26 邂逅
予約投稿忘れてました、すんません
誤字が見つかったので修正しときました
あれから2日後
ついにレヴィアマリンが完成した
だが飛行能力の無いレヴィアマリンをどうやって降ろすのか?
飛行能力が無いのなら飛行ユニットをくっつけて補助的に飛行能力を持たせれば良い
上げ下げだけを考えて簡素に作れば問題ない、レヴィアマリンだけでなく今後の為にも汎用性があり使用してない時は片付けておける作りが良いな、と言う事でエアリフトを新たに作った
エアリフト
全長:最大15メートル
全幅:最大10メートル
全高:最大7メートル
下部スラスター8機
最大積載量100トン
ビークルの運搬のみを考えて作られた設備だ
フレームにはチタニスリル合金とホエイルイト合金を使用して作られている
周辺探査用のレーダーとカメラは標準装備されている
これを使って陸地の浅瀬にレヴィアマリンを降下させる
エアリフトの操作は簡略化されているので扱いやすい
ゆっくりと下まで降りていく無事に陸地の浅瀬に到着だ
上部を開放しスロープの代わりとして浅瀬に設置しておく
早速潜ってみよう、潜るメンバーは俺とアデリアだけで行く事にする
最初は様子見で壁際を深度1000メートルまで行ってみる
すごく速い、そして静かだソナーを使って辺りを確認してみよう
「ご主人様、全長100メートルクラスの巨大生物が多数、深度1500~2000メートル辺りに居ます」
「そんな巨大魚が多数いるのか、この惑星やばいな、正確な数は分かるか?」
「いえ、残念ながら数百は居るのではないかと思われます、数が多すぎて計測不能です」
「そんなに居るのか、少し様子を見よう」
「あっ、ご主人様、全長500メートルクラスの巨大生物が7匹、先ほどの生物の群れに飛び込みました」
「何が起きてるんだ?」
「どうやら食事をしているようです、先ほどの100メートルの巨大生物は言わば小魚のような物でしょう、大きな捕食者に襲われて食われているようですが数が多いので全滅する事は無いでしょう」
「この海の中での弱肉強食と言うやつだな、100メートルの生物と500メートルの生物の特徴はどんな感じだ?」
「100メートルありますがこの惑星では小魚に分類される感じです、特徴も小魚の形態に非常に近いです、大きさを除けばですが、500メートルの方は魚と言うよりはヘビの形態に近いですね、シーサーペントが一番近いと思います」
「500メートルのシーサーペントなんて出会いたくはないな~、レヴィアマリンも丸呑みじゃないか」
「100メートルの方にだって食われそうですね」
「まったくだな、おっ、スキャンが完了したようだ、小魚の方はジャイアントサーディン、シーサーペントの方はヴォルテックサーペントだそうだ、大鰯はかなりうまいらしい、サーペントの方は逆にまずいらしい、体に毒を蓄えているようだからそのせいかもしれないな、素材になりそうな物も手に入らないみたいだしな、大鰯は1匹捕まえて上まで持って行きたいな、隙を見て捕獲しよう」
「「「「「はい」」」」」
その後サーペントに追い回されて逸れた大鰯をキャプチャーメッシュで捕らえ急いで上まで引っ張っていく、捕まった大鰯は暴れてかなり操縦が大変だった
大物を獲ったので集落にも連絡して皆で食べる事にした
彼等も初めての獲物に興奮しているようだった
ステーキ、煮物、新鮮だから出来るサシミ、それでも食べきれない分は干物と漬物にするそうだ、俺達もやり方を教えてもらった、出来上がるまで1週間ほどかかるそうだ、非常に楽しみだ
レヴィアマリンの試運転としては上々だったろう
今日はもう休んで明日探索の範囲を少し広げてみよう
翌朝、昨日の大鰯を焼いて朝食にする、スープはコンソメケルプだ
それじゃ更なる深海を目指して潜るとしよう
今回は何事も無く深度2500までやって来た
ナイトビジョンカメラのおかげで周囲がよく見えるが、何も居ないな
更に深く潜る、現在深度4000、ソナーに反応!
カメラを向けるとすごい物が映った
トゲだらけの長い生物が映っている、距離にして300メートルほど下を進んでいってる
全長は1000メートル~1200メートルくらい、スキャンの結果はギガンティックニードルスネークだそうだ、トゲが色々な物に加工可能と書いてあるが手を出すのはやめた方が良さそうだ
トゲの硬度が9と書いてある、サファイアと同じ硬度だ、落ちているトゲを見つけたら拾う事にしよう
やり過ごして更に潜っていく、現在深度7000、ソナーに反応!
カメラを向けると少し離れた位置に青白い火花のような物が見える、あれは電気の放電だな、と言う事は電気を発する生物だ、スキャンの結果はジャイアントエレクトリックイール、ウナギだ!ウナギが居る、しかもでかい、全長10メートルとこの惑星では小さい方だがそれが大量にいる、1匹捕まえたいが電撃の威力がかなり高いそうだ、生け捕りは流石に無理のようだ
アクアトライデントで撃ち抜いて格納庫に補完しよう
「アクアトライデントチャージ開始」
「チャージ100%、発射準備完了」
「撃て!」
シュゴゥーーーー
大ウナギに命中し頭を半分吹き飛ばした、ゆっくりと沈んでいく大ウナギを回収する、大ウナギゲットだぜ!、帰ったらウナギのカバヤキだな
更に潜る、現在深度10000、ここにきてようやく海底が見えた、辺りを探索するとしよう、念の為にこの場所にビーコンを設置しておこう、よしっ探索開始だ
少し進むと何か長い物が落ちている、あいつのトゲだ!見っけ!即回収する
長さ10メートル、太さは1メートル~50センチほど、重さ500キロほどだ、倉庫に入らないので半分に切っておく、他にもないか探しながら辺りを探索する、残念ながら1個しか見つからなかった
その代わりにビーコンから1000メートル離れた位置からまた下降する崖を見つけた、深度は1万では足りないと思った、まだまだ先がありそうだな外周を探索して今日は上に戻る事にしよう
その後外周を見て回り何か素材は無いかと思ったが見つからなかった
いったん戻ってウナギパーティを開催する事にしよう
集落の皆も呼んでカバヤキを振る舞い親睦を深めた
ヘビのトゲは硬度9のサファイアと同等の硬さの未知の鉱物だった
他との融合性は無くこれ単体での使用しか出来ないようだ、だがこれだけの硬さだ色々と使い道はある
名称をコランダイトと付けた、サファイアの元の鉱石コランダムをもじってみたそうだ
円柱にすれば建物の柱に使えるし、小さく削れば射出物に使えそうだし、粉にすれば研磨剤にも使えるかも、用途は後で考えるとしよう
明日は外周から更に下を目指してみよう、何が待ち受けているのだろうか?、楽しみだ
翌朝食事を済ませ出発の準備を整えた
さぁ今日はもっと深い場所を見に行くとしよう
現在深度12000、この辺りから海水温度が異常に下がってきた、海水温度-20度、これだけ冷たいのに凍らないようだな、普通の生物じゃ生息できないだろうが、この惑星の生物は普通の分類には当てはまらないだろうしな
現在深度15000、海水温度-30、生体反応!
でかいぞ!全長5000メートルもある巨大な魚?のような生物だ
船体に時々コツコツ音がするのは流石に氷が発生してるせいだろう
そんな海の中を悠然と泳ぐ巨大魚は流石に怖いな
『ほう?乗り物に乗ってるとはいえ人の身でこのような場所まで来れるとは大したものだ』
(キャプテン、巨大魚からの精神感応通信を受けました)
(何だと?この声は巨大魚の物か?)
(そのようです)
『そう警戒せんでも良い、わしはこの海を治めている者だ、上の者達は海神ロ=ジュと呼んでいる、せっかくこんな所まで来たんだ少しくらい話し相手になってくれてもよかろう?』
俺達は突然海神と邂逅する事になった
次話は神々のご機嫌取りをしよう




