何事も無く更ける
翌日
ギルドへ顔を出し色々と情報を仕入れよう、最初にギルドの依頼はどんなものがあるのかの確認だな
依頼書を見るとゴブリン退治、オーク退治、エレキフィッシュ捕獲、薬草採取、護衛依頼といったものがあるようだ、ここら辺はレイアーでも似たような感じだった、エレキフィッシュ捕獲ってのだけは興味あるな、ウナギの時同様俺なら問題無く捕まえられそうだな
ギルドの受付でこの国の情報と他国の情報それと別大陸の戦争の情報などを調べられないか聞いてみた
資料室があるらしく国の情報はそこで調べれば良いらしい
別大陸の戦争の情報は資料では分からないので直接聞かせて貰った
人族は魔族から攻撃を受けていると言う認識のようだ、ある日突然攻撃を受け戦争が始まったそうだ
もっと詳しい話を聞いてみたい所だな
有料になるけどギルドの情報屋に聞くのが一番だと言われた
紹介してもらおうかな
次話は情報収集と今後の方針を決める予定




