表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
宇宙探検家~サンタが異世界の星に落ちて来た  作者: 霙霰雹霞霧靄露雫
惑星オケアス編
26/97

25 レヴィアマリン

ニュービークルだ~

これで深海の探索も出来るぞ~



翌朝俺達は作戦会議を開いている

今日目標にするのはメイルシャークだ、全身を鋼鉄の鎧のような鱗で覆われたサメのようだ

まともに切り付けても避けられるだろうし仮に当たったとしても弾かれるだろう

頑丈な網で捕獲して浅瀬に引っ張ってから動きを封じレーザーナイフで切るのが一番ではないか?

となると頑丈な網を用意しないと始まらないな

チタニスリル合金にコラルタイトを混ぜて強化した網を用意しよう

俺が釣り役をやり浅瀬に近い場所で網を射出、捕らえたら皆で引っ張るこの作戦で行ってみよう

問題はどうやっておびき寄せるかと言う事だったんだが、俺の事を見つけると猛スピードで襲ってきた

これなら捕まえるのは出来そうだ、網を射出して捕らえる、すかさず合図を出して引っ張る

俺も浅瀬に戻り引くのを手伝う、メイルシャークは浅瀬に引き上げられていく

水深が浅い所まで一気に引っ張り身動きが取れなくなった所をブラスターで頭を撃ち抜く

スキャンの結果メイルシャークの表皮は未知の金属で出来ているのが分かった

レブナントはメイルニウムと名付けていた

理由は軽くて丈夫で錆びないからと言っていた

まぁ良い、これも混ぜれば強い合金が出来そうだ

後は肉が食えるのかどうかだな

集落の人に聞いた所、肉は淡白で料理の幅が効くらしい、色々と作れそうで何よりだ

ただ腐りやすいので早めに食べないと駄目になるそうだ

なら大量に捕獲するのはやめておくか

午後は更に下の様子を見に行くとしよう、あまり深く潜ると何が生息しているか分からないので危険が伴う、十分な安全マージンを持って潜るとしよう、居残り組にはメイルニウムの合金で装備の強化をして貰う事にした、俺も戻ったら強化をしよう

水深500メートルを超えてきた、光は不思議と届いているようだ、普通ならもう真っ暗になってると思うんだが、この惑星の水は何か特別なんだろう、未知の物質が含まれていた事もあるしな

更に深く潜ると新たな生命反応があった、これはクラゲかな?それと海藻?が壁一面に生えている

スキャンの結果、クラゲはバブルジェリーフィッシュで未知の物質の反応は無く無害と出たので放置しよう、問題は海藻の方だ、コンソメケルプと書いてある

これ食うとコンソメ味なのか?いくつか収穫して調理してみよう

よし、ここらで戻る事にしよう、俺達は大量のコンソメケルプをゆらゆらさせながら戻った

まずは集落の人に知ってるか聞いてみよう

かなり珍しいが時々浜に上がるそうだ、煮込むと良い出汁が出るそうだ

サメをケルプで煮てみよう

「頂きます」

「「「「頂きます」」」」

これうまい~良い出汁が出てるしサメ自体もうまいぞ~

「美味しいです~」

「これカバヤキ風にしても合うかもしれないわね」

「それ賛成~」

「...美味」

資源も採れるし食材も美味しいなんてこの惑星は良い場所だな~

(キャプテン、深海に巨大生命体反応があります、深度2000メートル付近、全長凡そ1000メートルほどの巨大生物です)

(何!それはこっちに来てるのか?)

(いえ、深海を通り過ぎていきます、形状は巨大な魚だと思われます)

(そんなのが近くを泳いでるのか、この惑星の生態系がどうなってるのか興味はあるが見つかったら食われて終わりだな)

(そうですね、まだ温厚なのか好戦的なのかも不明ですし、手を出さないほうがよろしいと思います)

(分かった、報告ご苦労)

「今レブナントから深海に巨大生物が泳いでいたのを検知したそうだ、こっちへ向かってくる訳じゃないが十分注意するように」

「「「「「はい」」」」」

今日はスーツや装備の強化をして休むとしよう

拠点周辺に強化した探知機を設置して警戒しておこう


翌朝、特に何事も無く朝を迎えた

探知機の深度は3000メートルまで対応可能になっているが、反応が無かったと言う事は巨大生物はたまたま上まで来ていたと言う事だろうか?もしくは何かを追ってきていたという可能性もある

海の中では壁から離れないように探索するのが良いだろう

今日は更に深くまで潜ってみよう、目標は1000メートルの深海だ

俺とアデリアとアエラで潜っていく、500メートルまでは問題ない、コンソメケルプが生い茂っている、更に深く潜ると急に辺りの景色が変わってきた、700メートル付近に来ると非常に明るい

壁を見ると何やら光る生命体が検知された、ライトフィッシュと言うその物ずばりだ、光る魚

食用には向かないそうだ、観賞魚のようだ、こいつのおかげでこの辺りは非常に明るい、珊瑚も壁に張り巡らされているしコーラルシェルも群生しているようだ、よしもう少し深く潜ろう

深度900メートル付近、この辺りから徐々に暗くなってきた、流石に光が届かなくなってきたようだ、それでもふつうはここまで明るくはない、おっと、あれはなんだ?何か生命反応がある、全長100メートルほどの魚か?、スキャンした結果ストーンホエールと言うらしい、背中に石をくっつけているようだが、何かの鉱石かな?もう少し近づいてスキャンしてみる、やっぱりだ、未知の石である事が分かった

だが採取するのは難しいだろう、大人しい性格だったとしても背中にくっついた石を剥がそうとしたら抵抗されるんじゃないか?、一応近づいても大丈夫か確認してみよう

おっ流石に俺みたいな小さい生き物を相手にはしないか

背中に乗ってみる、無反応だ、石の所まで来てみた、固い石だがレーザーナイフでちょっと切ってみる

おっ!反応が無いぞ、このまま塊を切り離してみよう

無事に切り離し完了!石の重さがかなりあるぞ、これこいつの重り替わりとかか?だとすると一杯採るのはさけた方が良さそうだな、ある程度の塊を採ったら戻る事にしよう、何しろ重いしな

無事に上まで戻って来れた、早速この未知の石の解析をしよう

「キャプテンこの石は比重が大きくまた圧力に強い性質を持ってますね、更に高温で熱すると加工がしやすいという点も特徴ですね、メイルニウムに混ぜると新しい合金が作れそうです、なので石の名前をホエライト、合金の名前をホエイルイト合金としましょう、重さが少し増えますがそれでも軽く丈夫で錆びず圧力に非常に高い性質を持っています」

「次々に新素材が手に入るな~、これでもまだまだ数日探しただけだぞ、更に深くや海の底に行けば何か見つかるんじゃないか?、だが生身で潜るには限界がある、そこで水中探索用ビークルの制作をしようと思う、材料は今まで手に入った物を使用して武装は攻撃用と捕獲用と採掘用の3タイプを考えている、更に海上にて小型艦載機による上空からの支援偵察も可能なビークルだ、その名もレヴィアマリンだ」


水中探査用ビークル


レヴィアマリン

全長20メートル

全幅7メートル

全高5メートル

水上及び水中:大型ジェット水流装置4機

光子魚雷発射管・レヴィアランス4門

超高圧水射出装置・アクアトライデント2機

強化捕獲網射出機・キャプチャーメッシュ2機

採掘用分子振動機・マイクロトロン2機

小型対潜哨戒機・ルナティックアイ1機

高性能作業用アーム4機

最大搭乗員7名

最大積載量5トン

水上巡航速度時速350キロ

水中巡航速度時速180キロ


これはなかなかの性能だな

外壁には例のお守りと同じ効果を持った物質でコーティングしてあるし

チタニスリル合金とホエイルイト合金を使用してるから計算上深海3万メートルの圧力にも耐えられる設計だ、武装もこれだけ揃っていればよほどの化け物相手じゃなければ何とかなるだろう、捕獲や採掘が出来るようにも設計したし、出来上がるのに2日かかるのが残念だな

まぁ大人しく出来上がるのを待つとするか


次話は深海に挑みます


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ