表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
宇宙探検家~サンタが異世界の星に落ちて来た  作者: 霙霰雹霞霧靄露雫
惑星レイアー編
17/97

17 アップデート...しすぎ!

船に設備に装備もまとめて強化だ~



食事を済ませのんびりする

傍らにはカリンちゃんが付いている

今日はカリンちゃんの日だ、分かってはいるが見た目が幼いからな~これで成人してるんだから問題は無い

ニコニコと微笑んでいる顔は天使だ

「カリンちゃん大丈夫?」


「はい、皆さんから色々と教わりましたし覚悟もしてます、それにサンタ兄さん、いえサンタさんの正式なお嫁さんになりたいです」


「わかった、こっちへおいで」


「はい、よろしくお願いします」

皆から色々と教わったとは聞いたがほとんどがアフデリアの入知恵だったようだ

全く余計...ではないけど吹き込みやがって

その夜はカリンちゃんと楽しく過ごせたから良いか

翌朝メイドが来る前に起きて身支度を済ませる

「おはようございます旦那様」ぽっ


「おはようカリン」

正式な嫁になったので名前だけで呼んで欲しいと言われた

カリンの方も俺の事を旦那様と呼ぶ事にしたそうだ

「今日の予定はどうするんですか?」


「今日は資源の回収と装備の配備と強化をしようと考えている」


「では上に行くんですね」


「夜までには帰ってくるよ」


「はい、皆で美味しいご飯を作って待ってますね」

ここでドアをノックする音が聞こえた

「ご主人様起きてらっしゃいますか?」


「ああ、起きてるよ」


「昨日は可愛い子とお楽しみでしたね」


「うるせぇよ!カリンも起きてるんだぞ」


「あらそれは好都合では?、それでは朝食の支度をしてきます」


「わ、私も一緒にしてきますね」カァ!

顔を真っ赤にしながら逃げるように部屋を出て行った

アデリアのからかい方が酷くなる一方だな

今度たっぷりとお仕置きしてやらないとな

それはさておき今日の朝食も美味しかったな~


皆に留守を任せて俺は資源の回収と装備の開発と行きますか

まずは採掘場からミスリル銀を取ってこよう、どれくらいの量を確保できてるか楽しみだ

現地へ来て見ると、作業ドローン達が鉱石を掘り精錬し保管庫にミスリル銀が大量に積まれていた

(これは凄いな、すでに数トンあるんじゃないか?)

(キャプテン、正確には3.24トンです、それと魔鉄が10トン超えてますし、これは魔石ですね大小さまざまな魔石が袋に詰まってますよ、100個以上はあるようですね)

(3トン超え!やべぇ魔鉄と魔石まで大量とか凄くないか?)

(作業ドローンの優秀さと立地条件と防衛力の成せる業とでも言いましょうか)

(どっちにしろすげぇよ、流石に全部持って行けるだけの容量が無いな、ミスリル銀を全部と魔鉄を4トン、後は魔石を持って帰ろう、これだけあったら船の修理と装備の制作が思いのままじゃないか?)

(そうですね、早めに船の完全修理は終えたいですね、これだけの材料があれば可能だと思います)

(よっしゃ~早速積み込んで帰るぞ~)

作業ドローンにドラグドライドへ積み込み指示を出し積んでいく、ミスリル銀はまだ掘れるようなので掘れるだけ掘っておくように指示を出しておいた

ドラグドライドの操縦が少し重い、積載量限界近くまでそうそう積む事は無いからな~

嬉しい悲鳴ってやつだな~

天空の島へ戻って来た

「キャプテン、万能3Dプリンターをアップデート出来そうです、是非やりましょう」


「おっ?今より便利になんのか、良いね~早速見てみよう...なるほど、ミスリル銀と魔鉄と魔石を素材として使用する事で、より高度な物を作れるようになるんだな、やってみよう」

まずは材料を入れてアップデートパーツを作る、次に出来たアップデートパーツを組み込んでシステムをリンクさせる、最後に魔素を組み込む新たなパーツを作成して取り付ける、これで完成だ!

魔素供給万能3Dプリンターが出来た~

「キャプテン、これは凄いですよ、今までの物より高い性能を持った素材が作れます」


「ほうほう、どんなのが出来るんだ?」


「例えばチタニウム合金とミスリル銀の合金が作成可能になってますね」


「おいおいまじかよ、強度が高いのに更に上位の物が出来るのか、やべぇ楽しくなってきた」


「さしずめチタニスリル合金と言った所ですかね」


「ただくっつけただけじゃね?」


「他に良い呼び名を思いついたと言うならお伺いいたしますよ?」


「...悪かったチタニスリル合金で良い」


「ではこれを船の外壁材として採用しましょう、耐熱、耐腐食、耐衝撃、耐圧性能がどれも1.2倍~1.7倍の性能を見せています」


「性能がパネェ、なぁなぁ武器は何かできないか?」


「武器もですがリアクターも製造できますね、後タクティカルスーツのアップデートもですね」


「なんだと!まさかシューティングスターマークⅢのアップデートか?」


「ええそうです、マークⅣに出来そうですね」


「キタコレー!!!」


「キャプテン嬉しいのは分かりますが重要度から見てリアクターからお願いします」


「分かってるよ、まずはリアクターの作成をしよう、使える電力が増えると色々出来るしな」

俺はメインリアクターを高性能なリアクターに取り換えるべく作成を開始した

材料はかなり使ったがまだまだ余裕がある、高性能リアクターをメインにして今までのはサブリアクターに、サブ2機は船内の生命維持機能に使用する事にした、高性能リアクターを加えての電力はおおよそ3倍ほどに増えた、さぁ次はスーツだ~

かくしてシューティングスターマークⅣが完成した

着てみた感想はやべぇこの一言だ

望遠機能に魔素感知機能と言うのが備わった、遠くの魔素の塊をハイライトして見えるようになるようだ

空中の魔素に関しては感知できないようだ、魔素が溜まってるもしくは強い魔素を備えている魔物を発見できると考えればやべぇ事は分かるだろう

さぁさぁお次は武器行って見よ~

なんだこれ?うわ~これやべぇ兵器じゃないか


アルティメットキャノン・バーストフレア

可変スコープ装備4倍~1024倍、究極殲滅砲、最大射程距離10キロメートル、専用特殊弾を使用、発射後加熱された弾丸が火を噴きながら飛び、着弾点にて炸裂し辺りを火の海に変える、有効半径150メートル、更にその場で急激な上昇気流を生み出し炎の竜巻へと変化する、一瞬で業火に包まれる様はまさに地獄のようである


もう一度言おう、なんだこれ?

やべぇにも程があんだろうが!

まぁ作るけど、材料にティタノクトノンを使用するのも驚きだがこれだけの性能だから納得だ

そして出来上がったアルティメットキャノンはかっこよかった

特殊弾を見た感想はちっちゃなミサイル?とか思ったよ

使う相手なんて居ないだろうが、もしもの為ってやつだよ

そうだな~アデリア用の射撃武器も作っておこうかな

あいつ接近戦用の武器しか持って無いしな

取り回しが良くて性圧力があるのが良いかな~

これ良いんじゃないかな


レイストーム・ホークアイ

魔素充填光線銃、最大射程500メートル、カートリッジに魔素をチャージし光線を発射する、チャージ数に応じて発射数が異なる(最大発射数5発)、光線は狙った獲物を追尾して撃ち抜く驚異の命中力を誇る、小型で持ち運びに便利な点も利点である


こいつを2丁用意して持たせておこう、予備のカートリッジも作っておけば玉切れの心配も無いだろう

いや~かなり装備が充実したな~

「キャプテン、マッドアングラー全体を強化するにはミスリル銀が足りませんね、大きな穴が開いた箇所は修復可能ですがやはり全体を強化しておきたいですね」


「ああ、すぐには材料が集まらんだろうから3日後くらいにもう一度行ってミスリル銀を運ぶとしよう」


「そうですね、それだけの量があればぎりぎり足りると思います」


「良しそれじゃ戻るとするか~」


「お気をつけて行ってらっしゃいませ」

俺は妻達が待つ家に戻って来た

バタンッ!

「「「大丈夫ですかっ!」」」


「うわっどうしたんだ皆?」


「実は先ほど村の外で商人が魔物に襲われたんです」

「村からそう遠い距離では無いので心配になりまして」

「旦那様に何かあったらと思うと」

「ご主人様にもしもの事があったら、この世は終わりですよと言って安心させようとしたのですが」


「大体分かった、安心してお良いよ俺は無事だし魔物なんかにやられたりしないよ、そうだアデリアこれを持っておけ」

レイストーム・ホークアイを2丁渡しておく

「まぁご主人様ありがとうございます、なんて素晴らしい造形なんでしょう、性能も申し分ないですし、表面に茨と薔薇の装飾まで施されてます」


「好きそうだったからな、それとエアロバイクはアデリアに預けておく自由に使って良いぞ」


「ありがとうございます、このご恩に報いる為今日はサービス致しますよ」

その言葉を聞き3人は真っ赤になった

ああ、そう言う事か、まぁ元がアレだからな後のお楽しみにしておくか

家に入り夕食を済ませた後アデリアがやって来た


次話は何やら不穏な空気が漂って来てるぞ


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ