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宇宙探検家~サンタが異世界の星に落ちて来た  作者: 霙霰雹霞霧靄露雫
惑星タルタス編
35/97

34 カレー食べて観光しよう

色々なカレーがあるようですよ

食べてみたい



ギルドで美味しい食事の店を教えてもらいやって来た

店の中から旨そうな匂いがしてる、スパイシーな香りが漂う店だ、カレーかな?

カレーはどの世界どの国でも人気なのかもしれない

メニューにはシャークカレー、ボアカレー、クロコダイルカレー、ビーフカレー、ポークカレー、チキンカレー、と結構な種類がある、更に辛さを5段階で指定できるようだ、更に更にトッピングの追加が別料金で書いてある、ここまで色々とあると何を食べるか悩むところだな

アエラを見るとビーフとポークとチキンを辛さ2で注文していた

クロコダイルってワニだったよな?、依頼にあったオアシス内に生息してる危険生物だったはず

俺達のいるオアシスには居ないがバンタンのオアシスには生息しているようだ

俺はクロコダイルにしてみようかな、辛さは3にしてみよう

俺と一緒にアエラ以外の皆も注文していた

意外だったのはカリンが辛さ4のカレーを注文していた事だった、辛いの好きだったのか

ポルテは...辛さ1か~、辛いの苦手そうだしな~

アエラが注文したカレーがやって来た、どれも美味しそうな匂いがする

一口食べて、しばし動かない

「...ウ、ウマァ!」

パクッパクッと食べていく

幸せそうで何よりだ、だがもう少しゆっくり食べて欲しいものだ

俺達が注文したカレーもやって来た

早速食べるとしよう

「これはうまいな、クロコダイルってこんな感じなんだな、固いイメージだったんだがな~、柔らかくてなかなかにボリューム感がある、他にも野菜がいくつか入ってるな、辛さも丁度良かった」

「美味しいですね」

「この刺激的な辛さがまた良いです」

「カリンよくそんな辛いの食べられるわね~」

「ウマッウマッ!、ごちそうさま~」

アエラは3皿食べ終わっている!

俺達も食べ終わって食後のお茶を飲んでいる

「このカレーうちでも作れない?」

「入り口の所にカレーの素ってのが売ってたから多分大丈夫だと思うぞ、帰りに買って帰ろうか」

「ぜひそうするべき!」

アエラがいつにもまして興奮しているな~

カレーとカレーの素の会計を済ませ店を出る

「それじゃちょっとこの町を観光していこうか」

「「「「「はい」」」」」

町にはいくつか観光名所みたいな場所があった


オアシス通り

オアシスが一望できる高台に道が整備されていて観光客や恋人などがゆったりと散歩する場所


ココヤシ広場

ココヤシを使った各種料理の屋台が立ち並ぶ場所、家族連れが多く腰を落ち着けてくつろげる屋外テーブルが設置されている


英雄たちの泉

この町を作った人物や町を救った英雄の彫像が並べられた大きな泉がある場所


大展望塔

この町一番の高さを誇る建築物、古代文明の技術で作られていて現在は建造不可能、入場料を払えば上からバンタンの町を一望できる場所


バンタン演劇場

1か月に数回町を救った英雄の話などの演劇が見られる場所、今日は大道芸人達の発表会が行われているようだ


バンタン領事館

バンタンの一番偉い人が仕事をする場所、古代文明の技術で作られている、見た目も荘厳で装飾が非常に細かく作られている、当然アポ無しでは入る事は出来ない


バンタン大聖堂

バンタンの人々が進行する神様『タイルーン』を祭っている神殿、幸運と食を司っているらしい、古代文明の技術で作られている


一通り見て回った、かなり色々あったな~

途中農作物の育て方が気になったので農家を訪ねてみた

色々と基本的なやり方を教えて貰う事が出来た、砂漠での農業はかなりの難易度なのがうかがえる

「よ~し、それじゃもう結構日も傾いてきたし戻ろうか」

「「「「「はい」」」」」

俺達はバンタンの町を後にした

戻ってからアエラがカレーカレーうるさいので今日の夕食はカレーになった

丁度材料にサメがあったからサメカレーだ

店ほどのうまさは出せなかったがそれでも美味しかった、サメが高い理由もわかる

(キャプテン、オラクルより連絡がありました、チタニウムの発見はいまだにありません、もしかしたらこの惑星には存在しない可能性もありそうですとの事です、どうしましょうか?)

(もう少し探してみて見つからなければチタニウムはあきらめるしかないだろうな、代わりに何か道に物質でも見つかると良いんだがな~)

(分かりました、オラクルには引き続きチタニウム捜索と未知の物質の捜索を支持しておきます)

明日は仮拠点を本格的な拠点へと作り替えるのと食材を捕まえサメはバンタンに売りに行くとしよう

その夜は仮拠点内がカレー臭で包まれた


翌朝

朝食はヘビのスープと焼き魚とパンだった、アエラはカレーと言ってたがさすがに毎回はいやだ

拠点の本格設置とサメの捜索をする、拠点には一度帰還したドローンが持ってきたクォーツィリウムを使ってソーラーパネルを作成しよう、サメは自分達用とバンタンの町用で2匹は捕獲したい所だな

ヘビはそこそこ見つかったがサメが居ない、かなり頭の良いサメらしいから身の危険を感じて離れたのかもしれない、だったら少し捜索範囲を広げよう

しばらく探しているとサメを見つけた、数は2匹だ、同時に仕留めたい、片方だけだとまた逃げられるからな~

牽制用に飛行ドローンで追い立てて貰う事にした

うまく誘導する事に成功したので俺とアデリアで1匹ずつ仕留めた

「やったぞ、1匹はバンタンの町に売りに行こう、ある程度は現金を手元に置いておきたいしな、アエラの為にもカレーの素は手に入れておきたいしな」

「アエラさんも喜ぶでしょう」

目的を達成したので拠点へと戻ってきた

バンタンの町にもソーラーパネルは設置されているところがいくつかあった、だがどれも古く故障してるのもあった、恐らくは古代文明の技術なんだろう、だが俺なら作成可能だ、砂岩に関しても作成が可能なのが分かった、この技術を知られると色々と面倒ごとが起きそうなので黙っている事にしよう

とりあえずサメをバンタンの町へ売りに行こう

バンタンのギルドでサメを売った後、他のオアシスや集落の情報を教えてもらった

バンタンほどの大きさの集落は他には3つしか無く、残り10数個は人口30人~50人ほどの小さな集まりらしい、他の大きな町を見に行くのもありかもしれないな、今度時間があったら行ってみたいな

帰りにカレーの素と野菜のいくつかを購入して戻る

(キャプテン、オラクルより連絡がありました、地中探査を行った所かなり深い場所に人口建造物らしき物の反応があったそうです、もしかしたら古代文明の遺産かもしれません、どうしますか?)

(もし古代文明の遺産だとしたら何かしら残ってる可能性があるな、現物が無かったとしても資料があれば良いんだがな、その場所をマークしといてくれ、明日調査に向かう)

(了解しました)

古代文明の遺産だったら良いな~、この惑星にある未知の物質の情報が手に入るだけでもうれしいからな~、最悪何もなかったとしても遺跡が見つかったとなればこの惑星の人間なら興味を持ってくれるだろうしな、だがまずは調査してからだな、人口建造物らしき物だからな、まだ決まったわけじゃない

明日が楽しみなのは変わらないがな

俺は帰ってから古代文明の遺跡らしき物が見つかった事を報告した、古代文明の遺跡かもしれない場所には皆も興味があるみたいだった、全員で調査に行く事が決まった

夕食は前祝にはカレー!と何故かカレーにどはまりしたアエラが主張するのに押されて夕食はカレーになった、今回はサメカレーとヘビカレーの2種類を作り辛さが調節できるようにスパイスを別に買ってきてある、これにはカリンが大喜びした、そんなに辛いの好きだったのか~、またも拠点内はカレー臭に包まれたのだった

翌朝皆準備を整え終わった

さぁ目的地へ向けて出発だ~


次話は古代遺跡の謎に迫る


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