10 ポルテ、レノア、カリンの告白
なんでこうなった?
暇だ....チョーヒマ
アデリアめ~ポルテちゃんに余計な事吹き込んでないだろうな~
ものすごく不安だ
2時間ほど経った頃
「ご主人様、只今戻りました~」
「やっと戻って来たか、一体何を話してたんだ?」
「女子会の内容を殿方にお教えする事は出来ません」
「余計な事を吹き込んで無いだろうな」
「...大丈夫ですよ、バッチリです」
「今の間は何だ、何がバッチリなんだ?」
「もうご主人様は心配性ですね~ちゃんとポルテ様との仲を取り持ちますから安心して下さい」
「ほんとだろうな、いまいち信用出来ないんだよな、まぁ仕方ないか」
俺はこの時考え違いをしている事に気が付いて無かった
女子会がアデリアとポルテちゃんだけだと思い込んでいた、まさかこの後あんな事になるなんて
「それとご主人様、ポルテ様から夕食のお誘いを受けてますので向かいましょう」
「おっそうなのか、それじゃ行くとしよう」
「サンタさんいらっしゃい、どうぞ中へ」
「夕食をご馳走してくれる事になってるそうでありがとね」
「その、頑張りました、喜んでくれるとありがたいです」
テーブルにはお母さんとカリンちゃんも席に着いていた
俺も席に着き、テーブルの料理を見てとても美味しそうなのが分かる、匂いがもうすでに美味しい
「サンタさんいつもポルテがお世話になってます、カリンもサンタさんのお薬が無かったら危なかったでしょうし、食材もいっぱい貰いましたしね、ありがとうございます」
「いえいえ、こちらこそポルテちゃんにはお世話になってますよ、カリンちゃんの薬は偶々手元にあったのを使っただけです」
「ふふふ、それでもとても助かりました」
何故だか椅子をこちらに近づけて来た、それを見たポルテちゃんもスッと椅子を近づけて来た
「あの、これはどういう状況でしょうか?」
「まぁご主人様はモテモテですね~、カリン様は後で良いそうです、後でたっぷりお相手してあげて下さいね」
「おいアデリアお前何かしたろ、白状しろ!」
「私がした事なんて一緒にご主人様のお話をした事と、一緒に料理を作った事だけですよ」
「俺の何を話した?」
「サンタさんアデリアさんを攻めないで下さいな、私達が無理やり聞き出しただけですから」
「ポルテちゃんのお母さん、そのあまり近づかれると食事がしにくいと思います」
「まぁ私ったらまだ名乗って無かったですわね、レノアと言いますこれからはレノアとお呼び下さい」
「ええ?ますます状況が分からなくなってきた」
「それよりも食事をしましょう、はい、あ~ん」
スプーンで料理が掬われ口元まで運ばれて来た、え?まさかこれは何?どうなってこうなった?
くっ断りにくい、仕方ない
パクッうまいな
「おかあさんだけずるい~、サンタさんあたしのも食べて下さい、はい、あ~ん」
パクッこっちもうまい
「どんどん食べて下さいね」
「どうやら問題無いようですね、私は野暮用がありますので失礼させてもらいます」
「おいコラ何処に行くってんだよ!」
「ポピトア様から薬草が足りないと言う事でしたので探して摘んできたんですよ、それを納品してくるのですよ」
「そうか、それだけなのか?」
「後は薬の知識を教えて貰う約束があるだけです、ご主人様は食事を済ませておいて下さい、では行ってきます」
「あっ、おい」
「サンタ兄さん今度はカリンが食べさせてあげる、お母さん交代して」
「はい、しっかり食べて貰うのよ」
「うん、がんばる、あ~ん」
仕方ない、パクッ料理は非常にうまい、だが状況が気恥ずかしい
「サンタさん、こっちも~あ~ん」
パクッパクッパクッ
「ごちそうさまでした」
「「「おそまつさまでした」」」
「アデリアはまだ帰ってこないのかちょっと遅くないか?」
「アデリアさんは薬の調合の仕方を習ってるんだよ、サンタさんに必要になるからって言ってた」
「ん?俺の必要な薬...なんかとてつもなく不安だ、ちょっとポピトアさんの所に行ってくる」
「「「いってらっしゃい~」」」
相変わらず入るのに躊躇する建物だ、だがあのクソメイドの事だ何やら悪だくみをしてそうだ
「失礼します」
「なんじゃぇ、もうきよったかぇ、もう少しで出来るでな、ちょいと待っとれ」
「後はこれを混ぜれば良いのでしょうか?」
「そうじゃぇ、ゆっくりとな、あせるでないぞぇ」
「はい.....これでどうでしょうか?」
「うむ、ええよ、それで完成じゃ、密封出来る容器に移しときな」
「いったい何の薬を作ってたんだ?」
「ふぇっふぇっふぇ、お前さんが元気になる薬じゃよ、レノア達を養うんじゃろう、だったら必要じゃからのぅ、ついでにレノア達も良くなる薬も調合しといたからのぅ、これで貸し借りなしにしといて貰うかのぅ」
「は?どういうこと?まさか...アレって事?」
「もう!要するにご主人様の精力剤と皆さんの為の媚薬を調合してたんですよ」
「うおい!せっかくポピトアさんが濁して言ってたのをストレートに言うんじゃねぇよ!」
「良いじゃないですか、どうせ必要になる物なんですから、私がちゃんと作り方も覚えましたし、無くなればその都度、私が調合致しますので安心して下さい」
「お前は何勝手にそんな物の作り方を教わってんだよ」
「お主いらんのかぇ?あの子らに負担がかからん為の物なんじゃぞ」
「えっ?そうなの?それだったら必要か、ってそうじゃねぇだろそれ以前の問題じゃねぇか、ポルテちゃんは良いとしても他の2人はそう言うのじゃないし」
「まだ決断してなかったんですか、ちょっと皆に確認を取りに戻って方が良さそうですね、ではいったん戻りましょう、いえ、薬の事もありますし先に戻ってます~」
そう言って出口から出て行った
「あ、こらまて~ポピトアさん失礼します」
「ふぇっふぇっふぇ、騒がしいこった、だが問題あるまい、あの子らを頼んだぞい」
あのクソメイド速いな追いつけん、高性能なだけはある、道行く人が邪魔で高速移動が出来ない
ふーふーやっと戻って来れた
「お帰りなさいませご主人様、こちらの話は纏まりましたよ」
「....どう纏まったのか聞くのが怖い」
「まぁそうおっしゃらずに皆さんの気持ちを聞いて下さいな」
買って来た服と髪飾りを付けたポルテちゃんが前に出た
「最初に会った時は女の子の扱いが雑だったけど、すごく優しくしてくれたし色々と手助けもしてくれました、段々サンタさんが居ないと寂しく思うようになりました、あたしはもうサンタさんが居ないと生きていけません、責任取って下さい!」
えええ?まぁ確かに好かれるようにして来たけどさ~、拒否する理由は無いな
次はレノアさんが出て来た
「私は娘がお世話になってる人という印象でした、主人を7年前に亡くし子育てに奮闘しカリンが病気になってからは看病が大変でした、そのカリンもサンタさんが特効薬で治療をして下さったおかげで完治する事が出来ました、とても感謝しています、安心したと思った時ふとサンタさんに惹かれている自分が居る事に気が付きました、私の様なおばさんから好意を持たれても迷惑かもしれませんが自分の気持ちに気が付いてしまったら抑えられなくなりました、娘とも話し合って独占しないなら一緒に愛して貰おうと言って貰いました、ですので私も愛して下さい、お願いします」
うわ~レノアさん美魔女系だから迫られると断りにくいんだよな~断る理由は無いんだけどな
最後はカリンちゃんが出て来た
「私はたいして接点が無かったけど命の恩人として姉の恋人として応援しようと思ってました、毎日姉がサンタ兄さんの事を話してくれました、とても嬉しそうに楽しそうにしてました、そんな姉を見ながらサンタ兄さんを見ていたら私も仲間に入りたくなりました、どうしようかと思ってた時にアデリアさんがやって来てサンタ兄さんの事を聞きました、私も混ざりたいその一心で姉に告白しました、私もサンタ兄さんの事が好きになったと、姉は皆一緒に愛して貰おうって言ってくれました、私の体は病気のせいで成長が遅く小さいけどもう成人してます、私も一緒に愛して下さい」
うそ~カリンちゃん成人してたの?てっきり12歳くらいだと思ってた、この村というかこの世界では15で成人らしい、そうか~まだ小さいと思ってたんだけどな大人だったのか~断る理由はやっぱり無いよな、うん、合法だよ?
「皆の気持ちを聞いたのにここで逃げたら最低のクズだな、分かった皆まとめて俺が責任取る、皆愛してるよ」
そっと皆を抱き寄せた
「「「不束者ですがよろしくお願い致します」」」
その後はアデリアも加わりローテーションの話で盛り上がっていたようだ
俺は第2回女子会を開くと言うので自宅へ追いやられた
暴走メイドロイド、アデリア
次話も暴走予定




