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宇宙探検家~サンタが異世界の星に落ちて来た  作者: 霙霰雹霞霧靄露雫
惑星エレボス編
47/97

46 シェルター巡りその2

まだシェルターを巡るよ



サルターフィールドのシェルターで色々と話を聞いている所だ

ローチの群れの襲撃はなぜ起きたのか?

再び襲撃があった場合生き残れるか?

他のシェルターは生存できているのか?

今後の交流はどうするのか?


ローチの襲撃の原因は調査しないと何とも言えないそうだ

再びの襲撃については俺の方から助力しようと申し出ておいた

入り口付近に防壁と防衛用のタレットの設置、警戒用の監視システムの構築を提供する

他のシェルターに関してはここの防衛設備が整ったら巡ってみる事にする

今後の交流についてはシェルター同士で行って貰うほかは無い

警戒用の監視塔が完成した、入り口付近にタレットを合計4機設置しておいた

監視塔にはドローンを配置しておいた、これで何かあった場合ドローンからシェルターへ連絡が入るようになっている、更に武装も提供しておいたハンドブラスターとエネルギーパック製造機だ、原料はドローン達が運搬する手はずになっている、これだけやれば大丈夫だろう

今後は他のシェルターにも同様の設備を提供しておこうと思う

一番弱いハンドブラスターなら今使ってる武器と大して違いが無いからな

ここの安全は一応保障されたので連絡が取れなくなっているシェルターの確認に行くとしよう

前に連絡を取っていたシェルターは全部で7か所あったらしい

何処とも連絡が付かなくなってからは確認が出来なかったので心配していたそうだが2つとは交流が持てた、だが残りのシェルターとは未だに連絡が取れないでいた

現在はカークタウンのシェルターに向かっている

前に連絡出来てた時に聞いた情報では規模が小さく備蓄も少なく人数も多くは無いという話だった

規模が小さいと言う事は造りも強固では無いだろう、危険なミュータントが居れば無事では済まないだろうな、生き残りが居れば良いのだがな

すぐにカークタウンに着いた、だがシェルターは無事では無かったようだな、入り口が壊れている

おそらく中はミュータントの巣になっているんだろう


「...残念です」


「このシェルターの始末は後だな、他の確認をしよう」

俺達はカークタウンを後にした

次は少し離れてジョリステンだ、昔は港町として栄えていたらしい

水が干上がり汚染もされてしまっては生命線の漁業が出来ず衰退していったらしい

残されたのは年寄りが多かったそうだ、当然シェルターの規模は小さい、だが備蓄だけは豊富にあったらしい、元々の漁業の関係で加工品工場が残されていた為町には加工品の倉庫がいくつもあったそうだ

人数も少ないが備蓄だけはあるので守りさえ固める事が出来れば生き延びていると思われる

ジョリステンが見えてきた、町は見る影もないほどの廃墟と化している

瓦礫の山と得体のしれない草木が生え、所々にミュータントの姿も見える

アレは見た事が無いが、ダンゴムシだろう、巨大だけどな

「あれはミュータントアンドロゲンですね、こんなに大量に居るなんて、ここのシェルターが心配です」


「アンドロゲンと言うのか、あれは危険な存在なのか?」


「基本的に攻撃性は無いです、ただあらゆるものを嚙み砕き自分たちの住みやすい環境を作る性質があります餌は枯葉や落ち葉なので人間が襲われる確率はかなり低いと思います」


「そうなんだ、それだとシェルター自体が壊される危険があると言う事か?」


「シェルターの強度にもよると思います、強化アルミ外壁だったら壊されてない可能性が高いですが、ジョリステンがどのタイプかは確認できてないので何とも言えません」


「そうか、とにかくシェルターの確認を急ぐとしよう」

結果としてジョリステンのシェルターは無事だった

人数は15人とかなり少なく皆60歳を過ぎた年寄りが多かった

だがここの人たちは海の男や海の女だった、逞しく生き延びていた

外のアンドロゲンが多すぎて活動が全くできていなかったが備蓄だけは豊富にあったから生き延びる事が出来たそうだ

彼等としては離れがたくはあるがこの町は死んでしまったと、ならば新たな生活の場を考えたいと申し出てきた、つまりは移住だ、出来るならば水辺の場所が良いと言うので全員ポーツレイクに移住したいそうだ、ここはライカさんに交渉してもらうとしよう

ドラグドライドの通信機を使ってポーツレイクに連絡を入れた所向こうは歓迎してくれるそうだ

問題はどうやって15人と備蓄を運搬するかだがここはエアリフトを使うとしよう

エアリフトもアップデートを済ませてよりスムーズにより速く移動できる機構を搭載した

あれなら15人と大量の備蓄を一度に運ぶ事が可能だ

早速レブナントにエアリフトを降下させてもらう

今回は人が15人乗る事も考えて座席も付けておいた、簡易的な物なのであまり頑丈ではないが問題は無いだろう、全員乗ってもらったのを確認後出発する

空の旅は順調で数時間後にはポーツレイクに到着した

全員降りて備蓄の運搬も終わりエアリフトはいったん上に戻しておく、また使う事があるかもしれないがとりあえず戻しておこう

まだ確認しなければならないシェルターが3か所残っているからな

次のシェルターがある町へ行く、山岳部にあるマルダーゲインだ、ここは炭鉱の町として古くから栄えていたそうだ、戦争が起きるまでは平和でにぎやかな街だったらしい

いくつもの山が連なって見えてきた、炭鉱の町と言うだけあって山に囲まれているんだな

だが簡単に近づく事は出来ないようだ

飛行型のミュータントが居る

「あれは何か分かるか?」


「あれはまずいです、ミュータントイーグル、獰猛で肉食のミュータントですよ」


「戦闘能力も高そうだな、戦闘配置に付け、向こうもこっちを認識したぞ」

イーグルは翼を広げた大きさが6~7メートルほどもある巨大な鳥だ、巨大になってもその飛行能力は鋭くドラグドライドの機動性についてきやがった、厄介だな、ドラグブリッツで射撃を行うが急旋回と急降下を使ってうまくよけやがる、前に戦ったドラゴンより強くね?

とにかく上を抑えて下へ下へ押しやっていく、向こうは急上昇は出来ないからな、下まで押しやればもう避ける事が出来ないだろう、山肌に近くなった所でドラグブリッツが命中し落下していく、こんなのが複数いたらやばいかもしれん、ライカさんの話ではイーグルは縄張り意識が強い為最大でも2匹までしか遭遇しないだろうと言っていた、子供も成長したら巣立って別の場所に飛んでいくそうだ

その後も何度か遭遇するも同じ手が使えるのでもう苦労はせずに倒す事が出来た

ちなみにイーグルの肉は美味いらしい、全部回収しておいた

やっとマルダーゲインへと到着した

ここのシェルターは無事だったようだ、炭鉱夫の逞しさと言うやつだろう

マルダーゲインのシェルターは活気があり生活に困っているところは1つだけだと言っていた

通信機が壊れて連絡が取れなくなっているだけだ

勿論修理は行っておこう、これでいつでも連絡が取れるはずだ

ここでライカさんに向こうの代表にこれからの事や他のシェルターの現状などを説明してもらっておいた

この近辺ではイーグルの他リザードも出没するそうだ、どっちも肉がうまいとの事

そしてこの場所の空気は他よりも汚染が無いようだ、詳しく聞いてみると石炭を使って木炭を作り消臭剤として利用しているんだそうだ、石炭は豊富に取れるから山の木を伐採して炭窯を作り木炭を大量生産するようになったんだそうだ

レブナントにこの一帯の空気中に含まれる物質の含有率を調べてもらった

結果としては汚染物質が他の場所よりも30%低いそうだ、これはかなり効果がありそうだな

ただ惑星全土となると気が遠くなるほどの量が必要だろうな


次話もシェルターを巡る予定だよ


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