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宇宙探検家~サンタが異世界の星に落ちて来た  作者: 霙霰雹霞霧靄露雫
惑星オケアス編
25/97

24 周辺探索開始

まずは周辺探索からだ~



拠点の設営は終わった

この未知の海で活動するには海に生息している生物の生態を知らなければ不可能だろう

まずは偵察用ドローンで調査をしてみるか

ジャベリンフィッシュに貫かれそうな気がする

そう言えば彼等はどうやってジャベリンフィッシュの攻撃を防いでいるんだ?

だめもとで聞いてみるかな

「すみません、ちょっとお尋ねしたい事があるのですが良いでしょうか?」


「なにかね?」


「ジャベリンフィッシュの攻撃をどうやって防いでいるのか知りたいのですが聞いても良いですか?」


「ああ、その事か、別に構わんよ、我々はお守りを持っているんだ、海の神からの贈り物、海神の守護と呼んでいる物だ、これだよ」

そう言って首から下げているネックレスを摘まんで見せている

あれはお守りだったのか、見た感じ何かの宝石に見えるな

「それは何で出ている物なのですか?私達も入手は可能でしょうか?」


「これは海神様の鱗から作られた物だ、貴方たちが入手する事は不可能ではないかと思う、我々は海神様から直接頂いたのだ、まだあるがそれは我々の子孫への贈り物なのだ、よその者に譲る事は出来ない」


「そうですか、それじゃ仕方ありませんね、別の方法を考えてみます」


「力になれなくて済まん」


「いえいえ、気にしないで良いですよ」

さて、どうしようかな

(レブナント、彼等のお守りは複製可能か?)

(スキャンした所未知の周波数を発生させていました、その周波数をあの魚は苦手としているのでしょう、未知の周波数を解析していますがかなり複雑な為少し時間をください)

(分かった、解析に専念しててくれ、こっちはまず水質と土壌調査から始めるよ)

(了解しました)

「アデリア、安全な場所で水質と土壌調査から始める事にした、ジャベリンフィッシュが襲ってこない場所での調査のつもりだが、他にも何か居るかもしれない、十分注意して調査するぞ」

「分かりました、念のため装甲板を用意しておきましょう、襲われたとしても直撃は避けられるでしょう」

「そうしよう、では準備して調査に取り掛かるぞ」

厚さ2センチの装甲板を用意して水辺の調査を開始した

水の成分にも未知の物質が含まれている事が分かった

次に土壌調査もしておこう

やはりこちらも未知の物質が含まれている

(キャプテン、お守りの解析が完了しました、水や土壌に含まれている未知の物質を使用すれば生成する事が可能です、ですが多少効力は落ちるようです、オリジナルにはまだ何か秘密があるようですが現時点では解析不能です)

(分かった、いったん水と土壌を持ち帰ってお守りのレプリカを作ろう)

「アデリア、いったん上に戻るぞ」

「了解です」

上昇中に襲われないかと思ったが陸地周辺には近づかないと言う事だろう、あのお守りの材料が保管されていると言っていたし、陸地上空だけは安全地帯のようだ

持ち帰った水と土壌を使いお守りのレプリカを作る

有効範囲がオリジナルの物より半減しているそうだ、それでも半径10メートルは保証された

後は念のためにチタニスリル合金製のシールドを作っておいた

未知の物質はレガルタインと命名された

探知機の強化に使用できるそうだ、今までは不可能だった海中深くの探査も可能になるし地中もかなりの深さまで探査が可能になるそうだ、土壌からもっと採取してきて欲しいと注文が出た

これなら未知の金属も見つかるかもしれない

今度は皆で下へ降りる

集落へ挨拶を済ませ、いよいよ海の中の探索だ

俺とアデリアとアエラに来てもらう、残りは拠点付近で土壌の採取をお願いした

海の中は浅瀬がかなり広いようだ、水深3メートルほどの浅瀬が50メートルほど続き突如数百メートル級の深さに変わる

スキャンするとジャベリンフィッシュも泳いでいるようだ

他にはコーラルシェルとかメイルシャークとかが発見できた

どっちも素材として何かしらありそうだな

サメはそこそこ厄介そうだ、水中ではブラスターが使えないしアルティメットじゃ何もかもなくなる

コーラルシェルを狙ってみよう

こいつは基本移動しないようだし、壁に張り付いて取れないと言う感じだ

力いっぱい引っ張ってみるがびくともしない

こんな時の為にレーザーカッターを用意しておきました

こいつで接合部を焼き切ってみよう

しばらく作業をしているとゴバッ!と貝が開いた

流石に攻撃されてると感づいたようだ

だが貝が開いただけで特に何もしてこないようだ、このまま壁から剥がしてみよう

切断が終わりコーラルシェルを壁から剥がしてみた

すると貝がバクッ!と閉じた

何の意味があったのか?周りを見回してみる

特に変わった所はなさそうだ、一度上に持って行って調べてみよう

無事に浜まで戻ってきた、マーレスケイラー族にこの貝について聞いてみると、こいつはまずくて食えないので我々は取る事が無い貝だそうだ、殻が固くて取るのに苦労するし殻も役にも立たないし全くの邪魔者扱いだそうだ

これが何かしら資源になるなら俺達にとってはありがたい、幾らとっても良いと言う事だしな

早速拠点に戻り成分の調査をしよう

「キャプテン予想通り未知の物質が検出されました、しかも水や土壌から出た物と別種の物です、更にまずいと言われている身ですが、こちらは身が固く味も無いようですし栄養もほとんどありません、ほんとにまずそうな身ですね、未知の物質はコラルタイトと命名しました、特徴は耐衝撃性能です、これをチタニスリル合金に配合すれば耐衝撃能力が格段に上がります」

「おお、すごい物質じゃないか、スーツに使えばジャベリンフィッシュの突撃も防げるか?」

「はい、全く問題ないほどの強度を見せるでしょう、なので皆さんのスーツをアップグレードする事をお勧めします」

「早速のアップグレードが来たか、材料は足りるのか?」

「コーラルシェル1匹からでは足りませんね、最低でも5匹分は必要になるでしょう、予備として確保したいですしあればあるだけ良いと思います」

「なら俺のスーツを強化して獲りに行ってくる」

「宜しくお願いします」

俺のスーツを強化して貝捕りに出かける

いくつか獲ってるうちに気が付いた事がある

貝が開いた時と開いてない時があった

違いを考えてみた、レーザーナイフで貝殻自体を傷つけた時は貝が開いていた

試しに張り付いてる壁を丁寧に切除した際には開かなかった

何か変化があるかもと開かなった貝を調べる事にした

「キャプテン、これは発見ですよ、開かなかった貝の身がとても栄養価が高くうま味成分が豊富な事が分かりました、この身はとても美味しいと判断できます」

「おおお、それは大発見じゃないか?試しに焼いて食ってみよう」

「「「「「賛成~」」」」」

突如浜辺でバーベキューが開催された、いくつも取ってきたコーラルシェルの身を焼いていく、この身は全長1メートルほどもある貝から取れる身だ重量で1キロ近くの重さがある、それを豪快に浜焼きにしていく、調味料は香り付けに少量の醤油と貝に含まれる塩分だけで良い

辺りに香ばしい良い匂いが漂っている、これは絶品の予感

「大いなる海の恵みに感謝を込めて、いただきます」がぶっ!

うを~、肉厚でジューシーで濃い味だ、貝のうま味と醤油の香ばしさが加わって実にうまい!

あらゆる貝のうま味があるような錯覚がするほどうまいな

「おいしい~」

「お鍋にしても美味しいかしら?」

「ご飯と炊き込んでも良いかも~」

「...美味」

皆大喜びだ

ふと視線を感じてそちらを見るとコォーレイア達がこちらを見ていた

「そのうまそうな物は何か聞いても良いかの?」

「一つ条件があります、この食材を採取する許可をください」

「ふむ、それでそのうまそうな物の事を教えてくれるなら良いじゃろ」

「これ実はコーラルシェルなんですよ、採取の際に気を付けないといけない事があるんです、それも詳しく説明しますね、なので許可の方宜しくお願いしますよ」

「なんと!それはまことか、良いじゃろ良いじゃろ、それでこのうまそうな物が食えるなら問題ないわい」

俺は採取の際に気を付けなければいけない事、取るのに適切な道具が必要だろう事、余った貝殻は貰えないか交渉した

結果として貝殻は貰える事になった、道具に関してはレブナントと相談して適切な道具を作って提供する事になった

俺としては何とありがたい事か、これで貝殻は手に入るだろうし、身も自分達で捕った分に関しては食えるわけだからな、何とも順調に進んでよかった


次話はニュービークル登場~


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